ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

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投稿者：S910　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

web版既読。嫉妬に身を焦がし、心が壊れてしまうとラスボスに乗っ取られて死ぬという悲劇の悪役令嬢が出てくる乙女ゲーの実況と解説プレイしていたら何故か攻略キャラの王太子に声が届いたので、これ幸いと悪役令嬢救済ルートへ誘導する話。

乙女ゲーに神の視点から干渉して悪役令嬢を救うという展開はこれ以外に見たことがない。
ただ、話数ごとに視点が変わっていたweb版と違い、王太子ジークをメインとした一人称と、ジークのいない場面などを三人称で書き直した形式になっているため、web版より少しごちゃついてる。
しかしweb版から引き続き、ジークやヒロインに素直になれなくてツンしてしまうリーゼがめちゃめちゃにかわいいし、今まで彼女に冷たくされて嫌われていると勘違いしていた王太子が、神の実況と解説のおかげでリーゼの心の内を知るごとにその不器用なかわいさに惹かれていき、「私のリーゼロッテ」「私の婚約者」と「私の」を主張しだすのがすごく好き。にやける。
しかもヒロインとリーゼの仲の良さにちょっと嫉妬したりするようにまでなると感無量。
大好きなweb小説でした。何度読んでも好き。
1巻目はまだそこまで複雑ではないけど、次巻から実況解説している現実を巻き込みはじめてさらに話がごちゃついてくるはずなので、書籍版のこの視点変更はやや不安が残るけど、とりあえずこの話はリゼたんかわいいさえ堪能できればすべての目的を果たせるので続きも読む。

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投稿者：Lily　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

斬新だからこそ面白くて読みやすいと感じた作品でした。まだ続きがあり、気になるところでこの巻は終わっているので、続きが読みたいです。「実況の遠藤くん」や「解説の小林さん」という存在がこの作品を面白くさせていますが、正直言って遠藤くんと小林さんの現実の恋愛には興味が湧きませんでした。実況と解説のおかげで、ツンデレのリーゼロッテの本心が婚約者に伝わるのが良かったです。

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投稿者：ふじのき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

乙女ゲーム系でかなり捻りを入れてきた！王太子目線の話で、転生者無、プレーヤーが「神の声」として参入。かなりわかりにくいツンデレのリーゼロッテの可愛さに、殿下と一緒に愛でることになる。ジークがリゼたんを嫌いにならない限り、バッドエンドは回避！嫌なキャラが一人も出てこないのがいい。ジーク頑張れと、実況いれたくなる。

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投稿者：MIKA　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

よくある悪役令嬢ものだが、そこに｢実況｣と｢解説｣がつくという設定が面白い。
確かにゲームをしながらその世界に干渉できるのは楽しいだろうなーというこちら側の気持ちを刺激してくる。
が、残念ながらあれ？この台詞やこの言い回しどこかで読んだよな感が否めない。
せっかく設定が面白いのに消化しきれてない感じが強く勿体なかった。