神獣さまの側仕え【SS付き電子限定版】

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投稿者：やまだち　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

「目も声も奪われた僕にできるのは、領主様を慰めることだけーーーどんな美女にも見向きもしなかった領主様の側仕えに選ばれて！？」帯より。

ネタバレがあります。

欲望が高まると獣に変身する神獣の末裔である領主様攻め、呪いのせいで目も声も奪われた森の民の受け。受け視点。

お金と引き換えに領主様の夜の相手をすることになった受けが、やがて攻めを好きになり相思相愛になるお話。

と、ここまでは獣攻めの鉄板ですが、同人誌にはなかったその後のお話が大人のグリム童話のようで、甘々なエッチとのギャップがありました。

あとがきにあるように、元々は同人誌のお話です。その同人誌を繰り返し読むほど好きな作品だったので、文庫化を楽しみにしていたのですが・・・ちょっとき気になった点が幾つかあって、物語に集中出来ませんでした。

1.「性的な知識などないに等し」い受けが、女性が濡れることをなぜ知っているのか不思議でした。また、射◯や勃◯といった身体のメカニズムも知っていたし（同人誌の方では「性的な経験がない」とあって、でも知識はあったのだろうと推測できました）。性的な知識の程度が、私が思っていたものと異なっていたようです。

2.場所と小道具の変化について。２回目のエッチのシーンで、浴室の寝椅子にいた受けが、攻めによって寝椅子に押し倒されます。そして受けが握ったものがシーツです。え、シーツ？寝椅子にシーツ？でもまぁ、そういうものかと読み進めると、今度は敷布！え、シーツの他に敷布もあったの？シーツを離して敷布を握り直したの？混乱する私をよそに、攻めは受けをごりごり。そして「ベッドが悲鳴を上げた」と。え、いつのまに寝室へ移動したの？駅弁でもして？もしかしたら、エッチの濃さに私が読み間違いをしているのかもしれません（汗）。

3.受けが見えるようになって、領主様の顔を見た受けの感想が「迫力のある美型だ」と。「美形」とは別の言葉でしょうか。

また受けがまた声を出せない頃、騎士団長さまとのやりとりで砂のお盆に書かないまま意思の疎通をしたり（顔の表情を読み取ったと記述がないから、一体どうやって・・・しかもその後に砂のお盆を手元に寄せているし）、受けは領主様にとって他国から流れてきた森の民（受けの名前も攻めたちには「異国の名」）なのに、文字は共通なの？受けの養い親は毒親ながら薬草の知識や文字は教えたの？など、んんんん？と気になった箇所がありました。

でももしかしたら、私の読解力不足かもしれません。間違えていた場合は、ごめんなさいね。ストーリーは面白いし好きだから、電子書籍版が出たら買いますよ。

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投稿者：M★　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

素朴で可愛い主人公　
表紙の絵でわからなかったけれど、主人公は、古い神族。
どうやら虹の実を盗む為に攫ってきたらしい。
じつは白銀の髪に菫色の瞳の美貌の持ち主。
だけど、森の民は素性を隠す為に、「お前は醜いから貌を隠せ」と言って育てていた。

古代龍の住む山の虹色の実を採りに行けと言われて、古代龍に叱られて呪いをかけられて失明、失言。
主人公は、口減らしに、獣人王の妾として売られる。

そこから、運命の歯車の方向性が変わる。
嘘吐きと悪党は、惨たらしい罰を受ける結末。

金ひかるさんの素朴なタッチがピッタリの可愛い物語だった。

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投稿者：夏乃そら　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

健気受け！ありがとうございます！そして、神獣兄弟の獣っぷりは素晴らしく良いです。精神的にも肉体的にも獣であるところがスパイスになってる！エロさもたっぷり堪能できます。

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投稿者：黄梅　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

溺愛攻め、年下健気受けがお好きなら楽しめそうです。エロ満載、なら身売り系→でも痛々しいのは嫌だから溺愛によせましたとのこと、そのとおりになっています。不憫な受けがどんどん元気になっていく姿は眩しいけど、お城に上がるまでの義母や義兄のしうちの酷さ、攻めの弟でサイコパスかつ変態の弟騎士団長は読みながら後ろ寒かった。

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投稿者：まぐろ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

人外が好きなため購入。
獣姦もありますが、薬も使っているので痛くはありません。
むしろ愛があります。

領主さまの名前がリィというのはちょっと意外でしたね。かわいい名前だな、と。
そして弟のキエム、兄への執着があるので行為に立ち会ったりと、今まで読んできた小説では出会わなかったキャラだったので、新鮮です。
2人とも神獣だからちょっと変わってるんだろうな、と思わせてくれる。
おばばも侍女たちもいいキャラだった。

受けのシェラは純粋で健気でかわいい。
周りから騙されて生きてきたのはかわいそうだった。
神獣2人と幸せになってほしい。

悪いことをした人たちにはそれ相応の報いがある、というのが好印象ですっきりしました。
婚約者の末路には少しぞっとしましたけどね。

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投稿者：ふる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

視力を奪われた受けは神獣の攻めに売られてしまう。自分を恐れない受けに愛情を芽生える攻め。受けが幸せになれて良かった。モフモフも堪能できて満足。