- 販売開始日: 2019/02/15
- 出版社: NHK出版
- ISBN:978-4-14-005700-1
発現
著者 阿部智里(著)
累計100万部突破「八咫烏シリーズ」のベストセラー作家・阿部智里が、構想3年、満を持して書き下ろした最新長編小説。平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件。真相を求め...
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商品説明
累計100万部突破「八咫烏シリーズ」のベストセラー作家・阿部智里が、構想3年、満を持して書き下ろした最新長編小説。
平成と昭和、二つの時代で起こった不可解な事件。真相を求めて近づこうとする者たちを嘲笑うかのように謎は深まり、ほの暗い闇がひたひたと迫りくる。運命に導かれるようにしてたどり着いた先に待ち受けるのは、光明か絶望か。
鬼才・阿部智里の圧倒的な筆力と壮大なスケール感で、ジャンルをクロスして描く渾身作!
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進行形でホラーです
2020/05/16 00:44
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kochimi - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻覚の正体があきらかになって、
どこまで戦争の狂気と個人の罪を
受け継ぎ繋いでいかなければならないのか、
救いが見えないところが
一番ホラーでした……
遺伝病かオカルトか
2020/01/18 18:12
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
母と兄に見えてる見えざる者が自分にも見えるように。やがて訪れる「死」に恐怖する日々が訪れます。
精神疾患は遺伝なのか、霊現象なのか、あるいは呪いなのか。
戦中戦後と現代を舞台が行き来し話が進みます。
解決らしい事は行きついてない感はあるけど、未来に向かって一歩を踏み出します。
なぜ平成30年だったのか。
2019/07/13 14:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
幻覚だと思っていた現象が実はもう一つの現実ではなかったか、という部分の謎解き過程はうまいなと思わせる。
だが、う~ん…。
そもそも、二つの時代のうち、片方をなぜ平成30年と指定したか。
年号が変わるのに合わせて、忘れてはいけない戦争の現実の一つを持ち出した、というにはやや弱すぎる。
親族すべてが同じものを見ているなら怖さの質も変わったかなとか、そしたらさらにあと300ページぐらい伸びるかなとか、いろいろ予測はするが微妙。
八咫烏シリーズより前に読みたかったかも。
2019/02/22 12:27
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
八咫烏シリーズとのリンクはないですけどね。
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幸せに暮らしていたはずなのに…。見えてしまう。聞こえてしまう。
追い詰められ、ある日気付く。 「そんな…どうして…」と。 世代を超えて、繋がる物とは。
最後、そう終わっていいのかと思ってしまったけど、それぞれが納得出きる瞬間があったのなら、それでいいのかもしれません。
彼、彼女たちに見える「何か」
2021/04/29 22:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぷちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある日から「何か」が見えるようになった主人公。
自分がおかしくなったのではと、精神を病みかけますが、自身の母親も何かに怯えていたことを思い出します。
母は何に怯えていたのか?
まさか、自分と同じ「何か」が見えていたのでは?
その「何か」の正体を求める主人公により、戦時中に隠された「ある出来事」が明かされていきます・・・。
昭和時代と平成時代が交互に語られながら、「何か」の正体が解き明かされていくのですが、「何か」の正体が気になって、ページをめくる手が止まりません。
ただし、その「何か」の正体に救いはなく、とても重い話となっています。