- みんなの評価
- あなたの評価
評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
- カテゴリ:一般
- 販売開始日:2019/06/07
- 出版社: 東洋出版
- ISBN:978-4-8096-7932-2
読割 50
電子書籍
征韓
著者 大垣さなゑ
植民地帝国「大ニッポン」は、日本近代の最大の「負の遺産」であり、それは、こんにちにいたってなお清算されておらず、とりわけ、日・中・韓三国間の協調と新たな秩序形成にむけての...
征韓
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
征韓 帝国のパースペクティヴ
商品説明
植民地帝国「大ニッポン」は、日本近代の最大の「負の遺産」であり、それは、こんにちにいたってなお清算されておらず、とりわけ、日・中・韓三国間の協調と新たな秩序形成にむけての前進を、阻害する要因でありつづけている。
そしてまた、明治維新を契機として形成された近代国家「日本」は、いったいなぜ、そのすべての時間と膨大な資本・エネルギー・情熱を投じて「負の遺産」を負うことになったのかという問いも、いぜん深刻な問いでありつづけている。
●本書は、そうした問いへのひとつのアプローチとして、「東アジア×500年」を三次元空間とし、帝国「大ニッポン」に透視的概観(perspective)をあたえようとするものである。
●「平成」から「令和」へ。ビデオ・メッセージという天皇みずからの発議によって「皇室典範」の改定をはたし、「生前退位」と「即位」が実現した。
「日本神話」の「つぎて」である天皇が、政治的復権をはたしたのか、それとも、政治制度としての「天皇制」が流動化しはじめたのか。そもそも「天皇」という制度は何なのか……。
「大ニッポン」でも「帝国」でもなくなり、かといって「民国」でも「共和国」でもなく、
「王国」でも「君主国」でも、よもや「皇国」でもないだろう「日本国」はナニモノなのかを、500年の時間を奥ゆきに探索してみる旅はきっと、斬新な知的体験となるにちがいない。
目次
- I たびのはじまり
- 1 いしぶみin Apr.1895 ― ある後備兵の死
- II 殺 戮の春
- 2 草野の遺民―いま義旗をあげ「輔国安民」をもって死生の誓いとする
- 3 朝鮮王宮占領作戦―「新戦史」委員のほかは披読を禁ず
- 4 広島大本営発―処置は厳烈なるを要す、ことごとく殺戮すべし
- 5 残賊狩り―人骸累重、臭気つよく白銀のごとく人油氷結せり
- 6 凱旋―ももちちの、ももちちの、この勝ち軍さあなうれし
- III 大仏千僧会
- 7 リベンジ―三〇〇年のねむりをさまされた「豊公サン」
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む