和歌山県は本当に陸の孤島
2023/01/05 18:21
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投稿者:ふみちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
京阪神生まれの著者が「遠い」と嘆く県、それが私の故郷、和歌山県。紀勢線に乗ると無限ループに嵌まり込んだように同じ景色が続くと著者はいう、おっしゃるとおりだ。そんな彼が選んだ観光地の一つが「エビとカニの水族館」、目の付け所がいい
作者視点のブレない47都道府県
2021/03/28 22:16
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投稿者:ひでくん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み始めたときは各県のボリュームに物足りなさを感じたものの、それでも47都道府県における作者のブレない名所めぐりはあっぱれです。
他県を小馬鹿にしてるという感想をみましたが宮田さんの視点で楽しんでいるというのが正解だと思います。
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投稿者:タタ - この投稿者のレビュー一覧を見る
まだまだ知らない、観光スポットが日本には、こんなにたくさんあるんだと思うと、日本国内だけで、じゅうぶん遊べる。
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47都道府県ごとに、行って見て体験してほんとに満足できるであろう観光スポットを、有名どころ、知る人ぞ知るところ含めて正直目線で書かれている。ともするとB級スポットの羅列になりかねないところを、意外や作者のマニアックポイントも残しつつ、王道を行っている。写真が一切なく、作者のゆるい(でも明らかに上手くなってる)イラストもいい味出している。詳細な地図や写真もなく、イラストのみというのは、大航海時代前のヨーロッパ中世の奇譚集や博物誌のようにという、作者の仕掛けかもと思うのは考えすぎかな?
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最初に言っておくと、本書を公共の場で読んではいけない。これは、自宅で心置きなく爆笑しながら読むべきだ。電車の中とかで読んだら、笑いを堪えるのが大変だぞ!w
観光案内としては有名処からちょっと変わったところまで、割とバランスが取れている……と、思うのだが、全編から漂う『パラダイス』感は著者の持ち味だろう。有名処を紹介している筈なのに、どうも桂小枝が登場するような気がしてならないのだw
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全然興味ないとこばっか紹介してくれるけど、そこがいい。
へーそんなとこあるんだー(絶対行かないな)って思いながら楽しく読みました。
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思う存分旅行がしたい!と言ってサラリーマンをやめた著者が、行きも行ったり日本全国47都道府県のおすすめ観光スポットを正直に紹介。こんなところがあったのか?!と地元の人も驚く、すごいスポット満載。読んで楽しい、行って楽しい2倍3倍楽しめるガイドエッセイの誕生。(アマゾン紹介文)
宮田珠己さん最新刊。旅先の京都ジュンク堂で漸く購入。
相変わらず文章は面白く、それだけで楽しめる。
ただ、今回は紀行文ではなく、スポットの紹介が主題なので、物足りなさがあるのも正直なところ。
是非、読者からのお勧めスポットをめぐり、譚仿記にしていただきたい。
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読み始めからワクワクしてニヤニヤが止まりませんでした。とりあえず和歌山と岩手に行きたい。あと迷路系の旅館に泊まりたい。そしてわたしも自分なりの旅のおすすめスポット見つけたい!!と思いました。
普通のガイドブックはもういりません!!
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一度連載で読んでいたので、単行本は斜め読み。
行こうと思わないと興味がわかない性は
どうしようもないみたいです。。。
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まだ民営化される前の国鉄が1970年の大阪万博が終わってすぐ、利用客の激減に対する対策として始めた国民動員キャンペーンがDiscover Japan。それから約半世紀が立ち再び大阪で万博が開催される前に、もう一度、Discover Japanが蘇りました。50年前の眦決したような大作戦ではなく、ゆるゆる個人のゆるゆる観光としてですが…。いわゆるアンノン族をターゲットとした「美しい日本と私」が「オシャレ」な日本を再発見(いや、こじつけ?)したのだとしたら、今回は「妙ちきりんな日本と私」といった感じで「ヘンテコ」な日本を極私的に発掘しています。「オシャレ」から「ヘンテコ」の50年間には、田中角栄の「日本列島改造論」があり、「六全総」があり、「国鉄民営化」があり、「新幹線・整備新幹線」があり、どんどん「地域差」を埋めていこうとする年月でもありました。しかし高度経済成長が終わりバブルが破綻し地方交付税も厳しくなり「ふるさと創生」も何が何だかわからなくなり人口減少が始まり「地方消滅」みたいな言われ方をし、そして一方でインターネットの登場やSNSの発展によって個人は徹底的に個人になっていき、さらにはインバウンド3000万人とかでインスタに惹かれて日本人にとってよくわからないところまで外人が入り込む時代になって、みんなの「オシャレ」≦ひとりの「ヘンテコ」という逆転が起きた、ということだと思ってページを閉じました。妙に自意識過剰で、持って回った言い回しで、皮肉っぽく、露悪っぽい文章にだんだん慣れてくると、めちゃ著者の「地方LOVE」(いや、東京も入っているから「地域LOVE」かも)に嵌っていくのです。本書は、たぶん情報でする観光から自分の身体で感じる観光への誘いなのではないでしょうか?やたら海に入っているし、ジェットコースター乗ってるし、デカイものに反応しているし。
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いやぁ、もう面白いの面白くないのって面白いに決まってるんだけど、なんてったってタマキングなんだから。
すごいよね、全国47都道府県全ての「観光地」をまわって書いてるんだからそこに本当の「魂」があるわけだ、いや、知らんけど。
知らんけど、これを読むとその場所を直にこの目で見たくなる。行ってみたくなるってことはやはり「魂」があるってことじゃないか、いや知らんけど。
自分が住んでる場所を見てにやにや、知り合いのふるさとを探してにやにや。にやにやガイドだな。
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<目次>
全47都道府県
<内容>
47都道府県のうち、前半はWEB「本の雑誌」上で、後半は雑誌「本の雑誌」連載されたものを、まとめたもの。
確かに個人的な感想としての観光案内。読んでいると、海を潜ることやB級スポット探訪とか、好きなんだね、とわかる。ゆるい文章も椎名誠譲りか?
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言いたい放題にも程がある、と言いながら地元でも知らんとこが載ってたりするのでどっか旅行にでも行くときはまたそこだけ読み返しそう。誤植?と思われるのがいくつか気になるところではあるんやけど。
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全都道府県の裏見どころを簡潔に記載。関東平野は何もなくダサい。阿蘇山は面白そうだけど、結局はB級スポットだらけというのが日本の田舎。
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旅好きでその県の色を知りたいと思い手に取る。なるほど、一般的な観光本ではなく、著者の思い入れが思いっきり入った一冊。
著者が熱く語るが、写真が無くいまいちすごさがイメージできないのは残念だが(普段はスマホでの記事を読んでいるのでそれと比較してしまう)行ってみたいところがたくさん見つかり、楽しい。