- 販売開始日: 2019/07/12
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900957-0
パブリックスクール -ツバメと殉教者-
由緒ある伯爵家の長男で、名門全寮制パブリックスクールの監督生(プリフェクト)――。なのに、制服は着崩し、点呼や当番はサボってばかりのスタン。同学年の監督生・桂人(けいと)...
パブリックスクール -ツバメと殉教者-
商品説明
由緒ある伯爵家の長男で、名門全寮制パブリックスクールの監督生(プリフェクト)――。なのに、制服は着崩し、点呼や当番はサボってばかりのスタン。同学年の監督生・桂人(けいと)は、密かにスタンを敬遠していた。卒業まで、極力目立たず、無害な空気の存在でいたい――。ところがある日、桂人はスタンの情事を目撃!! 見られても悪びれない態度に、苛立つ桂人は優等生の仮面を剥がされてしまう。さらに、二人一組の当番で、スタンのお目付け役を任されて!? 栄えある寮代表(ヘッドボーイ)の座は、誰の手に――!? パブリックスクールを統治する、監督生たちの秘めた激情と恋!! ※口絵・イラスト収録あり
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愛とはなにか。
2020/04/25 13:29
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:馬子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
樋口先生の作品は毎回この愛というテーマがあり、色々な愛の形をBLとして描かれる才能は私の中で世界一!と思っています。
今回の話はパブリックスクールシリーズとして4冊目ではありますが前作とはまた違う登場人物のお話になっています。
今回の主人公はいつの通り優しく儚く自分に自信がない…とまでは一緒ですがちょっとだけ違う気がします。
それは強さ。
今までとはちょっと違う強さがあるなあと思いました。
とにかく美しい英国の美しい少年達に繰り広げられる悲しい愛の物語…一番王道で好きなやつ!
寝食も忘れ一気に読みました。
ありがとうございました。
この巻だけ読んでも大丈夫
2020/05/10 21:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こうべ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このご時世どこにも行けないので前から気になっていたシリーズものでも読んでみるかと既刊分(5冊)購入しました。一気読みでした。
あとがきに作者の方も書いておられたように「パブリックスクール」という響きは「モーリス」や「寄宿舎」などの洗礼を受けている者には魅惑的すぎます。期待を裏切らない素敵な作品でした。
この巻だけ別のカップルのお話ですが、個人的にはこのカップルの方が好き。未来も気になります。読んでる途中は「え、ちょっとかわいそすぎない?」と何度も呟いてしまいましたが、“可哀想”を乗り越え、愛を掴む少年たちが眩しかったです。脇役も魅力的でした。
どちらのカップルも受けが母性溢れすぎてて作者の方がすごい優しい方なんだろうなと思って読んでおります。これからも癒されたい時に読み直します。
圧巻
2020/03/22 04:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:KoLe - この投稿者のレビュー一覧を見る
風景やざわめきが近くに感じられるようで、イギリス英語が飛び交うところが目に浮かびます。そして人の描写も素晴らしく、これまた映画を観ているかのような作品でした。
ケイトや双子が悲しい過去から脱皮した時には涙し、そこから幸せに向かおうとした時には励ましたかったし、とにかく心動かされるお話でした。寮長がとても素敵です。いったい君幾つだ? と思うくらい。
エドとレイのお話より辛さが少ないので私向きでした。イギリス物が好きな方には手放せない一冊です。
スピンオフ
2022/09/07 23:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Sota - この投稿者のレビュー一覧を見る
パブリックスクールシリーズのスピンオフでした。
登場人物は本編とは違うものの、なんとなく、キャラが似てる様に感じてしまいました。
スタンは、エドと一緒で、好きだけど素直になれなくて、ケイトはレイと一緒で、ひとりぼっちで、相手の気持ちに最後の最後まで気がつかない、と、、
でも、相対的には、楽しめました。
感動
2020/01/30 08:02
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:marimari - この投稿者のレビュー一覧を見る
スタン×桂人の話。
エド礼とはまた違った愛の形を見せて頂き深く感動しました。
桂人が本当に強くて、優しくて美しい!あんなに思いやりを持ってるのに、自分は人を愛する事が出来ないと思っている切なさ。健気なだけに、愛したいし愛されたい、居場所が欲しい、と苦しむ姿には胸が締めつけられました。
スタンが最初はもっと達観したキャラかと思っていたら、桂人が絡むと子供っぽくなってしまうところが(笑)
何よりも、メンベラーズという存在感!寮代表だけど、エドとはまた違うまとめ方。普段は飄々としてるけど、いざというときの迫力、説得力がすごい!この話はメンベラーズなしでは語れない話です。
途中、少しだけエドが出てくるのですが、ほんの一言からも滲む礼溺愛っぷりが微笑ましかった(笑)エド相手でさえも臆さずに軽口がたたけるメンベラーズがすごい。
最後のメンベラーズ視点の話のラストが特に好きです!スタンの心の傷は大きく、まだ一波乱ある予感がしますが、「お互いに分け与える愛」が永遠に続いて欲しいと思いました。
愛を乞う
2021/01/06 00:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
愛を知らないと言いながらもその深い慈愛の心で許す桂人
意外と負けず嫌いで勝気な面があるのは好感が持てた
性的虐待と言う重いテーマを扱っていて、加害者である親たちが何の罰も受けないのには納得がいかないが、このシリーズは全編通して不条理に負けないで立ち上がっていく彼らを描かれている
パブリックスクールを舞台に傷ついた少年たちが一歩前進して大人への道を歩み始める