- 販売開始日: 2019/02/05
- 出版社: KADOKAWA
- レーベル: 角川ebook nf
- ISBN:978-4-04-105814-5
届かなかった手紙 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び (角川ebook nf)
著者 著者:大平 一枝
「いま、シラードを知っているアメリカ人はほとんどいない」――。巨大な爆弾製造の可能性を予見し、「ナチスに対抗するために、アメリカでも原子力爆弾の研究が必要です」とアインシ...
届かなかった手紙 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び (角川ebook nf)
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商品説明
「いま、シラードを知っているアメリカ人はほとんどいない」――。
巨大な爆弾製造の可能性を予見し、「ナチスに対抗するために、アメリカでも原子力爆弾の研究が必要です」とアインシュタインに手紙を書かせた米国人研究者、レオ・シラード。彼は原爆投下の直前、トルーマン大統領宛に、無警告使用に反対する七〇名の科学者の署名を集めた。製造をたきつけておきながら、なぜ使用を止めようとしたのか。そんな人物がなぜ歴史から葬られているのか。署名はどうなったのか。
本書ではシラードの署名にサインした科学者をはじめ、彼を知る人物を中心に直接取材を実施。彼の名が消えた理由、そして、総費用二兆円、関わった労働者11万人余と言われるマンハッタン計画の本質。それはすなわち原爆とはなんであったかという問の答えでもあった。
※本書は2017年10月27日に配信を開始した単行本「届かなかった手紙 原爆開発「マンハッタン計画」科学者たちの叫び」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)
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終戦記念日に読みました。
2021/08/15 17:26
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投稿者:ひささん - この投稿者のレビュー一覧を見る
科学者のインタビュー部分が印象に残りました。投下について核心に触れられるのを皆嫌がるのは、人としての後悔があるからだと自分は読み取りました。研究の効果を知りたくない者はいないし、どう感じたかはその後の進路が物語っているとおもいます。ルポルタージュとしては私情が入りすぎという意見もありますが人の感情に寄り添える書き手さんです。