- 販売開始日: 2019/03/08
- 出版社: ベレ出版
- ISBN:978-4-86064-477-2
虫のすみか―生きざまは巣にあらわれる
著者 小松貴
虫のことを知りたければ、その巣を知るのが一番!生き物にとって家の確保は死活問題です。天敵や自然災害から身を守るため、生き物たちは身の回りのあらゆるものを使って家をつくりま...
虫のすみか―生きざまは巣にあらわれる
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商品説明
虫のことを知りたければ、その巣を知るのが一番!生き物にとって家の確保は死活問題です。天敵や自然災害から身を守るため、生き物たちは身の回りのあらゆるものを使って家をつくります。一見、その日暮らしをしているような虫たちだって例外ではありません。
我々の身近には、さまざまな巣を構えて生活する虫たちがたくさんいます。そのなかには、ハチやアリに負けず劣らぬ、おもしろい巣をつくるものも少なくありません。巣をとおして虫の生きざまがわかる一冊!
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人間たちとはちょっと違う虫たちの「家」の工夫。
2019/10/28 16:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
アリの巣のように人間の「家」に近い感じのものもあるけれど、ミノムシの「蓑」やアワフキムシのアワとなるともはや衣服といった方がいいかもしれない。人間の「家」とはちょっと違うけれど、虫たちが本当にいろいろなものを身の回りに利用している例をたくさん教えてくれる。近くにあっても気づいていないものがたくさん載っているのも驚きであった。
それぞれに挿入されている数枚の写真がとても雄弁。「謎のミニヒョウタン」という副題がついている章などは、写真がないと何が何やら、である。知らないで見たら「虫がいる」とは思わないだろう。
本文に続く「探す」という小見出しには居場所や「見え方」が。実際に見てみたい読者にはとても参考になると思う。「よもやま話」には著者の体験など一寸リラックスさせてくれる話。その先を知りたい場合の手がかりとしてのそれぞれの虫の参考文献も書いてあるのはありがたい。
クモなど、昆虫でない「虫」も多数載っていて、結構身近に面白い世界があることを教えてくれた。