闊歩する漱石
著者 丸谷 才一
夏目漱石の『坊っちゃん』は、あだ名づくしで書かれた反・近代小説。『三四郎』は、都市小説のさきがけ。そして『吾輩は猫である』は、価値の逆転、浪費と型やぶりによる言葉のカーニ...
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商品説明
夏目漱石の『坊っちゃん』は、あだ名づくしで書かれた反・近代小説。『三四郎』は、都市小説のさきがけ。そして『吾輩は猫である』は、価値の逆転、浪費と型やぶりによる言葉のカーニバルーー。漱石の初期3作をモダニズム文学としてとらえ、鑑賞し、分析し、絶賛する。東西の古典を縦横無尽に引いて、斬新明快に語る、最も自由な画期的な漱石論。漱石の楽しさを語ろう!
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闊歩する漱石
2021/07/05 23:46
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
夏目漱石の作品について語ると共に、日本の古典から外国の文学作品までを引用しつつ、漱石について迫っている。
本当に多くの作品に言及しているため、漱石自体の作品数が少ないのだが、恐らく別々の漱石論をひとつにした本だと思われるので、仕方がないかも。それでもとても刺激的な本で、著者の博識ぶりがうかがえる。