白狼さまの恋ぐすり【電子特別版】
著者 著者:雨月夜道 , イラスト:サマミヤ アカザ
人も獣も等しく救う“おくすりさま”と慕われる薬師の弥一は、山の利権を狙う人間と山を守りたい山神との諍いに巻き込まれ、怪我を負う。そんな弥一を助けたのが、子供の頃に一度だけ...
白狼さまの恋ぐすり【電子特別版】
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商品説明
人も獣も等しく救う“おくすりさま”と慕われる薬師の弥一は、山の利権を狙う人間と山を守りたい山神との諍いに巻き込まれ、怪我を負う。そんな弥一を助けたのが、子供の頃に一度だけ出会った白狼の山神・月白だった。神域の月白の屋敷に連れられた弥一だが、そこで図らずも月白が不治の病に冒されていることを知る。“命に代えてもお前を治したい”――可能性を信じ、献身的に治療にあたる弥一が愛おしくて堪らなくなった月白は「これからは本気で口説く」と弥一に宣言して…。
【電子特別版】攻の月白視点から弥一との甘い日々を綴ったショートストーリーを電子版だけに特別収録!
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民話調BL
2021/09/26 04:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
弥一は幼少時の戦乱で、家族を殺された天涯孤独。
領主の次男に助けられ、薬師の左衛門の預かりとなる。
山神様と称して、里人に信仰されているのは、獣人。白い狼の一族。
山神なんているわけないと、孤児で薬師に養われている幼い弥一は、師匠が毎日拝んで手入れをする、山神の祠に泥団子を投げつる
師匠の薬師が病にかかり、夜の山に一人で薬草を採りに行った弥一は、山で迷子になり死にかける。
そこへ小さな白い狼が現れて暖めて、里まで送ってくれた。
その時、白狼と交わした言葉の通り、動物たちが薬草を咥えて弥一の治療を受けにくる。
それから山神様を信じて、いつか幼い頃の愚行を謝りたいと思っていた弥一。
領主が代替わりして、山神の神域にある泉に毒を流す。
領主の弟の連絡を受け、毒消しの薬を作り、熊たちの案内で神域の泉に行くと、動物たちが苦しんでいた。
そこに、昔出会った白狼が現れて・・・
白狼の月白と薬師の弥一の恋。弥一は月白の病も癒す。
こういう民話調は、自然と共存するためになにを大事にしたらよいのか、考えさせられるので、とても好き。
人化すると絶世の美男子になる月白の、飄々とした軽い口調が、良かった。事態の重苦しさを軽くしている。
エロ度低め、心の触れ合い・心理描写が重点のラブロマンスでした。
白狼の山神×薬師
2021/09/10 19:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:フー - この投稿者のレビュー一覧を見る
山神ながら病弱な白狼の月白と薬師の弥一。病弱でも飄々としている月白が口説いてきても素直に受け入れられない弥一。病やら山神と里のいざこざやら妹の死やら信心やらが絡んですんなりとはいきませんが、吹っ切れたら甘々です。
ふがーーっ!
2020/07/23 06:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初読み作家さん。
苦手な文章でした。
「っ」「!」「…」が多いんです。
「!…素人に、そんなこと言われたくないっ!」という感じでしょうか。(からかってません)
登場人物の鼻息が荒い一方、読み手のテンションはだだ下がりでした。
でも、話は好きです。