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おとっつあん 八丁堀赤鬼忠孝譚
著者 著者:小杉 健治
因縁をつけられて父親を無為に殺された高井伊八郎は、加護藩からひとり、江戸に仇討ちに出てきていた。憎き仇の名は、竜崎又右衛門。長らく仇を見つけられぬまま、行き倒れた伊八郎が...
おとっつあん 八丁堀赤鬼忠孝譚
おとっつあん (角川文庫 八丁堀赤鬼忠孝譚)
商品説明
因縁をつけられて父親を無為に殺された高井伊八郎は、加護藩からひとり、江戸に仇討ちに出てきていた。憎き仇の名は、竜崎又右衛門。長らく仇を見つけられぬまま、行き倒れた伊八郎が助けられ意識を取り戻すと、そこは多くの恵まれない生い立ちの子どもを引き取って育てている、忠孝園という施設だった。そして、忠孝園を運営する有徳の士・祐源は、話に聞いていた父の敵、又右衛門と面影がそっくりだった――果たして、祐源の正体は善人の面をかぶった極悪人なのか? 自分が祐源を斬ったら、遺された子どもたちはどうなる??様々な黒い噂も耳に入り、伊八郎は真実を突き止めるべく、祐源に近づこうとするのだが――
さまざまな人生模様が交差する人情時代ミステリ!
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会話の言い回しが、私には苦しいものでした。
2019/11/29 19:58
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投稿者:satonoaki - この投稿者のレビュー一覧を見る
小杉さんの作品で青柳剣一郎のシリーズは割と好きなのですが、若い侍が真実をつきとめようとするときの言葉遣いが、どの作品も酷似しているようです。
伊八朗の言い回しは、蘭方医の新吾や隠密同心の市松と変わらない感じです。
これらの作品も、つきつめたものの言い方が読んでいて疲れるものでした。
「おとっつぁん」を読み始めて、「ああ、これも同じだ」とわかり、一応最後まで読み終えましたが、次巻が出ても読まないように思います。