西洋菓子店プティ・フール
著者 千早茜
下町の西洋菓子店を舞台にしたキュートな連作短編集下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。甘やかで、ときにほろ苦い連作短編集。...
西洋菓子店プティ・フール
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商品説明
下町の西洋菓子店を舞台にしたキュートな連作短編集
下町の西洋菓子店の頑固職人のじいちゃんと、その孫であり弟子であるパティシエールの亜樹。甘やかで、ときにほろ苦い連作短編集。
フランス菓子作りを修業したパティシエールの亜樹は、
菓子職人の祖父のもと、下町の西洋菓子店「プティ・フール」で働く。
女ともだち、恋人、仕事仲間、そして店の常連たち――
店を訪れる人々が抱えるさまざまな事情と、それぞれの変化を描く連作短編集。
巻末にパティシエール・岩柳麻子との対談を収録。
解説・平松洋子
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西洋菓子の小説が読みたくなったらこの本!
2021/06/24 20:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おいな - この投稿者のレビュー一覧を見る
お菓子の様々な表情と人間模様が深く描かれていて甘美な読後感です。西洋菓子の甘さが口に広がる様な気がして読む手が止まらなくなりました。連作短編集で主人公の視点が変わります。読んでいて、この人はこの時こう考えていたのかと考えさせられます。装画もシックで素敵です。
西洋菓子、仕事、恋愛、人間模様、少し苦くて濃厚な一冊でした!
お菓子作りと人生の甘さ・ほろ苦さを感じるお話
2019/02/25 12:23
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこすき旅人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
祖父の昔ながらのお店で働く主人公の女性は、結婚前提につきあっている男性がいるが、お菓子作りや新しいお店のアイデアにのめりこむあまり、おざなりになって祖父母から心配されています。そんな主人公の女性、祖父母、婚約者の男性、洋菓子店に訪れるお客さん、前のお店の後輩などの心境の変化や日常の変化を、甘いけれど種類によってはほろ苦く、お酒のパンチが効いたお菓子を登場させながら、描いているお話です。
好きな人とうまく接することができないもどかしさや仕事に対する不安、将来に対する不安、誰もが一度は体験したことがあることをお菓子の甘さや制作過程などから表現しているところが、とてもよかったです。色々なお菓子の紹介もあり、街の洋菓子屋さんに寄ってみたくなる本でした。
謎は謎のまま
2022/05/09 12:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nap - この投稿者のレビュー一覧を見る
菓子店の話だけど、甘くなかった。
むしろビターな感じのお話。
出てくるお菓子は甘そうだけどね。
主人公の女性は自分勝手だよね。
ご両親は?
洋菓子を食べたくなる小説
2019/03/23 10:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
短編なので隙間時間に読みやすく、登場するお菓子がいかにも美味しそうで、想像しながら読んで楽しめました。パティシエの作業過程を知ることができたところも良かったです。甘いだけでない人間関係とお菓子がリンクしていて、おしゃれな小説でした。読み終わったら、昔ながらの素朴なシュークリームを買いに行きたくなりました。