読割 50
電子書籍
反-憲法改正論
著者 著者:佐高 信
保守にあって改憲に反対した宮澤喜一や後藤田正晴、野中広務。「九条の会」呼びかけ人、澤地久枝・井上ひさし。『官僚たちの夏』の主人公・風越信吾のモデル、異色官僚・佐橋滋。少年...
反-憲法改正論
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
反−憲法改正論 (角川新書)
商品説明
保守にあって改憲に反対した宮澤喜一や後藤田正晴、野中広務。「九条の会」呼びかけ人、澤地久枝・井上ひさし。『官僚たちの夏』の主人公・風越信吾のモデル、異色官僚・佐橋滋。少年兵として戦争を体験した城山三郎や「憲法を変えるなどもってのほか」と主張した宮崎駿監督、三國連太郎、美輪明宏、吉永小百合といった文化人、そしてアフガニスタンで井戸を掘りつづける医師・中村哲。
彼らがどう人生を生き、そして憲法を護りたいのか。著者だからこそ知り得たエピソードとともに紹介(本書は、光文社刊の単行本『この人たちの日本国憲法』に、新たに澤地久枝氏と井上ひさし氏の2章を増補した角川新書版です)。
[もくじ]
第1章 「九条の会」の孤塁を守る澤地久枝
第2章 井上ひさしは憲法をやさしくおもしろく語った
第3章 宮澤喜一の『新・護憲宣言』
第4章 「戦争で得たものは憲法だけだ」と呟いた城山三郎
第5章 “異色官僚”佐橋滋の非武装論
第6章 派兵反対に職を賭した後藤田正晴
第7章 野中広務の日本への遺言
第8章 徴兵を忌避しようとした三國連太郎
第9章 美輪明宏の「戦争は野暮の骨頂」
第10章 「憲法を変えるなどもってのほか」の宮崎駿
第11章 吉永小百合の平和への祈りと行動
第12章 アフガンを歩く日本国憲法、中村哲
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
『反-憲法改正論』
2019/06/09 19:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
《改憲ムードが充満しているいま、このときにこそ、「護憲派列伝」を書こう、と思いたった。》──「はじめに」より
生き方を賭して護憲を貫く十二人を保守から革新まで、あるいは保守革新の枠を越えて取りあげ、サタカ流に紹介
「二度と武器では戦わない。──これは途方もない生き方ではないか。勇気のいる生き方ではないか。日本刀をかざして敵陣へ切り込むより、もっとずっと雄々しい生き方ではないか。度胸もいるし、智恵もいるし、とてもむずかしい生き方ではないか」
──井上ひさし
「私の意見は非常に簡単なんで、わが国はどういう理由であれ、外国で武力行使をしてはならない。多国籍軍なんかでも、どんな決議があっても参加することはできないと考える」
──宮澤喜一
「戦争で得たものは憲法だけだ」
──城山三郎
「こんなすばらしい憲法は世界に類がありません。誇って自慢してればいいんです」
──三輪明宏
「憲法を変えることについては、反対に決まっています」
──宮崎駿
上記のほかに澤地久枝、佐橋滋、後藤田正晴、野中広務、三國連太郎、吉永小百合、中村哲が取りあげられている
光文社『この人たちの日本国憲法』(2013年9月刊)を改題、2019年3月の現状にあわせて大幅に加筆修正した角川新書版