何故こんな所に?
2019/07/18 22:35
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投稿者:6EQUJ5 - この投稿者のレビュー一覧を見る
三徳山三佛寺(p118~)のように本当にどうやって建てたのか?というものや、わざわざ岩の上に鎮座する阿夫利神社(p58~)など、様々な絶壁建築が登場します。信仰の力と先人の技を感じさせる一冊です。
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投稿者:アイズマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
奇抜な建物や、一風変わった物など、その時代に合った建築様式が、見られて、
設計者の気持ちになったつもりで、見学してみたいです。
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投稿者:黒藤 - この投稿者のレビュー一覧を見る
急峻な崖や山の斜面に建てられた懸造りのお寺と神社を紹介した本です。この本で懸造りを知り、興味深く読むことができました。機会があれば実際に見てみたいと思いました。
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
とっても面白いです! 海外だとこういう絶壁建築ってたくさんあるのですが、日本にもあるのですよね。生で見たい。
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藤森照信先生と山口晁さんの「日本建築集中講義」に、「投入堂のように山や崖に建てる建物は「縣け造り」といって日本中にありますけれど、…」との記述があった。以来、気になっていた縣け造り。
フェイスブックの案内で知った本。(ブクログのフェイスブックだったのかな?)
大阪の単身生活で出かけた奈良の長谷寺、室生寺、諸星大二郎の暗黒神話の聖地巡礼で訪れた国東半島の両子寺、故郷の千葉県館山の崖の観音、やはり千葉の笠森観音など行ったことある場所も再確認。
帯に「なぜ、こんなところに?」にとあるけれど、ホントそう思う。縣け造りファンになっちゃいそう。
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気軽には行けないような寺・神社が多く、非常に新鮮でした。
寺・神社を「規模」「秘境度」「眺望」という3つのパラメータ(各5段階)で示してくれているのも、この本をわかりやすい本にしている。
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個人的に欲しい情報がちょうどいい量で載ってた。建築様式とか由来とか、そこまで行くにはこんな道ですよーとか。
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懸造り建築がこんなにたくさんあるとは、と思う一冊でした。たまたま行ってみたお寺に懸造りがある程度しか知らなかったので、これを機に懸造りを求めて出かけたくなりました。
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青森から沖縄まで、各地の懸造が1ページ〜見開きで見どころと一緒に紹介されている。オールカラーで写真も見やすいので、旅行ガイドとしてはもちろん、資料としても参考になる。
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崖にへばりくつお寺や神社。人間って絶壁が好きなのかなあ、昔の時代によくこんな所に建てられたものだと感心する。
表紙は長野県小諸市・布引観音 千曲川に面した断崖に建つ。
福島県大沼郡会津美里町・左下観音堂
栃木県栃木市出流山・出流山満願寺奥之院
栃木県佐野市出流原町・磯山弁財天(出流原弁財天)
千葉県館山市船形・船形山大福寺・・寺の上の褶曲した岸壁がすごい
鳥取県東伯郡三朝町・三徳山三佛寺 が目をひいた。
2019.6.27発行 図書館
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まさに俺得ガイドブック。
崖造り、懸造り、懸崖造りなどと呼ばれる、絶壁に足場を組んだ足場の上に堂がある寺社様式は、その構造美もさることながら、大抵は見晴らしが良い。
そんな崖造りが大好きです。
10年以上前に行った鳥取県の三徳山投入堂に訪れたのが最初で、以来あまり意識しては来なかったが、千葉の崖観音、笠森寺に行ってからは、やっぱ崖造りだな!と思うようになった。
そんな崖造り全国めぐりのガイドブック。
見どころ、創建年代、行き方指南本。
長野県上田市には3年住んでて、千曲川流域に崖造りが多いことは知らなかった。
(もちろん布引観音は崖造りと認識してたけど、二年参りに行ってた北向観音も崖造りの認識はなかった)。
特に、浅川ループ橋のところの「ブランド薬師」がとても気になる。
崖造りめぐりの旅もいいな。
というか、家を建てるなら崖造りがいいな(伊豆の海岸線の傾斜地がいいな)
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<目次>
第1章 東北地方
第2章 関東地方
第3章 中部地方
第4章 近畿地方
第5章 中国・四国地方
第6章 九州・沖縄地方
<内容>
いわゆる「懸造り」の寺社を紹介する本。京都の清水寺が有名だが、全国に知らない寺社がいっぱいある。少し食指が動いた。
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山岳信仰の関りで絶壁建築は寺や神社に多い。絶壁に張り付いているお堂など、絶壁の窪みに入り込んでいるもの、ただ斜面に建っているだけのもの、様々である。絶壁にあるものは、床を支える支柱の長さが場所のよって違っていたり、異常に長いのがあったりと、写真を見ると非常に怖そうである。実際に登ってみたら、足がすくんで恐ろしいことだろう。そもそも、そこにたどり着くのが大変なお堂もある。懸造りというらしいが、なかなか興味深いものだ。意外と、日本全国にたくさんあるようなのだ。清水の舞台もそうだし、鳥取県の三徳山三佛寺投入堂は結構有名で、私も何かの媒体で見たことがあった。「うわっ、なんてところにへばりついているんだ!!」と驚いたものだ。次回、寺巡りをするときは、懸造りに注目して訪れてみたい。
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全国に点在する懸造りの寺社から100ヶ所を紹介している。
第一章 東北地方 第二章 関東地方
第三章 中部地方 第四章 近畿地方
第五章 中国・四国地方 第六章 九州・沖縄地方
データとして、名称・所在地・交通アクセス等々。
御朱印の有無も。添えられたカラー写真の景観が見事。
懸造り用語集、全国懸造りマップ、索引有り。コラム有り。
日本独特の建築様式である懸造りの寺社は、
全国に300ヶ所以上存在。10年間で約170ヶ所を訪問した
著者が厳選した100ヶ所を紹介しています。
修験の場所に参拝者のためのお堂を建築した懸造り。
崖や岩場などにへばりつくように建造されたのは、
何故こんな困難な場所に?と思っていましたが、
元来は修験の場だからということで納得しました。
そして、その建築の困難さと完成された姿には、
建築の携わった者たちの技術の高さが窺われます。
しかも300ヶ所以上存在するとは!
その一部としても、その姿と絶景には驚くばかり。
巡ってみたい者へのガイド本としても、良かったです。
山寺(立石寺)は懐かしい・・・ゼイゼイしながら登って、
到着した五大堂からの眺望の素晴らしさと、
まだ上にも建物があることに驚愕したことは忘れられません。
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「どうしてこんなところに?」「どうやって作ったのだろう?」
そんな疑問と好奇心、神秘性への敬いを掻き立てる社寺が日本各地にあることを知り、読んでいて心が躍った。
オールカラーの写真と淡々とした説明が読みやすく、絶壁建築のよさを素直に伝えている。
この本を読んでいるだけでも感動するが、実際に足を運んで絶壁建築の魅力をこの目で確かめてみたくなった。