すごくいい、お勧め。
2019/07/13 01:56
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投稿者:優乃 - この投稿者のレビュー一覧を見る
いくつもの心に響くセリフが登場します。
読み進めていく毎に柔らかい優しさに包まれて、
元気をもらえる感じ。
どこかでホッと安らぎたい人にお勧め。
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投稿者:E司書 - この投稿者のレビュー一覧を見る
高齢化の問題と自身のやりがいを求める中で、解決できない問題や人それぞれの悩み、葛藤に遭遇していく主人公。人生において大切なものは家族や人の愛情や優しさであることを教えてくれる、ほのぼの感溢れる物語です。
かたつむりがやってくる
2024/04/16 10:34
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
タマちゃんは凄い信念の持ち主ですね。過疎が進む田舎町で老人の買い物の手助けをするため大学を中退して事業を起こすとは。便利だなぁと考えることはあっても、実際に仕事内容や見返りを考えると行動は起こせないですね。自分にはできないと読みながら感じていました。
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人生に轍はあっても
レールはない。
心を羅針盤に
自分の道を歩めばよい。
人に期待する前に
自分に期待して、
その期待に応えられるように
頑張ってみる。
人には期待するのでなく、感謝する。
そんな人生にあるのは
成功と学び、
人生を楽しく遊ぶ。
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主人公のたまちゃんの家族関係がリアルで、わたしと同じ年齢の大学生だったこともあり共感せることが多かったです。
自立したいけどしきれない葛藤
やりたいことへの思い
おばあちゃんたちを思いやる優しさ
隠れているいろんな感情が見えました
あとがきに書かれているのですが、実際に存在する若く美しいお使い便 経営者 東真央さんのことも知れ、社会の問題にも目を向けれる作品でした。
後半涙がとまりませんでした!
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最後にはホッコリとした気分。
ちょっとしたことで、心がササクレだったりザワザワしたり・・という、たまちゃんの年頃のことを思い出しました。
それでも、周りの人の温かさや大人たちの優しさを感じ取り成長していくたまちゃん。
等身大の一人の女性の心情が、とても共感でき一緒に成長でき、最後は温かな気持ちになり、私も頑張ろ・・と元気がもらえます。
進路に迷っている若者におすすめの一冊、
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『かたつむりがやってくる』森沢明夫さん
平成最後の一冊(恐らく)は、大好きな作家さんの小説。地下鉄の中で涙と笑いを堪えるのが大変でした。。笑
都会にある大学を中退し、田舎に戻ってきたたまちゃんがやりたかったことは、「買い物弱者」を救うこと。移動販売を始めるためにいろいろ準備をしていく中で、家族や地元の人との悩みやトラブルが次々と出てきます。それら1つ1つ、どう受け止め、どう前に進んでいくか。切なくも心温まるお仕事家族小説です。
家族や友人の大切さ、高齢化が進む日本が抱える「買い物弱者」の存在、そして時間・人生の大切さ。この小説でたくさんのことを学び、気付かされました。日々自分のことでいっぱいいっぱいになりがちですが、今の自分の生活環境や仲良くしてくれる人、たくさんのことに感謝しようと思いました。
令和へ移るに伴い、仕事でも趣味でも、何か新しいことを始めようとしている人にもおすすめの一冊です。
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とっても素敵な優しい物語でした!
静子おばあちゃんの素敵な言葉があちらこちらに散りばめられていて、言葉を通していつも優しさに包まれ、見守られているような温かい気持ちになります。
幸せの極意、心に響きます。
『人生、何があっても、いい気分』
『日常の些細な出来事や事象を、丁寧に探し、すくい上げ、見詰めて、そのときの自分の心の動きを味わうこと』
たまちゃんと幼馴染みの壮介との関係、シャーリーンの生き方、たまちゃんのお父さん、古舘さん、漁港のおじさん…みんなみんな素敵でした♪
壮介がマッキーに伝えた未来への一言のシーンが好き♪
後半は涙、涙でした…
ラストの第6章までじっくり味わい深く、心に響く言葉にきっと出会える一冊。
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作者の森沢さんが数年前から気になっていらっしゃったという『買い物弱者』ために奮闘する20歳の女性の物語です。
森沢さんは、実際に三重県の紀北町で「移動販売」を起業し、集落の買い物弱者たちを救っているという東真央さんの「まおちゃんのおつかい便」を取材してこれは小説になると確信したそうです。
そして「おつかい便」と「家族」というふたつの切り口から現代を生きるぼくらの「幸せの本質」を手探りしてみようと思って書いた作品だそうです。
私も車はペーパードライバーで乗らないので、こんなおつかい便があったら便利だろうなあと思いました(実際生協さんを頼んでいます)
この物語は、主人公の20歳の女子大生だった、たまちゃんこと葉山珠美が、大学を辞めて最愛の静子ばあちゃんのために起業しようとするところから始まります。
たまちゃんのお母さんの絵美はたまちゃんが12歳の時に交通事故で無くなり、たまちゃんは父の正太郎と再婚相手のフィリピン人のシャーリーンと暮らしていますが、シャーリーンのことをまだ母親とは認められません。
この物語では、たまちゃんとシャーリーンが喧嘩をしながら助け合いながら二人の距離を縮めていこうとするところも読みどころでした。
そして森沢語録
・裕福と幸福は違う。
・人生の『小さな冒険』に踏み出せない人は『勇気』が足りないのではなく『遊び心』がちょっぴり足りないだけ。
・人生はたった一度きりの『遊びのチャンス』
・人は人に「ありがとう」と言ってもらったときにこそ、いちばんピュアな幸福感を味わえる。 他
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買い物弱者を救いたい!
大学を中退して田舎に戻ってきた珠美こと「たまちゃん」
大好きな叔母が買い物弱者&その地域の人々が買い物弱者を知り移動販売車を始める
ほっこりする物語ですねぇ~
弱い物に愛の手を!お返しは「ありがとねぇ~助かるよぉ~」の温かい言葉に
たまちゃんのやる気炎燃えます!
けどね…たまちゃんには苦手な相手が…
父の再婚相手フィリピン人シャーリーンとの関係
シャーリーンはたまちゃんとの関係を良好するためにあの手この手
心遣いに気づいたたまちゃん涙がポロリ
配達日はあいにくの大雨が降ってたまちゃんの体調も思わしくない!
けど自分を待っている買い物弱者をすくいたいたまちゃん
神様から罰が当たったのか事故って車を大破!
たまちゃんはどんな対応をするのか?立ち直れるのか?
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後半入るくらいまでずーっと主人公のたまちゃんに全然共感出来なかったな。ちょっとイライラしてしまった。考え方が甘かったり、他人に追求されると拗ねたり、他人を認められなかったり。でもこの物語ってこのたまちゃんの精神的成長が素敵なお話なんだとラストに差し掛かってわかった!
登場人物はみんな素敵で優しい。
出てくる言葉はどれも心に響く。
あったかい気持ちになれる物語です。
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田舎町で「買い物弱者」を救うため、「おつかい便」を
はじめた珠美。継母とのいさかい、仕事の悩みや
突然の別れ…。心があたたまって、ほろっとする、
お仕事成長小説。
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華の女子大生を辞めて起業の勉強をする。そして必要な資格を取る。
買い物弱者になる大好きな静子お祖母ちゃんのためめにおつかい便をするため。
たまちゃんこと、葉山珠美が主人公。
たまちゃんの家族。同級生、おつかい便の師匠、大好きな静子お祖母ちゃん。
そして地域の人々。
沢山の人に応援、助けられて、おつかい便をするたまちゃん。
本当に温かい人が多く登場して、励まされる言葉もたくさん散りばめられていて、大好きな本がまた1冊増えました。
たまちゃんのお父さんが、とても素敵な人です。あんな風になれたらな~なんて思います。
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これからお使い便って需要があると思う。そこに看護師や保健師が同乗して健康チェックまで行えたらいいように思う。
人は生きてる間良い気分でいないとね。家族間で分かり合える、分かり合える友人がいる、これって幸せだね。
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正直3分の2までは読みづらかった。
けれど、途中から何度かポロポロ泣いてしまった。
気が付くとそこここに、
ハイライトし、何度でも読み返したい言葉が、
沢山散らばっていた。
読む人によってどこに心動かされるか分からない。
けれど、わたし以外にもこの本のどこかの言葉に
ぐっとくる人が少なくないことだけば分かる。