怪盗ルパン伝アバンチュリエ【著者再編集版】 1: 怪盗紳士ルパン・上

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投稿者：uruuduki　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

よほど好きなんですね。原作をそのまんま漫画化したいなんて考えるんですから。
　飛行機で一気に外国に行くのが当たり前の現代人からしたら、大型船で大西洋を渡るなんてのは、金と時間が有る人達の話だけれど、当時でも、かの「タイタニック号」然りで、金が有れば優雅な船旅だったはず。
　当然、泥棒紳士たるルパンが現れて、不自然なく物語が進む。
　実はこのルパンシリーズ、本格的に読もうとすると、結構冊数もあるし、後半に行くほど話が長く、複雑になっている。完訳本をシリーズで買おうとしてギブアップしたので、言いますが……。
　だから、漫画になっているのを発見して、しかも原作をリスペクトしているらしいと知ったら、読むと決めていた。
　ただ、表紙のルパンの髪が茶色だったのが「あれぇ？」で、金色の髪はどこへ行ったと探してしまった(笑)。何しろ、ルパンを読み始めたきっかけが、「金髪の美男子」という、俗っぽい理由からだったのだから、そこは外せなかったのだ。
　そこで、このコミックを読んだら、是非原作も読んでくださいと、お願いします。絵になった「ルパン」と、原作を読んでから感じる「ルパン」の両方を楽しんでください。多分読む人によって、翻訳者によっても印象が変わって、自分の好きな「ルパン」を見つける楽しさを味わえますので。

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投稿者：レイ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

一気に5巻まで買ってみました。
和洋共に探偵側の本ばかり読んでいてルパンは未読だったので、こちらが私の初本家ルパンデビューです。

ルパンってこんなに若かったんですね！若いからこその自負と怖いもの知らず、そして失敗や後悔など
とても人間臭い姿が見られて楽しく引き込まれて読みました。
あーもう、盗品を山ほど抱えて帰る時に、心惹かれた女性にバッタリ会ってしまった時の姿ったら！
紳士気取ってるのに情けない！でも慌てて取り繕うのも可愛い～！

生い立ちなども知れて、こんな面白いお話だったのかと長年読まなかったのが残念でした。
続きも楽しみにしております。