人手不足の救世主マニュアル!
2019/03/10 14:50
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投稿者:タケムラ ケイゴ - この投稿者のレビュー一覧を見る
私は、小さいグループ会社の役員をしています。
4月から外国人労働者の受け入れを拡大するため、出入国管理法が改正される!とのニュースを受け本書を手にとりました。
私の会社は、お恥ずかしながら、萬年人手不足のうえ従業員の高齢化と綱渡り状態です。でも外国人を雇うのは、勇気がいるし、一体何からしていいのやらと思っていたのですが、本書を読んで一筋の光が見えた気がします!
外国人を雇う際のマネジメント方法や外国人にしかできない仕事をしてもらうという発想の転換には目からうろこでした!
人手不足に悩んでいる法人関係者にはぜひともお手にとっていただきたい良書です。
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海外の方とも働いた事があり、その際にコミュニケーションでの問題もあったため、読んでみました。
非常に頷ける内容が多く、どのように振る舞うのが良いのか?というところも書いていて、参考になりました。今海外の方と働いて悩んでいる人や、今後働く予定がある人にオススメしたい本でした。
投げ手も受け手もどちらも相手の立場を慮ってコミュニケーションを行うという事の大事さを感じました。
もちろん、海外の方と接する時にどうするかを考える機会だと思いますが、同時に今までやってきた日本人同士のコミュニケーションも見直す必要があると思いました。
みんなそうだからとか、そういうものだと思考を停止するのでなく、どうすれば良いか考えていきたいと思いました。
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日本人同士で働く場合はハイコンテクスト文化の中で進められるが、海外の人と働く場合はそうはいかない。聞き手に解釈の責任を押し付けるコミュニケーションはやめよう。
また、海外の人特有の考え方も知ることができる良書。
とはいえ、ステレオタイプとしてみるという弊害も発生するので、頭の隅に置いておく、という程度でよいように思う。
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本書は日本の管理職に向けて、日本で働く外国人を対象にした本。
外国人は〇〇だから・・・という理由で当てはめているところが自分にも当てはまる点多々あり笑。本書では日本で16年住んでいる中国人が、日本の建前と本音が分からないとあったが自分も分かってないところ多いかも。笑
・5割増で伝える
・ルールを『見える化』する
→1ルールを選別
2理由を明確に
3ルールを周知
また、日本人だけど理系出身で文章を書くのが苦手な自分にとっては、それぞれの章において図で内容を示しているところはわかりやすかった。
こうやってメモを取っていこうと思う。
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うーん。何かしっくりこない。
進捗は数字で聞く。定量化。具体化。マイナス情報報告をまず誉める。外国人ならではのタスク
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2019.12.22市立図書館
職場で外国人材に振り回されたりうまく活用できないでいる現場のマネージャー向きのハウツー。「指示が正しく伝わらない」「主張だらけ」「チームワーク不全」「空気を読めない」「自信過剰」「すぐに辞める」の6章仕立てで低コンテクストで風通しよい職場に変えるための対策・心構えを指南しており、ちょっと「外国人」を類型化しすぎている気もしないではないが、一方で、日本人同士であっても(世代や個性によるが)多かれ少なかれ当てはまる内容だとも言える。
指示を正しく伝えるためには「あいまい言葉」「カタカナ言葉」「専門的すぎる用語」を排し、「無表情」「ボソボソ」「滑舌悪い」は(相手が日本人であったって)NG、図やイラストの活用というのは基本中の基本、せっかくなら「やさしい日本語」の指南などもあるとよかったが…入門書としてはまずこれぐらいの内容がとっつきやすくていいのかもしれない。
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図書館から借りて読了。
日本人マネージャーに向けた、外国人材のマネジメント方法をまとめた本。
著者自身も過去に外国人のマネジメント失敗経験があり、それがきっかけで現在外国人材コンサルタントをされているそう。
日本人と外国人の間で理解しづらい様々な事例を、「問題地図」にしてイラストで分かりやすく説明されていた。
ずっとほぼ単一民族で島国だった日本独自の、「言わなくても分かるだろう」「それぐらい察して」という空気感や、曖昧でどっちつかずの対応をする文化は、外国人にとって理解に苦しむストレスのひとつだと改めて感じた。
「なぜそんな態度をとるのか?」「なぜ?」という疑問や問題が起きても、その国の歴史的背景や慣習などを理解しようとすることでぐっとお互いの距離が近くなることを学んだ。
私は空気を読みすぎて消極的になることが多いので、日頃から自分の意見や考えをはっきり言う練習をしていこうと思った。
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グローバル化で外国人と働く機会も増えました。また、日本人同士でも、世代間で価値観などは違います。それぞれが違う文化を持っていることを前提として、文化の違いに対応することの重要性と、その上に大事なこととして、どんな文化などの違いがあっても、考えやルールの「見える化」など、共通で大事にすべきことを学ぶことで、職場でのコミュニケーションでの悩みを解決するきっかけを作れる1冊でした。
【気づき】
・日本は空気を読む文化というが、それに期待しても、日本人ですら気づかないことは多い。「見える化」はコミュニケーションの基本。
・ルールは当然見える化すべきだが、自分の考えやこだわりも見える化して伝えることができれば、自分に対する誤解も少なくなる。
・多様性が生む新たなイノベーションの可能性に、目を向けることが重要となってきている時代。人材に合わせた、ある程度の制度変更は不可欠。変化を恐れない姿勢が求められる。
【本のハイライト】
・異文化理解の問題は、やたら「独自ケース」や「場合分け」が多いのが特徴だが、全てに共通する原則はある。受け止め方の捉え方次第で異文化問題の本質やレベルはいかようにも変わる。どんな事象にも「違いがあってあたりまえ」と考えられるようになれば多くの問題は想定内にとどまる。違いを受け入れ、それに合わせ少しずつ行動を変えていく。
・そもそも、人を動かしたり、コミュニケーションをとるのに、国籍や文化で方法に決定的な違いが出るわけではない。
〇指示が正しく伝わらない
・日本人同士の会話は聴き手責任のコミュニケーションスタイルで、背景、前後関係、バックグラウンドなどを踏まえ察するのが義務になる。なので、話し手はわかりやすく説明しようとする意識が希薄になりがち。とりわけ上司と部下の間で顕著。
・上司の認識不足もコミュニケーションギャップを引き起こす根本原因。必要なのは部下の「既知」のレベルを知ること。知る機会は意識的に作る。1日数回、ざっくばらんに質問する時間を定例化する。
・伝え方を変える。重要なことは繰り返す、「理由」と「目的」は必ず伝えるなど、相手仕様にカスタマイズする。
〇部下が主張だらけ
・多民族国家は言葉を重ねるのが基本。自分と違う価値観を持つ相手と対峙するケースが多く、相手の好き嫌いが正確にわからない。まず自分の意見をストレートに出し、相手の反応を見ながら「次に何を言えばベストか」を考える。言葉を重ねないと相手の考えがわからず、自分の意思も通じない環境。多様な価値観を持った人が共存する「まわりと違ってあたりまえの世界」なので、意見を主張しないと自分の存在を認められない。激しい競争社会で生きてきたことも影響し、人より優位になるために「我先にやってみる」のが常道。
・単一民族の日本人は、お互いの価値観が近いため、調和を優先して言葉のぶつかり合いを避けようとする傾向がある。自分の発言で相手がどういう感情を抱くのか先読みできるので、摩擦が生じる可能性が少しでもあれば、発言を控えてしま��。
・マネジメントの基本は「ほめアプローチ」。ほめられるとうれしくなるのは万国共通。自尊心の三大欲求である自己重要感(大事な存在として認められたい)、自己有能感(有能と思われる行動取りたい)、自己好感(人から好かれたい)を意識する。
・日頃から社員の活発な意見が飛び交う社会では、イノベーションが起こりやすいと言われる。新たなアイデアを生み出すうえで重要なのは、既存の枠組みや常識に疑問を持つこと。主張のすべてが悪ではない。建設的な主張を受け入れる職場環境を作る。異論を言ったり言われたりする機会を日常化する。上司は異論が出た際のリアクションに注意し、主張しづらくならないようにする。
〇チームワーク不全
・メンバー同士が否が応でもコミュニケーションをとらなければならない強制の契機をつくる。キーワードは「しくみ化」と「ルール化」。
・チームの連帯感を醸成するには、メンバー全員が「チーム全体の目標」と「それによって受けられる恩恵」を共有している必要がある。まずゴールを決め、その内容をメンバーにしっかり認識させる。「メンバー共通の仮想敵」をつくるとより効果が高い。
・1人ひとりがメンバー全員に自己紹介する時間をつくる。業務の中でほかのメンバーを知る機会を設け、お互いの先入観や思い込みを払しょくさせる。
〇空気を読めない
・まずルールの「見える化」を。ルールの選別、理由の明確化、ルールの周知の3ステップで実践する。
・上司の考えやこだわりも見える化する。「やってほしいこと」と「やってほしくないこと」を言語化し、その内容をしっかり認識させる。それぞれの数は3つ以内がよい。理由は必ず明確化すること。
〇自信過剰
・多民族国家の人は、非を認めるとどんな責任や不利益が生じるかわからないので、なかなか謝罪の言葉を口にしない。日本人と心理的なハードルが違う。
・質問は内容を数字で定量化して、とことん具体的に訊いていくことで進捗状況を正しく把握する。
・どんな些細なことでもいいので、とくにマイナス情報をどんどん報告させる。速やかに報告したことをとことんほめれば動機付けは高まる。
〇すぐ辞める
・早めのステップアップを望んでいる場合は、これから得られるメリットを2段階で提示するのが効果的。短期(半年~1年以内)で報酬・評価面の内容、長期(1年以上~3年以内)でキャリアアップの内容に分けて、得られる可能性のあるメリットを可視化する。短すぎても、長すぎても効果はないことに注意。
・これから本気で多様な人材を活用するのならば、ある程度の制度変更は不可欠。
・期待する役割を具体的かつ論理的に伝える。人材をつなぎとめるための現実解は、実はウェットで人間的な日本的マネジメントにヒントがある。自分の存在価値があれば、きっと仕事は楽しい。
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「問題地図」シリーズ。
外国人が職場にいたら、具体的にどうすればうまくコミュニケーションが取れるか?という内容で、アドバイスが具体的でとってもわかりやすい。
ただ、これは外国人でなくても役立つと思う。日本人だから伝わるだろう、というところから、いじめってつながるんじゃないのかな。
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法政大学図書館
外国人を雇うとき言葉の量は5割り増しで細かくいう。繰り返す。カタカナ、専門的、曖昧な表現。できるだけ、じかんごあったら。
部下の理解。中国人だから漢字が書ける。日本語検定一級だから、在日7年目だからなど、
言わなくてもいいと思っている。日本は言葉の裏を汲み取って行動するから。
伝わりにくい話し方。
指示するときはなんでやるのか理由目的を添えていう。
無表情、ボソボソ、滑舌が悪い
図やイラストで伝えるときは50文字を意識。ふりがなをつける、⚪︎✖️をつける。矢印も効果的。
笑うと想像力が3倍上がる。笑いは万国共通。
外国人は主張が多い。
⚪︎自分の評価にやたら敏感
⚪︎行ったもん勝ち意識が強い
⚪︎仕事のやり方に不満や疑問がある。
対策→プライドをくすぐる、あなたは特別
2、功利的な考えをくすぐる、あなたは他の人に負けていない。
3、なかまとしてうけいれたことをしめす、あなたは必要な仲間だ。外国人の多くは異国の地で孤独や寂しさを感じている。
心理学部アメリカ、ウィルシュルツ
自己重要感→大事な存在と認められたい欲求
自己有能感→有能と思われる行動をとりたい
自己好感→人から好かれたい。
褒めるのは2割増す、理由を述べる。
主張は悪の考えを捨てよう。プラスに考える。いい考えがあり、イノベーションの機会である。
韓国人は年上であれば敬意を表す儒教の教えがある。外国人は個人プレー、日本人は協力精神。
外国人に報連相を求めるなら、強制力必ず、毎回の内容を具体的に指定連絡、タイミングや頻度、
チームプレイにするためには共通の目標や敵を作る。具体的な数値、達成するとチームに変化は各メンバーにどんなメリット
⚪︎介護事業でもプレゼンありだと思う。デイサービスから私はこの多様なニーズがある現代において拾うべきであると考えます。理由は、、受け身の体勢でなんでも信じるマインドで聞くこと。肯定的。
日本で働く外国人に聞いたよくわからないルール一位。朝礼。挨拶と事務連絡しかしないのに毎日やる必要性。
負担を減らす。大丈夫?じゃなくて、今何%?残り何%だよ、その何%どれくらいで終わりそう?と具体的に聞く。100%という人はほとんどいない。
良い報連相と悪い報連相を伝える。
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良書 問題地図シリーズらしく、分かりやすく一気に読めました。
部下が、外国人の時に、起きた問題が対象で逆の場合は、別の本を読んでください。
グローカルという言葉を思い出しました。
何も外国人に対してでなくても、分かりやすく、手戻りのないように指示だしする。重要事項は、何度も説明する、例外のないように、公平に評価する。といったことは、改めて大切だと思いました。
その上で、出身の国情にあわせて対応する、個人に合わせて対応するも、程度はあれ普通のことなのかなとかんじました。
依頼する仕事に対しての粒度で、いつでも優れた管理とは、きめ細かいものだと思います。
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内容おもしろい!具体的!あるある!!
実行したい。
ただ、これ、日本語での具体例なんだよなー きっと。 うん。
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日本人相手でも使えるんじゃないかな。
言葉が通じていないのかもと思っていた後輩に、違う文化の相手だと思って接してみよう。
主張したいし、して欲しいし、アレじゃなくて主語述語全部言え、とは思っていた。
もしかして、私のが異文化側?
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考え方の違いは外国人に対してだけではなく、日本人に対しても同じと思う。
自分以外を異文化として考えれば、当たり前とかニュアンスで物事を伝えるのは無理なことなのだろう。
言語化して明確に伝える事が大切。
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日本語慣れした外国のお客さんとの会話だけだった過去の生活から一変した事がキッカケで手に取る事になった『異文化理解の問題地図 ~「で、どこから変える?」グローバル化できない職場のマネジメント』(千葉祐大)。
まさか海外の人と一緒に仕事をすると思ってなくて、ただただ英語で話せる相手ができた事に、最初は嬉しさだけを感じてましたが……
それだけではなかった。
良い意味でも悪い意味でも「日本人と何かが違う」と思う事が増え、
読んでみたら私も思った事かそこに書いてあって
「こういう事あるな」
「あの人はこういう環境下における習慣でやってきたから、それが続いていたのかもしれないな」
……などなどいろんな事を思ってました。
特に、「日本在住期間が長かったとしても【日本人の求める《空気読み》】がわかりづらい」という部分を読んだ時は、
彼らとの違いがわかったし、違うなりに接する必要がある事を改めて思ったかな。
この先日本がどうなるのかはわからないけど、外国人が増えて日本人が減るイメージだけはあるから、
今の気持ちをkeepしつつのお仕事だなぁ。
日本どうなるかなぁ。