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投稿者:ゆう - この投稿者のレビュー一覧を見る
今度の停車地は、中央アジアの草原地帯。
砂鉄も所属している”月氏”という傭兵集団に迎えられ、錆丸たちは羊追いの祭なるものに参加することに…。
新たに加わった言語学者の王子様アルベルトがいちいち面倒くさくて鬱陶しいです(笑) 砂鉄さんの過去話も出て来て、砂鉄贔屓としては嬉しい内容。三人組のコントっぽい絡みも相変わらず可愛かったし、月氏の設定もおもしろい。「顔は好みだ」と言っていた砂鉄さん・・・遂にユースタスを・・・。ユースタスもなんとなく、恋する乙女っぽくなってきました。ユースタスの秘密の他にも、錆丸の秘密も出て来て続きが気になります!
紙の本
砂鉄の動機
2015/09/08 11:26
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
中央アジアへと進んだ金星特急は、月氏の支配地で停車した。月氏とは、世界有数の傭兵集団にして、三本の鎖からなる国家だ。金星特急の花婿候補達を迎えに来た白鎖の三月と赤鎖の無名は、砂鉄に対して気安く話しかける。砂鉄は黒鎖の二鎖であり、彼が金星特急に乗車した動機である探し人も、月氏の人間だったのだ。
月氏のトップ・鎖様の発案で、金星特急の乗客はもれなく月氏の祭に参加させられることになる。それは、年に一度行われる月氏の構成員の入れ替え戦であり、現在の構成員との勝負が課せられるのだった。
武芸の心得のあるユースタスですら、勝負は五分という相手に対し、素人の錆丸はどう対処するのか?
どうして世界中の人々は、一部を除いて同じ言語を使っているのか?その背後に見える、純国語普及委員会とは何なのか?そんなことを仄めかしつつ、ユースタスをいじりつつ、さらにめんどくさいアルベルトを仲間に加え、段々と情報が開示されていく。
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ユータスの可愛さに驚きますよ。ユースタス単体でこれほど可愛いと思ったことはありませんでした。プリンプリンプリン!
そして、やっぱり女性でしたね。よかったよかった。魔力で周囲を騙していたとは。殿下はああ結論付けてましたが、結局のところ力を使うと眼の色が変わる(文字どおり)んでしょうかね。魔力を使うと海の色、使ってない(あるいは破られて)素のままだと空の色、と。
しっかし、この人物、乗車目的も酷ければこれまでの人生も酷そうです。いつもは和みキャラなのに、ところどころ暗いものを匂わせています。男性に触れられたくないとか、嫌な方の想像をしてしまいます。
そして、21歳とは。話からして、24,5って感じがしていたんですが、もっと若かったんですね。
砂鉄は砂鉄で、これほど出番が無いと思ったことはありませんでした。突発コントばかりで、活躍する場面は微妙に無…。一応、闘ったり助けたりしているけれど勝負がつかなかったり。妹御がいらっしゃったのだとは、意外です。ユースタスの乗車目的よりは健全というか、美しい愛情ですねお兄様!なんだかんだいって、彼が一番普通な気がします。
彼の年齢も今回判明して、27歳。こっちは読みが当たりました。
この二人の関係がどうなっていくか、気になるところです。もう砂鉄には女性にしか見えてないようだし。
錆丸は錆丸で、一人謎が謎を呼ぶ状態を保っています。な に も のですか君は。心臓に刃物立てて泣きながら叫ぶとか本当に何者ですか。成長速度が速すぎる君も何ですか。金星に出会ったですってぇええ?もしかして不老不死を体現してる君、年令ごまかしてたりしないんですか?
けど、ユースタスを守り砂鉄の肩をもつ彼の真っ直ぐさが、大好きです。
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謎のいくつかが解けたけれど、展開が速いようで遅い。
列車の描写が少なくて少しものたりなかった。列車の移動がないのが遅く感じる理由なのかもしれない。一箇所でオワリ。そして、次巻も同じ場所。
砂鉄の過去や、2巻ででていらした王子様の性格のよさに┣¨キ(*゚д゚*)┣¨キ した。
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神様神様、この話の続きを読むために、4巻発売日まで時を進めてくださいいやマジで。なんたる蛇の生殺し。にやにやとドキドキともわもわ(伏線が気になる的意味で。)が波状攻撃で襲ってくるので、大事にちょっとづつ読むつもりが一気読みしちゃった罠。三人が好きすぎる。面白いの最上級表現ってなんだっけ、つまりそういうこと。
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すごく続きが気になる。
錆丸が一見まともそうなのに謎が一番深そうで気になるし、これで特急に乗り込んで暫し休憩かと思えばそうではない展開も気になるし、砂鉄とユースタスに今後変化があるかも気になる。気になる尽くしである。
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一気に三巻読みましたが、面白い。
また一つ、さらに一つ、と明らかになっていく謎に、新たに発生する謎…登場人物たちの関係など、にやにやドキドキわくわく止まりませんね(笑)
続きーーー!と思うのですが、まだ3巻出たばっかりか…
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錆丸たちの車両に新たに言語学者のアルベルトが加わった。頭の回転が早く口が達者な彼は、早速砂鉄と犬猿の仲になる。そんな中、金星特急が停車したのは草原のど真ん中、砂鉄の属する傭兵集団・月氏の幕営地。傭兵の入れ替わりの「羊追い祭」の開催期に居合わせた花婿候補たちは、強制的に祭に参加させられることになる。傭兵の一人に挑戦しこれを倒せなければ、草原の彼方に追放され列車の出発に間に合わない。腕に覚えのない錆丸は、この危機をどう乗り越える・・・?
巻が進むごとに少しずつ謎が解明されるも同じスピードで新たな謎を生んでいくので、読者の好奇心は崖っぷちのところで何とか抑えられているという恐ろしい状態です(笑)だけどこの分からなさが逆に心地よくてハマる。続きを求めずにはいられません。これぞエンターテインメントの鑑と言っていいほどに楽しく、すぐに手に取って読めるラノベだと思う。時折描かれる三人組のお互いへの心にもほろりとさせられたり。錆丸いい子すぎるけど何者なの・・・?!個人的にはユースタスの正体がだいぶ分かってきたので、あとは金星が何者なのか気になります。彗星→兄の片思いは切なすぎて泣けた。実は兄弟じゃなくてカップル成立、とかないか。
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三巻まで一気読み。勢いがあって面白い…が、他の二人に比べて秀でた能力とよべるべき物がないのに、ないからこそ…という所が気に入ってたのに最後反則的な特殊能力を匂わされちゃうと…ってまだわかりませんが。4巻にさらなる大どんでん返し期待。
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お、おもしろい……。
好きだどうしようってくらい楽しいです。この人のしっかりと練り込まれてああ、この地域好きなんだね、っていう世界観がたまんない。宝石とか、目の色も好きなんですね。
そして砂鉄ー!!! 素敵だ。たばこの匂いがむんむんしそうで、猥談に花咲かせる27才たまらん。いらっとしてるときにユースタスが来て押し倒しちゃったり、男臭さがたまらん。
がんばれユースタス。そして錆丸ちゃんと特急乗れるのかしら……。続きが気になります。
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3巻目。今回はまるまる月氏の国のお話。
なんとなくウイグル自治区あたりかなーと思いつつ、読了。
今までで一番面白かったです。
2巻から途中乗車のアルベルト腹黒王子とか、
砂鉄が錆丸にこだわる理由と、その出自、時折回想する彗星の正体とか、
ユースタスは両性具有か女性か、と思ったら女性でした、とか(あだ名「プリン」とか)
錆丸の理由とか・・・錆丸はなんだかだんだんスーパーサイヤ人なんじゃないかと思えてきたけど。
4巻が楽しみな3巻でした。
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下ネタ全開の巻。登場人物が一気に増加。天然ボケで純粋培養のユースタスが笑える。金星は何を考えているのだろうか?
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錆丸達の車両に新たに言語学者のアルベルトが加わる。そんな中、金星特急が停車したの傭兵集団・月氏の幕営地。傭兵の入れ替わりの祭“羊追い祭”の開催期に居合わせた花婿候補達は、強制的に祭に参加させられることになる。
相変わらずわけわからないながらもすごく面白いです!
この容赦のなさがさすがです。
殺伐としているのに、きちんと胸キュンするのはなぜでしょうか。
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絶世の美女「金星」の花婿に選ばれれば、この世の栄華は思いのままだが、花婿候補を運ぶ列車「金星特急」に乗って帰ってきたものはいない。
その一目惚れした金星に会うために高校生の冒険の第3章。
次に停車したのは傭兵集団の幕営地。
羊追い祭りに参加されることになる。
金星を求めての旅なのになんでこの地でこんな決闘みたいなことをしてんだろうな。
この集団って金星と関係あるのか。
そこの疑問が引っかかって1,2巻と違って全然入ってこなかった。
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【3】毎回「面白い」って書いてるけどホントすっごく面白い。きっとこのまま最終巻まで面白い!って書き続けることだろうな~♪錆丸、砂鉄、ユースタスの謎が徐々に明らかになってきても、次に何が起こるのか全く先が読めないよ~。オーラ出しまくり錆丸のお兄様も今後ストーリーに絡んでくるのだろうか?ユースタスの目の色の章のタイトル、若山牧水の『白鳥は哀しからずや…』の付け方はセンス良すぎ素晴らしい♪下の句『空の青 海のあをにも 染まずただよふ』だよ♪読んだ人にしか解るまいw