商品説明
織田家中随一の活躍を果たしてきた、丹羽長秀。その右筆・太田牛一は、長秀の記を秘かに残そうとする。本能寺の変で長秀は、窮地に立たされていた。明智光秀を討つのに最も有利な位置にいながら、軍を動かすことはおろか、行動を共にする信長の息子・信孝の暴走を止められなかった。しかし、大乱の中で長秀は、亡き主君への想いと、未来を見据え、ある秘策を立てていたのである。男たちの熱い生き様を描いた、新鋭による戦国秘史!
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紙の本
織田一の男、丹羽長秀
2019/06/10 14:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よっしー - この投稿者のレビュー一覧を見る
織田信長の小説には必ず登場する丹羽長秀。しかしながら、主人公になることは決してなかった地味な存在。これを題材にするという勇気ある挑戦と。ただ、太田牛一からの目線なため、同氏の考えや生き様まで踏み込んだ展開になっていない点が残念。プロローグとエピローグの謎解き合わせも今一つ。読者を唸らせるのであれば、嫡男長重の、長秀亡き後の生き様を通じた上でエピローグに繋げればもっと立体感が生まれたであろう。今後の作者の執筆活動の参考になれば幸いである。