- 販売開始日: 2019/05/31
- 出版社: 亜紀書房
- ISBN:978-4-7505-1532-8
ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと
著者 奥野克巳
ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」とのフィールドワークから見えてきたこと。豊かさ、自由、幸せとは何かを根っこから問い直す、刺激に満ちた人類学エッセイ!「奥野さんは長期間、継...
ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らして人類学者が考えたこと
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商品説明
ボルネオ島の狩猟採集民「プナン」とのフィールドワークから見えてきたこと。豊かさ、自由、幸せとは何かを根っこから問い直す、刺激に満ちた人類学エッセイ!
「奥野さんは長期間、継続的にプナン人と交流してきた。そこで知り得たプナン人の人生哲学や世界観は奥野さんに多くの刺激と気づきをもたらした。この書を読み、生産、消費、効率至上主義の世界で疲弊した私は驚嘆し、覚醒し、生きることを根本から考えなおす契機を貰った。」
――関野吉晴氏(グレートジャーニー)
著者紹介
奥野克巳
- 略歴
- 立教大学異文化コミュニケーション学部教授。著書に「これからの時代を生き抜くための文化人類学入門」「一億年の森の思考法」など。
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面白く哲学できるエッセイ
2019/05/02 08:18
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投稿者:りー - この投稿者のレビュー一覧を見る
感謝も反省もしない、というよりもそういう概念のないプナンの民と暮らした人類学者のエッセイ。現代社会で生きる人間は、時折自分たちが人工的に作り出した概念をこの世界のルールであるかのように誤認してしまう。それをものさしに正しいとか間違っているとか、優れているとか劣っているとか色々と判断を下してしまうのだけれど、それはそもそも便利だから作ったものさしなんであって、それによって人間を計るようになってしまっていては世話がない。今の時代に疲れた頭をすっきりさせてくれるようなジャングルの哲学が詰まった一冊。