- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2019/08/23
- 出版社: 講談社
- ISBN:978-4-06-516738-0
電子書籍
宝石の国(10)
著者 市川春子(著)
宝石たちは、フォスに誘われて月に向かった者たちと、地上に残り、金剛先生と新たな関係を築こうとする者たちにわかれていた。地上に夜襲を仕掛けたフォスたちだったが、後からやって...
宝石の国(10)
宝石の国 10 (アフタヌーンKC)
商品説明
宝石たちは、フォスに誘われて月に向かった者たちと、地上に残り、金剛先生と新たな関係を築こうとする者たちにわかれていた。地上に夜襲を仕掛けたフォスたちだったが、後からやってきたカンゴームに連れ戻された。目を覚ましたフォスは、エクメアから砂になった宝石の再生が進んでいることを知らされる。
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電子書籍
まるで蟻地獄のような
2019/09/24 14:31
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:藤和 - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公の今までの行動が引き寄せた地獄というか、主人公ひとりだけが選択と絶望を強いられているようなそんな内容でした。
主人公以外は環境に適応してしまっているのに、主人公だけがずっと抱えてる目標を忘れられない。
このシリーズのファンの方は、新刊どころか連載の方で1話更新されるとその度に地獄を感じていると聞き及びましたが、さすがに今回は地獄を感じました。
紙の本
市川春子は天才である。
2019/09/20 22:05
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mino - この投稿者のレビュー一覧を見る
特装版付録冊子においては 漫画家というより 現代アーティストや 西洋のシュルレアリズム絵画を見ているような 気分になった。
市川春子は天才である。
電子書籍
二百二年
2022/06/29 22:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:じゃび - この投稿者のレビュー一覧を見る
超ウルトラスーパーハッピーに変貌したカンゴームに全てを持っていかれ…てしまえたらよかったと思うくらい展開がつらい。カンゴームがフォスにあえて言ったことがその通りなのもつらい。でもこの展開の全く読めなさは本当に面白い。まさかこんなことになるなんて誰も思わないじゃん???すごい。
電子書籍
祭典
2022/06/29 10:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nico - この投稿者のレビュー一覧を見る
遠目に今までと違うような表紙だな~と思っていたら、なるほど、月での祭典を描いた表紙だったのですね。
フォスの虚無顔が最高ですね。
月人たちのいる月世界のカラーはこういったかんじなのでしょうか。
紙の本
フォス無惨
2019/08/30 11:57
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
エクメアとカンゴームのバカップルぶりに唖然。これに関してはカンゴームの腕の件など、何かが引っ掛かる。
エクメアの「カンゴームは特別」という言葉。
たぶんそれはカンゴームが願う形とは真逆の苦いものであろう予感がする。
ブスを連呼するフォスとカンゴームのケンカは笑えた。
光マカロンを食べた宝石たちやいちゃいちゃシーンを見たいとサラッと言うダイヤモンドなど楽しい場面もあるが、他が重い。
月に渡った宝石たちのほとんどが環境に順応していく中、心が壊れたイエローダイヤモンドが哀れ。
そしてシンシャの毒を浴びたパパラチアはどうなったのか?
それ以上にフォスが。最後にフォスが金剛に縋る場面はほとんどホラー同然の無惨さ。
宝石たちに忘れ去られ、あんな姿になったフォスはもう死者の領域にいるのだろう。
かってあんなに無邪気だったフォスが怨霊同然になってしまった。
フォスは大好きな先生の役に立ちたかった、不遇なシンシャの力になりたかった。それが始まりだったのに。
救いはあるのか?
紙の本
「フォスの言う幸福とは何だったんだろう」
2019/09/10 10:51
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
最後のページは怖かった。フォスは変わってしまうんでしょうか。220年という歳月と「完全な行き止まりなのに頭が考えるのをやめない」という言葉が重なってフォスの苦しみが伝わるよう。問題を解決しようとするのは寿命があるからで、不老不死なら解決などにこだわらなくともなるようになる、宝石たちの順応力はそうゆうことなんでしょう。だったらフォスは何故苦しまなければならないのか…。
紙の本
イラスト集のような漫画のような
2019/08/30 13:49
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:冷凍みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
仏教の無常観を感じさせる独特の雰囲気と設定を背景に、イラスト集のようなおとぎ話のような、なんとも説明の難しい不思議な魅力のある漫画です。はやいものでもう10巻。少し前に深夜アニメでやっていたので、そこから読まれた方も多いのではないでしょうか。とてもきれいな映像でした。
宝石というキャラクターにどのように、どこまで感情移入できるかによって読む人の感想が変わるかもしれません。個人的には、最初は夢中で読んでいたのですが、だんだん伏線ばかりであまり話が進まないので、そろそろ読むのをやめようかな・・・と思いつつ、読むとやっぱり気になって買い続けてしまう、というループにはまっています。
金剛先生にもどうか救いが訪れますように。
電子書籍
キラキラ
2019/09/03 11:56
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆずみかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も宝石たちが、キラキラしていて
とても可愛らしかったです。
10巻になるのに、世界観はそのままで展開がよく
とても楽しめるコミックでした。