- 販売開始日: 2019/07/12
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900955-6
興国の花、比翼の鳥【SS付き電子限定版】
【電子限定版】書き下ろし番外編「興国の花蕾」収録。●父上を謀殺した皇帝に、僕は必ず復讐する――!! 皇帝の孫でありながら、命を狙われ山中に逃げ込んだ李由(りゆ)。そんな李...
興国の花、比翼の鳥【SS付き電子限定版】
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商品説明
【電子限定版】書き下ろし番外編「興国の花蕾」収録。●父上を謀殺した皇帝に、僕は必ず復讐する――!! 皇帝の孫でありながら、命を狙われ山中に逃げ込んだ李由(りゆ)。そんな李由を拾ったのは、圧政に苦しむ民を助ける義賊の雷全(らいぜん)。一目で李由がワケありだと見抜いたけれど「怪我したガキを放っておけない」と、自分の養子として保護することに。それから十年――剣技を磨き美しく成長した李由は、養い親の雷全に、密かな恋心を抱くようになって――!? ※口絵・イラスト収録あり
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中華風ファンタジー
2020/08/21 13:49
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ふる - この投稿者のレビュー一覧を見る
長さを感じない話。テンポよく話は進み、善と悪がしっかり描かれているので、読みやすかった。正義感の強い二人はかっこよかった。
まっすぐな
2022/09/24 08:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
中華風ファンタジー
皇太子である父を殺され、自分も命を狙われて山中に逃げ込んだ李由
そんな李由を拾ったのは圧政に苦しむ民を助ける義賊の雷全
二人の積み上げられていく恋と、圧政からの解放がほどよくミックスされた
ひねりはそれほどないけれど読み応えのある作品になっています。
圧政と戦うまさに絵に描いたような勧善懲悪ものです
そこに「貴種流離譚」と「光源氏的要素」を絡めて
悪者はとことん下衆野郎で(皇帝とその息子なのに!)
それを倒すものは心根のまっすぐな人たちです。
(個人的には李由父には「もう少し立ち回り方を」とか思ったり
最後に李由母のことを知ったらちょっとなぁと思ったりはしましたが)
悪者の下衆野郎たちは相応の報いを受けてくれた
あ、でも皇帝がそこまで執心していたのが「それだったのか!」って少し驚いた
前触れもなく出てきたので。
(そんな執心があったとは!)
唯一気になったのは、李由はあんなに拷問を受けて弱っていて
さらにひらひら衣装を着せられていたのに最後にあれだけ戦えるのには
・・・ちょっと違和感はありました。
(その後回復までにかなり時間かかっていたし…火事場の馬鹿力的な?)
最後に…この国今後後継者問題はどうするのだろうか。
一言も書いてなかったけどあのろくでもない叔父に健やかな息子がいたとか…(笑)
変な心配をしてしまいながら読み終わりました。
設定が
2021/12/10 18:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぱぐぱぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
設定が、内容豊富な割に、まとまり切れていないような、
もっとすごい大河ドラマになりそうなのに、と思いました。
でも、嫌いなシチュエーションでないので、星4つです。
貴種流離譚
2021/03/18 12:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々に敵役がこれでもかというほど酷いクズだったわ。
それに引き換え主人公の二人は、正義で真っすぐで気持ち良くカタルシスを感じさせてもらった。
今後の皇帝の跡継ぎ問題が気になるけどどうするのかな?
「・・・お前は俺のすべてなんだ、李由」本文より。
2021/07/31 00:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「中華歴史ファンタジー」です。
ネタバレがあります。
元は農民の出で今は隠し里の頭領をしている攻め・雷全(らいぜん)、荘の皇帝である祖父・荘泰(そうだい)によって八才の誕生日に太子である父・李斎(りさい)を亡くし命からがら逃れ攻めに助けられた受け・李由(りゆ)。
皇帝である祖父に父を謀殺され付き人ともはぐれた受けは、山中で出会った義賊の頭領である攻めに助けられます。復讐を誓う受けに攻めは・・・
攻めや周囲の人たちの助けを借り、悪政をしく皇帝を倒して父の仇を討ち、苦しむ民を救うため皇帝となって国を変える受けのお話です。
「貴種流離譚」と「光源氏的要素」そして「叛乱もの」と、櫛野先生の趣味満載。またあとがきにもありますが、主人公たちがとにかく「心根の真っ直ぐな気持ちのいいキャラクター」で勧善懲悪のお手本のような展開でした。清々しい読了感です。
一方で疑り深い私は、誰かが裏切るのではないか?内通者がいるのではないか?と勝手にドキドキ。
もちろんBL要素もちゃんとあります。保護してくれた攻めに対して反発からの信頼、憧れ、そして恋へと変化させた受けと、大切過ぎて「俺以外、誰一人として絶対、心の中に入れんな」と宣言した攻め。もしかしたら受けの方がずっと精神的に強いのかも?
読み応えのある中華歴史ファンタジーでした。