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サイコロから学ぶ確率論
著者 小林道正
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サイコロから学ぶ確率論
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サイコロから学ぶ確率論 基礎から確率過程入門へ
商品説明
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
確率論は、偶然に起こる現象(偶然現象)における多数回の試行が基礎になっており、「偶然現象に現れる規則性を理論としてまとめたもの」である。そのため、公理系に基づく理論を学習しただけでは確率論を真に理解することはできず、多数回の試行を実際に行って、実験で確かめることがとても大切なのである。
そこで本書は、一般的な確率論の本とは異なるアプローチで、定理の前に偶然現象の解説をし、「厳密な理論と証明」を示した後に、「実際の偶然現象での意味,実験結果との対応を考える問題」を挙げて、身の回りの確率現象を例にしながら理論的な定理の意味を解説するという工夫を行った。これによって、多くの理工系学生が確率論を学んでいる際に感じる「この定理はどういう意味なのか?」という疑問も少なくなり、見通し良く確率論を学ぶことができるであろう。
このように、本書は確率論の基礎とともに実験的な意味も学べる、「目からウロコが落ちる」画期的な教科書・参考書である。
目次
- 1.確率論の公理
- 2.確率変数とその性質
- 3.確率変数の期待値と分散
- 4.二項分布
- 5.大数の法則
- 6.中心極限定理
- 7.積率母関数
- 8.特性関数
- 9.確率過程入門
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類書にない、異なったアプローチで解説される確率論を読まれては如何でしょうか!
2019/02/15 12:08
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、確率論について書かれた書ですが、類書とは大きく違う特徴があります。それは定理や公理に基づいた理論の学習で終わるのではなく、確率というものが本来もっている偶然現象におこる多数回の試行ということを重要視し、実際の偶然現象での意味、実験結果との対応を考える問題を扱っている点です。同書を読めば、これまで表面的にしか確率というものを理解していなかったことが実感できると同時に、確率をより深く理解できるようになります。