共感を得るブランディング
2022/12/28 20:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
企業における具体的なブランディング事例がわかりやすく、共感やファンを創ること、一貫したブランド戦略が必要不可欠であることを知ることができた。後半は生き方に転用しているようで、自分自身をブランディングしてグローバルな視野を持ち生きていくことが求められる世の中だと感じた。
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NYで活躍する女性2人が「私たちは」という視点でブランディングについて説いているのだけど、もう装丁やエディトリアルデザイン、内容に至るまでお2人のブランディングが徹底していて素晴らしかった!語り口も丁寧で誠実で且つ無駄がなく、人柄を表しているかのようだった。ブランディングとはそのひと(ブランド)らしさを最大限活かし、ターゲットに届けること。素敵な職種だなあ。
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借りたもの。
デザイン思考がビジネスで実際にどの様に活かされているか、具体的な実践例をあげている本。
中川淳『経営とデザインの幸せな関係』( https://booklog.jp/item/1/4822235807 )、水野学『「売る」から、「売れる」へ。水野学のブランディングデザイン講義』( https://booklog.jp/item/16/28174737 )で語られたブランディングの具体的な進め方がわかる。
グローバル社会となり海外にビジネス展開をするにあたって、著者は日本人の不得手な部分を痛感、批判している。
この本を読んで、デザイン思考が何故必要かと言えば、それはブランディングに関わることだからだと認識する。
ご自身が手掛けた案件、自動車配達車アプリ・Uberが利己的な経営手法でブランドイメージを悪化させ顧客を離脱させた後の回復大作戦(Uber Eats)の事例なども紹介し、その具体例を挙げて解説。
HI(NY)LIFE
( https://www.hitomiwatanabe.com/ )
flier紹介。( https://www.flierinc.com/summary/2059 )
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▼ブランディングとは
顧客とのタッチポイントで効果的にビジョンを伝え、ファンになってもらうことを目指す
▼事例
■EDOBIO
→海外進出が契機
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ビジネスリーダーだけでなく、世界に向けてチャレンジする日本人は一度、この本を手に取ることをおすすめします!
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「マーケティング×グローバル」
海外で働くデザイナーの観点から、実体験に基づいたブランディングについて描かれている。
グローバル企業で働く(活躍する)ということそれ自体も、ある種 “自分”というブランドのマーケティングだと認識した。
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美容室の待ち時間に斜め読み。
唯一無にという特異性が何か深掘りし、
ブルーオーシャンへ航海しなければいけないと感じた。
[気になった言葉]
価格を下げ、品質を高めることで競っていくという競争戦略型。今後は他社と比較して相対的な価値をつけるのではなくその会社らしい唯一無二の絶対的な価値を作る。
商品やサービスの情緒的価値を伝えて理解してもらって信頼してもらい共感してもらう。それにはビジネスから発せられるメッセージが矛盾なく同じ方向を向いていること。
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私自身海外駐在歴17年、現在ニューヨーク在住として、「いや、全くもっておっしゃる通り」ということが書いてありました。私の問題意識と、著者の書かれている内容はほぼ同じ一致。
問題は、これを自分自身、どうやって実践するか…
良書です。
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日本ってやっぱり、いい国なんだけど、
特殊な国なんだなって客観的に見られる
日本国内だけじゃなくて海外も視野にいれてビジネスをするなら確実に日本人は何かを変えなくてはいけないんだろうなって思う
これがいいんだ❗️って思っても、それは確かに私はいいって思うけど100人に聞いたらなんて答えられるかな?って疑問に思えた
難しい言葉もなく読みやすいし、よかったあ
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素晴らしい本。
日本とアメリカの文化や思考の違いと一つ一つ向き合って紐解いて解説している。日本とグローバルマーケットの視線の違いや、優先順位のギャップ、日本後と英語の本質の違い。など、かなり細かい視線で書かれているので解像度が高い。「自分らしさ」を持つことが、グローバル人材には必要不可欠。ブランディングやデザインコンセプトをどのように作り上げていくのか、その過程も詳しく書かれているので、ブランディングを勉強している人にはとても参考になる一冊。
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日本語がハイコンテクストな言語(行間を読んで伝わる言語)であるがビジネスではシンプルに明確に伝えることが求められる。
でも、顧客と対話するときはバチバチにハイコンテクストな会話するので切り替えられるように意識していこう。
実質的価値だけでは十分ではなくて、LOOK and FEEL(情緒的価値)を伝えられるようにブランディング視点持っていこうという内容。とても参考になりました。
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伝えたいことは、自分らしさを大切にすること、グローバルマインドを持つこと。アメリカというグローバルマーケットの最先端で、日本人というマイノリティを跳ね除けて仕事するには、さぞ苦労もあったかと思う。その上で、苦労した分、悔しい思いをした分、それを仕事で跳ね返したというストーリーにはなるほどと思う部分もある。ディーンアンドデルーカのデルーカさんの奥様でもあり、ちょうどコロナでチャプターイレブンを申請したタイミング、ブランドとは厳しいものだと実感するところでもある。
クリスマスなんてNGで、ハッピーホリデー以外はあり得ないのが当たり前。ユダヤ人の上司を持つ身で、クリスマスは死を意味するし。でもこういうウィット、ティップス一つ一つを日本人は知らない。知らないからこそ、どこかそこはかとない不安を持っている。それを体感したか、していないか、つまり海外にいたということだけでは意味がなくて、そこから先へ踏み込んだかどうか。本書の二人は、それをデザインという文脈で半強制的に体感したんだと思う。地雷を踏んで、なんぼ。あ、これ地雷かよと思うことなく体が消し飛んでいることもある。本は、知の集積出会って、過去の人たちが経験したこと、頭の中にある世界をを体験、追体験できるのが本質。とすると、我々のやっているニューヨークでの戦いが、未来の誰かの成功のきっかけの一つ、少なくとも失敗しなかったことを支えたことの一つとでも言える、レガシーを残していきたいものだ。
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・デザインするとは見た目の良いものを作ることではなく、クライアントをよく観察し、課題や問題や強みを見極め、オーディエンスや時代・市場考慮し、問題解決する方法を柔軟にクリエイティブに考えだし、それを可視化して伝わる形に落とし込んでいくことと定義づけ、具体的な取り組みがかかれている本。
同時に、なぜ日本人は伝えることが苦手なのかという新しい視点があったことも個人的には面白かった。
①成長の段階で自己主張や自己表現することに慣れていない
②日本語はハイコンテクストな言語であり英語はローコンテクストない言語。コンテクストとは文脈や前後関係のことで、ここではコミニケーションをする際の基盤となる共通の文化、環境、価値観や考え方など。コンテクストに依存していて日本では共通の文化や価値観を持っている相手とのコミュニケーションが大半のためコンテクストに依存している。
自分含め本当に意識してよくしていく必要があると思う。
・視覚的に伝える手段であるビジュアルコミュニケーションは非常にパワフルだ。
・Brand is a name, Term, design, symbol, or any other feature that identifies one sellers good or service as distinct from those of other sellers.
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ブランドの構成要素をわかりやすく書いてくれている。
ブランドの作り方の基本構成がわかったのでよかった。
ロゴなどのビジュアルだけでなく、本質的なブランド価値の作り上げ方が分かったのでよかった。
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ブランディングは本来見た目のデザインだけでなく「総合力」。DNAから仕込め!
NYで20年以上活躍する実務家の「外からのアドバイス」が沁みる。中長期的に全企業に必要な内容
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日本人は自己表現力弱いとか、行間を読む文化だからストレートに伝えられないとか、その辺の内容は割とよく聞くもので「やはりそうか」という感じ。
中盤の具体的なブランディングのやり方指南が目からウロコかつ分かりやすい。「自分の感覚を信じるな」。コロナの直近対策と別に会社全体でやるべき!