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言鯨【イサナ】16号
著者 九岡 望
神“言鯨(イサナ)”によって造られたとされる砂の時代。骨摘みのキャラバンで働く歴史学者志望の少年・旗魚(カジキ)は、裏の運び屋・鯱(シヤチ)と歴史学者・浅蜊(アサリ)に出...
言鯨【イサナ】16号
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言鯨16号 (ハヤカワ文庫 JA)
商品説明
神“言鯨(イサナ)”によって造られたとされる砂の時代。骨摘みのキャラバンで働く歴史学者志望の少年・旗魚(カジキ)は、裏の運び屋・鯱(シヤチ)と歴史学者・浅蜊(アサリ)に出会う。接近を禁じられた言鯨の遺骸の調査に赴くという憧れの人物に同行することになり胸躍る旗魚だったが、遺骸を見た浅蜊が妙な言葉を口にした瞬間、世界が一変し始めた――。
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紙の本
高校生の時に出会いたかったファンタジー系SF
2019/07/01 22:16
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投稿者:オオバロニア - この投稿者のレビュー一覧を見る
「言骨」を資源として砂漠で生きる人々と、創造主「言鯨」を巡る物語。魅力的な造語とラノベのような軽快な語り口に始まり、崩壊する世界に抗う主人公とその仲間達、世界のはじまりの核心に迫った先に見えたものは―ってな具合で高校生の時に読んだら確実にドハマりしてたSF。
他の作品で例えるのは若干失礼な気もするけど、ラピュタと自生の夢を混ぜて、ライトノベル風味で割ったような(適度な情報密度でとにかく読みやすい)小説。砂に囲まれた世界観・個性豊かなキャラクター・言鯨と蟲と人の生活、それぞれの要素が良い具合に噛み合ってて面白かった。