風に立つライオン
著者 さだまさし
一九八八年、恋人を長崎に残し、ケニアの戦傷病院で働く日本人医師・航一郎。「オッケー、ダイジョブ」が口癖の彼のもとへ、少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれた。二人は特別な絆で結ば...
風に立つライオン
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商品説明
一九八八年、恋人を長崎に残し、ケニアの戦傷病院で働く日本人医師・航一郎。「オッケー、ダイジョブ」が口癖の彼のもとへ、少年兵・ンドゥングが担ぎ込まれた。二人は特別な絆で結ばれるが、ある日、航一郎は……。二〇一一年三月、成長したンドゥングは航一郎から渡された「心」のバトンを手に被災地石巻に立つ。名曲をモチーフに綴る感涙長篇。
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素直に感動
2015/10/31 11:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:むぅら - この投稿者のレビュー一覧を見る
まるで実話のように心に迫ってきた。誠意が誠意を育て、繋がっていく。特に震災の被災地に物語の舞台が移ってからは涙無しには読めなかった。
歌も、本も、映画も良い
2015/09/23 12:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:RASCAL - この投稿者のレビュー一覧を見る
昔、香港に駐在していた時、一人ビクトリア・ピークに登って、この歌を聴きながら、眼下に広がる香港の夜景に向かって「負けねーぞ!」って叫んでいました。この歌には本当に元気づけられました。あの歌を元にした小説、文庫本化されるのを楽しみにしてました。石巻にもボランティアで3回行きました。「日本人にとても親切にしてもらったから、自分も何か日本のためにしたい」という留学生がいました。あの時は、自分がこの国のために何ができるのか、本当に考えました。もう、この本、涙腺緩みっぱなしでした。大沢たかおさん主演の映画も良かったです。
映画よりすごい
2015/04/14 00:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ここくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を見てから、読みましたが、さださんはすごい。ンドングのことが、映画では少ししか出てこなかったけど、ドクトル・ケニアにとても感動しました。さださんの歌が大すきですが、小説も読んでみたいと思いました。
初めて読んだ作者
2024/03/16 18:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ファ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を本屋で見て、ラジオで紹介されていたのを思い出して購入。今まで同じ作者の本しか読んでいなく、初めて違う作者の本を購入。ラジオの紹介通りよかった。
スケール大
2015/10/21 00:40
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投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
所詮、歌手の余技と思い、実際、これまでの作品もそれほどの評価はしてこなかったが、ようやく花開いた、というべきか。大きなスケールで日本とアフリカの物語を描いて見せた。これから、かな。
最高
2015/05/06 23:31
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投稿者:やよい - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画を見て、とても面白く、また感動したので原作を読んでみたくなり購入しました。映像を見た後だからかその場面がすっと入り、映画で描写されなかった部分も乗っていたのでストーリーがより詳しくわかってよかったです。知れば知るほど奥が深い作品だと感じました。私は20代前半と若いため、さださんの楽曲はあまり馴染みがなく、風に立つライオンという音楽を知りませんでした。大沢たかおさんが小説化&映像化を熱望するくらいすごいんだ、くらいの軽い気持ちで映画鑑賞後に聞くと、ストーリーを凝縮した歌詞になっていて曲を聞くだけでも感動するほどです。この本は命のことについて、ケニアについて、様々なことを考えさせてくれます。とてもよい作品だと思います。
他の作品と比べちゃうと・・・
2015/07/14 10:09
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投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
簡単にまとめてしまうと「日本の熱き医者がケニアに渡り現地で心のこもった医療を施していたら、現地の子供たちにも大人気。中でもあまりに悲しい事件から心を閉ざした子供ともついに打ち解け、その子がまた医者になって行く。そしてその子がまた大人になって今度は大震災で暗く沈む福島へやってきて子供たちの力になり、そして・・・」という感じ。この作品だけを読んだとすれば、まずまずオススメと言えるかもしれないけれど。
他のさだ作品に比べてしまうと、イマイチと言わざるをえないかも。さだ作品のすごさは、まずはテーマの面白さ。献体だったり病気だったりバイオリンだったりと、物語の舞台はそれほど珍しい物ではないけれど、そこから浮き上がってくる「テーマ」にいつも身震いさせられる思い。今回の作品はある程度現実に基づいているという事からか、そういう意味ではちょっと浅かったように感じました。
それと文章力。毎度「この人は一体どんだけの文豪なんだろうか・・・」と思わされるくらい素晴らしい語彙力、言い回しや句読点の使い方、で気持ち良く読ませてくれて物語が深く染み込んで来る感じなんだけど。この作品で言えば他の作品にはない「メールの文章」だったり「インタビュー」だったり、それで「かの医者」を思い出しながら進んでいくと言う展開なんだけど、これもなんか物語が散ってしまっている感じを受けて、しっくりこなくてこれまでのような感動を呼ばなかった。他作品が素晴らしすぎるので、ちょっと期待が大きすぎたのかも。