戦争論 下
戦争論 下 (岩波文庫)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
ナポレオン一世により本質的な変貌をとげた戦争形態たる国民戦争を精密に分析して,近代戦争の特質を明らかにした戦争哲学である.なお,戦史の理論的問題に正しい視点を提示し,戦争と政治・戦争の原型・戦争の本性を明らかにする.軍事専門家のみならず,エンゲルス,レーニンなどにも多くの影響を与えた.
目次
- 目 次
- 第六篇 防 御(続き)
- 第二一章 森林地防御
- 第二二章 哨兵線方式
- 第二三章 国土の関鍵
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
難解な書しかし、戦争の本質を突く
2007/04/18 00:01
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:濱本 昇 - この投稿者のレビュー一覧を見る
中巻の感想で著者は、攻撃より防御に重きを置いている。理由は、防御に多くの頁を割いているからと述べたが、それは間違っていたようだ。下巻において、防御と同等に具体的に多くの頁を割いて、攻撃について、述べている。しかし、防御をまず取り上げ、その後で攻撃を記載している所から著者は、やはり戦争においては、防御に重きを置いていると理解した。
さて、下巻の主題は、第八編戦争計画である。ここで、戦争の計画、目的、効果等、机上の戦争論を繰り広げる。正直言って、著者が何を述べたかったのか?私には理解出来なかった。この理解は、次に読む「戦争論の解説書」に委ねる事にしたい。
戦争論上、中、下巻を読み上げたが、内容は難解で私の読解力では理解におぼつかなかった。