読割 50
電子書籍
純喫茶トルンカ
著者 八木沢里志
「純喫茶トルンカ」は美味しいコーヒーが自慢のレトロな喫茶店。東京の下町にひっそり佇む店には、魔法にかけられたようなゆっくりとした時間が流れ、高校生の看板娘・立花雫の元気な...
純喫茶トルンカ
純喫茶トルンカ (徳間文庫)
商品説明
「純喫茶トルンカ」は美味しいコーヒーが自慢のレトロな喫茶店。
東京の下町にひっそり佇む店には、魔法にかけられたようなゆっくりとした時間が流れ、高校生の看板娘・立花雫の元気な声が響く。
ある日バイトの修一と雫が店に出ていると、女性客が来店。突然「あなたと前世で恋人同士だったんです」と修一に語りだし……。
孤独や悲しみを抱えた人々の心がやわらかくドリップされていく……。
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紙の本
さわやかな読後感
2021/12/13 19:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:暴れ熊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
とてもよかった。
それぞれの登場人物の視点から、3つの話が描かれているのだが、どれもすばらしい。
人と人との出会いの妙を感じるし、それぞれの人物の思いが、何の衒いもなく、真摯に切実に描かれている。
非常に良い小説だ。
この小説の世界に没入してしまう。
電子書籍
素晴らしい短編集
2021/09/08 19:55
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なのはな - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんだかそこだけ時間がゆっくり進むようなとても味わいのある短編集でした。レトロな喫茶店「トルンカ」に関係する登場人物一人一人のそれぞれのエピソードをじっくりと描いた短編集で、それぞれの話が素敵なストーリーで見事に完結していて、1話読むごとにたっぷり余韻が残りました。皆それぞれに個性はあるものの基本的に温かく優しい人ばかりで、それが短編集全体に穏やかさを醸し出しているなあと思いました。喫茶店トルンカの雰囲気と非常にマッチしていますね。特に最後の雫の物語は最高に素晴らしい青春小説でした。
紙の本
こんなお店近くにあったらなぁ。
2016/12/27 12:50
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honpochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
読んでいるだけで、雰囲気あるお店なんだろうなぁと思うお話です。
珈琲も美味しそう^^
私の近所にもお気に入りのお店はあるのですが、閉まる時間が早くて
なかなか行けません:;なので、近くにこんなお店あったらなぁ、と思ってしまいます。
ほっこり、のんびりしているようで少しミステリアス?な感じがしました。実は家族で亡くなったお姉さんのショックから少しづつ立ち直ろうとしている状況をかかえている。なんだか切なくもなりますね。
続きのお話があるみたいなので、そちらも購入しました。
今、読んでる別の作品を読み終えたら、早速そちらを読もうと思ってます。今から、楽しみです。
電子書籍
ほっこりした気持ちに
2022/07/25 17:03
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mii - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじだけ読むとちょっと破天荒なお話かな?と思いましたが
全体を通して心が温かくなるようなお話でした。こんな喫茶店があるなら行ってみたい。
次作も気になります。
紙の本
センチメンタル
2022/10/12 16:16
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hid - この投稿者のレビュー一覧を見る
3篇、どれもセンチメンタルなお話。
ただ、どれも人の死が関わってるっていうのが、ちょっとひっかかったかな。
違うアプローチも欲しかった。
紙の本
コーヒーを巡る3編
2017/03/30 09:57
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学生修一のモラトリアムが、読んでいるとよく伝わってくる。コーヒーに関するうんちくは、タレーランに比べると物足りなかった。