秘密のオメガとアルファの貴公子――契りの一夜

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投稿者：きたさん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オメガバース系なのは別に良いんだけど(大抵のオメガバース系って変にハードだったりするから)受の優柔不断っぽさがなんか引っかかった。ま、ズルズルと流されて攻の申し出を受けないと話は成り立たないから仕方ないが(笑)イラストは綺麗でしたね。そこだけは気に入った！

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

自分が設定がやっと分かった程度のオメガバースもの初心者だからか、男性が妊娠するといった未知のものへの不安と発情期の厄介さ以外は普通(王道)だと感じた
お金持ちの攻めを想い受けがひとりで思い悩みひっそりと出産子育て、女性だとよくあるよね
受けが勝手に思い込んで一人で悩んで家族に負担をかけ、結果子どもから片親を奪っていただけにしか思えない
オメガバースということで悩む部分に比重があるわけではないし、身分違いに引き裂かれたわけではないし、結局大きな障害もなかった(陰で攻めが奮闘したかも)ので大した感動もないまま終わってしまった
正直に言って物足りない

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

タイトルからわかる通りオメガバースもの
ただし、オメガバースが認知されていない世界のお話です。
(ここらへんの設定がとてもうまいと思います）
なので子供を生んだことについてもシークレットです。
だからこそ、妊娠しました→生みますまでの流れも
なかなか切ないものを感じました。
でもその中で優吾の家族（女性三代！）たちの
それぞれの優しさやたくましさはほっとしました。
彼女たちがいたからこその出産子育てだったと思うので。
（その点ではやはり女性は力強い生き物かと）

子供の幸多くんがまた子供らしく可愛い。
そして・・・多分、間違いなくアルファだと思う。
（それはそれでこの世界では大変だろうけれど）

Ｊは家族の愛には恵まれ
資産はあるけれど色々と苦労してきている。
でもハイスペックで根はとても優しく包容力がある。
（「セクハラ」と考えてしまうあたりも好ましい）

幸せにねって思った読後感でした。

余談：
その屋敷どこにあるんだーってなった（笑）

☆3.5

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投稿者：ぴょん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オメガバースですが穏やかです。
オメガバースが未解明で貴重な研究対象、世間ではほぼ知られていない設定なので、オメガバース特有の差別のシーンはありません。オメガの家族もそれを受け入れ支えてくれます。
BLは読むけど、オメガバースの差別が苦手な方には良いかも。
オメガバースを読み慣れている方には物足りないかもしれません。

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投稿者：黄梅　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

スイーツ、カフェ、身分差、オメガバース、隠し子、と定番になりつつある？なった？感のある設定ですが、オメガバースがまだ研究途上で番のことなど未解明という設定でした。

小中さんらしい細やかさで綴られていてすんなり読めましたが、もう一波乱あっても良かったような……主人公が完全空回りなのがちょっと気の毒なような読みながら焦れるような。

あとがきで攻めはスパダリにするつもりが、普通のハイスペック男子になったと書かれていましたが、こだわりがないのでスパダリとハイスペックの違いがわからず。

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投稿者：フー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

現代オメガバースものですが、オメガバースが世間では認識されていないという世界観です。発情と気付かない状況からの成り行きで男なのに妊娠してしまって、攻めには打ち明けられず悩みつつも子育てを頑張る健気な受けです。
オメガが一般的に理解されていない状態なのでまずそれに悩む部分が大きいのと、互いを思いやってモダモダするので焦れます。
どちらかがもっと強引であれば早くまとまったとは思うのですが、良くも悪くもとても優しく切なくて甘々です。

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

オメガバ設定ですが、まだ世間には認知されていない世界になります。
そして攻めとの一夜で妊娠してしまう、というお話。

攻めに内緒でひっそりと子どもを育てる受けが健気でせつなかった。
理解のある家族でよかったと思います。
そして、攻めが一途に受けを思う姿が素敵でした。
これからは子どもも合わせて家族3人でもっと幸せになってほしい、と願ってしまうような作品でした。

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投稿者：marimari　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ジェレミア・城一郎・デイヴィス(α38歳)×水野優吾(Ω28歳)
Ωバースが世に殆ど知られてない時の話。一夜の過ちでできた子供、相手には知らせず家族の支えで子育てを頑張るシングルファザー。もうこの設定だけで、いじらしさ、切なさを想像しちゃいます。
自分の体調不良の理由がΩであること、妊娠の事実を知った時の戸惑い、産む産まないの選択、もうこの辺の苦しみが胸にグッときました。そして全てを受けとめてくれた優吾の家族達の優しさが素晴らしい。
Jとの再会後の気持ちのすれ違い(？)、いや優吾が勘違いしてるだけなんですけどね。もう一層Ωのこと、幸多の父親のこと、さっさと話ちゃえばいいのに！と何度も思いました。
Jが優しい超スパダリだったので、うまくいったとも言えるかな。優しい人しか出てこない、心温まるお話でした。

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

現代オメガバース。

ネタバレがあります。

大富豪のα攻め、シングルファーザーのΩ受け。受け視点。

社会的にバース性について未解明な中、受けは慕っていた上司と一夜を過ごし身ごもってしまいます。自分が、男性でも妊娠可能なΩであることを知らなかったからです。

悩んだ末に仕事を辞めて上司と離れ、世間的にも極秘に出産し、シングルファーザーとして実家の家族に支えられながら息子を育てていました。

ところがある日、子供の父親であり一夜を過ごした元上司である攻めが訪ねて来て・・・

番成立後の妊娠出産エンドではなく、出産後に再会する展開です。バース性が公になっていない社会設定のため、また攻めの実家が複雑であることなどの理由から、攻めのもとから去った受け。健気です（涙）。

そして攻めも好印象でした（←何様だ・笑）。

再会ものですが二人の出会いも描かれていますし、再会後は攻めから受けへ積極的に口説いています。実の父親なのに受けの子供相手にキチンと線を引いて遊んであげたり、でもかわいい子供部屋を用意したりとデレデレです。

展開が都合良すぎるといえばそうですが、個人的には理想的な結末でした。