紙の本
スマホ依存症の人、必読
2020/04/29 21:15
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投稿者:Bob - この投稿者のレビュー一覧を見る
スマホ依存性の人におすすめします。
スマホやSNSといったテクノロジーは、現代人の生活に普及ではなく、「浸透」していると言った方が良いかもしれません。そのせいで失った物、時間だったり孤独だったり、それらを取り戻すお手伝いをしてくれます。テクノロジーを使わない生活をするのではなく、本当に必要なものだけに絞ることで、きっと今までとは違う生き方ができると思います。
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ジェイク・ナップ, ジョン・ゼラツキーの『時間術大全』でも扱われていた題材で、SNSを始めとするテクノロジーに翻弄されず、こちら側から主体性を持って利便性を享受する、あるいは手放すという選択を取るためのメソッド。
この本を読んで30日間のエクササイズを実践する人がいるとすれば、その人のレビューこそが真に価値のあるレビューとなるのだろうが、あいにく自分にはあまりにも荷が重すぎた。しかし、情報オーバーロードの時代を有意義に生き抜くヒントはふんだんに盛り込まれているのでエッセンスをつまみ食いするだけでも十分有益だ。
「間歇強化」及び「承認欲求」についての説明において、SNSで自分の投稿に「いいね!」がついているか確認する行為を「スロットマシンのレバーを引く行為に等しい」と表現しており、暇さえあればTwitterをチェックしてしまう自分にとっては身につまされる思いだった。
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タイトルにひかれた。
情報過多の今
情報の断捨離したいな、と思う
頭の中がぐちゃぐちゃ
ごちゃごちゃ
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いますぐネットの世界を遮断しよう!と声高に論じられるのだろうか……と若干身構えながら読み始めたけど、全然そんなことはなかった。
最近、漠然と感じていたインターネットやSNSに対する不穏な空気をわかりやすく言葉にしてもらった感じ。具体的なメソッドや例が登場するので、気になるものはすぐに行動に移せます。実際にやってみたら、TwitterとInstagramのフォロー数が三分の一に減り、半日で充電していたiPhoneのバッテリーが三日間もつようになって、自分と向き合う時間が増えた。
あと、なぜかロングセラーの海外文学を読み漁りたくなりました。
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重くも軽くもなく、よかった。というと、あんまりほめてない風ですが。。
デジタルサービス関連の文脈で、可処分時間という言葉をここ数年よく聞くようになったけど、人間の使える時間など有史以来から決まってて、何を今更と思っていた。
けど、可処分精神という言葉を聞くとなんとなく合点がいく。Facebookで友人たちのたくさんの情報にふれるたびに、好むと好まざるに関わらず、私のこころは影響をうける。喜びや共感もあれば嫉妬や憤怒もある。たぶん知ってる人達だからいろんな感情がうまれやすいんだろう。テレビや本や新聞は向こう側だけどSNSはこっち側。
いいねやコメントができる事で、気を使うシーンが多すぎて精神(とそれを消化する時間)がおいつかない。。
TVばっかりみての前には、本ばっかり読んでの時代があったけど、これは時間に対する話だった。いまの「ネットばかりやって」はどうやらもっと強力なようだ。
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賢く使うために陥りがちなデジタル依存からうまく距離を置く心構えが書かれている。
特に今の中高生ぐらいの依存度はハンパないので小学生ぐらいから対策するのにも保護者が読んでみるといいと思う。
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アテンションエコノミーと上手に付き合うため、デジタルミニマムの生活を決意した。
TaskChuteという時間管理ツールを使い始めてから、時間の使い方にそれまでよりも少し意識するようになっていたので、すぐに決断できた。
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デジタル ミニマリスト
あまりにもスマホを見てる時間が長すぎるので読んだ
これはよさそうである 以下内容
デジタルミニマリズム
自分が重きを置いている事柄にプラスになるか否かを基準に厳選した一握りのツールを最適化を図りオンラインで費やす時間をそれだけに集中して他のものは惜しまず手放すようなテクノロジーの利用哲学。
デジタルミニマリズムの三原則
原則1あればあるほどコストがかかる
原則2最適化が成功のカギを握る
原則3自覚的であることが充実感につながる
デジタル片づけのプロセス
1三〇日のリセット期間を定め、かならずしも必要ではないテクノロジーの利用を休止す
2この三〇日間に、楽しくてやりがいのある活動や行動を新しく探したり再発見したりす
3 休止期間が終わったら、まっさらな状態の生活に、休止していたテクノロジーを再導入
「する。その一つひとつについて、自分の生活にどのようなメリットがあるか、そのメリットを最大化するにはどのように利用すべきかを検討する。このライフスタイル実験は、家の大掃除のようなもの。長年ためこんできた注意をそらすッールや習慣性のある行為をまとめて処分し、その代わりに、より意識的な行為をミニマリストらしく最適化した状態で呼び戻し、それまで生活から締め出されがちだった大事なことを中心に据える。
個人のテクノロジープロセスを考えるにあたってはそのプロセスから得られる利益を増やすために費やすエネルギー例えば利用するツール類を厳選したり選んだツールをより賢く活用する戦略を取り入れたりするためのエネルギーに注目しよう
ミニマリストのテクノロジー選考基準
以下の条件を満たしたテクノロジーだけをリセット期間明けに再導入する。
1大事なことがらを後押しする (何らかのメリットがある程度では不充分)。
2 大事なことがらを支援する最善の方法である(最善ではないなら、代わりに別の方法を
考える)。
いつ、どのようにそのテクノ ロジーを利用するかを具体的に定めた標準運用規定に沿っ
た形で生活に貢献できる。
SNSへの投稿 そのあとうかがう リンク先に飛ぶ ギャンブルみたいなものだ。
孤独とは、他者から生まれた情報に反応せずにやり過ごし、自分の思考と体験にのみ集果中することだ 。そのときどのような場所にいるかにかかわらず。
会話は理解を豊かにするが 孤独は天才の学校である
歩いて到達した思想にのみ価値がある
ほかになにもせずただ歩くとき 田園は私の書斎つき刺すなる
携帯を置いて散歩に出る
書くという行為そのものがメリット
接続は連続連絡手段に格下げされる。会話のためのお膳立てと、必要な情報の効率的な受け渡し。接続はもはや会話を置き換える事はない。会話を支援するだけだ。
スマートフォンは、友情に緊張を孕んだ義務感を持ち込んだ。友情とは、呼べばいつでも応じること。スマートフォンにかじりついていてネット越しに話しかければいつでも話聞いてくれるのが友達なのだ。
新聞や面白い本を抱えて、お気に入りのカフェに出向く。毎週特定の時間帯に。それを知り合いに伝えたら、後はお馴染みの顔が入れ代わり立ち代わりそのカフェに立ち寄ることになることを期待しよう。
なんだって1日の16時間に全力を注いだら、仕事をする8時間の価値が低下するぞと言うのだろうか。そんな事は無い。その8時間の価値は間違いなく向上する。知的な能力は絶えず酷使されていても耐えられると言うことだ。
デジタルな呼び声を上げて他人の注目を集める行為は、手仕事から生まれる評価の貧弱の代替品に過ぎない。子供の自慢としか受け取られないからだ。
親睦を支える枠組みが用意された、リアルの世界での交流が必要な活動を探そう。
余暇の活動計画を立てよう。
シーズンごとの余暇活動プラン。その目標と戦略。週ごとの余暇活動スケジュール。
わたしたちの時間=彼らのお金
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面白かった!
最近Twitterに時間を使いすぎていたのがすごく嫌だったので、答え見つけた!って感じでとてもよかった〜
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マジでこれやなと思った。
「どのツールを、どのような理由から、どのような条件で使うべきか、自分で判断できるようにならないといけない。」
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スマホゲームやSNSなどで無駄に時間を過ごしていたことからこの本を読みましたが、読み終えて(今のところは)以前よりもそれらと上手く付き合えるようになったようです。
SNSやゲームアプリの企業等が巧みな心理学的手段でもって人々の注意をスクリーンに向かわせ、時間を使わせることで広告収入を得ているという注意経済(アテンション・エコノミー)に関する指摘や、進化心理学的な考察から、そもそも人間はそれほど多くの人間と長期に亘って円滑な社交関係を維持できないという指摘が興味深かったです。
人間の認知能力についてはもう少し詳しく知りたいと思いましたが、この本の目的はあくまでデジタルミニマリズムを読者に勧めるところにあるので、余り深くなりすぎず読み易くなっているので良いです。
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日々の生活に切り離せなくったスマートフォン。
しかし、FacebookやInstagram、TwitterなどのSNSは生活に活力をもたらしているのか、それとも活力を奪っているのか。
この本ではデジタルツールを全く使わないことを進めているのではなく、付き合い方を冷静に判断してくださいと言っている。
情報の過食の時代、デジタルのファスティングや断食がこれからは必要性が増していくかもしれません。
デフォルトモードネットワークの新しい研究成果もとても興味深かったです。
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よく、「スマホはたんなる便利な道具、
上手に使えばいい」と、ドヤ顔で言う人がいるが、
このスマホ、普通自動車免許取得に必要な座学時間と実習時間が必要なぐらい
「免許制が必要なシロモノ」だと思う。
それを今では、小学生から持てるようになっている。
著者の哲学(スクリーンの時間を減らし、人生を最適化する)は、非常に納得ができる。
ただし、実践するのは、非常に難しい。
「ただスクリーンを見る時間を減らせばいい」というわけではないからだ。
スマホほど、短期間で世界中、全世代に普及したモノは、
存在しなかった。
ある人は、スマホは、スロットマシーンと同じという。
うまい表現だと思う。
何時でもどこでもカジノや鉄火場に行くことが、出来るようになった。
脳の神経伝達物質のドーパミンがコントロール不可になる可能性があるということだ。
オンラインゲームの規制は、中国や韓国の方が遥かに優れている。
日本は、なんだかんだ言って、子供や若者から、時間や金をぶんどっている、
本当に愚かだと思う。スマホは便利な道具ではなく、時間とお金、
下手をすると脳機能を破壊させる危険で恐ろしいものだと思う。
以前は、依存症と言ったら、物質依存(薬物やアルコール)だった。
それが、今では行為依存になっている。
行為依存というのは、脳の報酬系の仕組みから、
カラダに害を及ぼす依存状態になるこという。
キッカケは、ラインでも、フェイスブックでも、アマゾンでも、
インスタでも、パズドラ、なんでもいい。
何かそういったネットサービスから
快感を得る状態になれば、それはれっきとした行為依存に変わる。
デジタルヘロインという言葉があるように、
覚醒剤と同じような離脱症状が、少なくない人から、
出ていることに、いつまで、目をつぶるのだろうか。
スマホの出現以降、何かに集中することが困難になっていないだろうか?
マスメディアの雄だったテレビは、今や凋落している。
広告費が、既にインターネット広告に負けている。
マスに訴えかける巧妙に作られたテレビ番組も、
スマホには、勝つことが出来ない。
それは、自分が見たいもの、知りたいこと、欲しいもの、、、
を、あなただけに、プラットフォームがアルゴリズムから導きだした「答え」を、
提示してくれるからだ。わざわざ、不特定多数のモノに訴えかけた価値あるものでも、
「あなただけ考え出されたモノ」には、劣ってしまう。
全世代のテレビ視聴時間は年間1261時間(2015年NHK生活調査)である。
1日の活動時間(睡眠、食事を抜いた時間、2次活動(仕事)、3次活動(趣味自由時間)という)1
3時間で割れば、年間で約100日!テレビを見続けていることになる。
これだけでも、どれだけテレビの影響が強いと思う。
ちなみに30代男性ならば745時間、
それでも2か月近く、テレビを見ている。
この調査は5年おきにしているが、
2005年以降から、日本人���テレビ視聴時間が減っている。
その分増えているのは、スマホの利用時間だろう。
劇作家の鴻上尚史は、ネットを「なんとなく、慰めてくれるもの、ほんとに自分を救っているものではない」
と言った。スマホは、もっと「自分を慰めてくれるもの」に違いないが、
下手をすると、自分の人生の膨大な時間を、どうでもいいようなモノに変えてしまう恐れがある。
個人的には、スマホ使用にとって、ただ、何となく使うというのは、非常に危険だと思っている。
使用するにあたって「明確な理由、目的」が必要だと思う。
今は、反射的にスマホを見てしまっている人が、大半じゃないだろうか。
どうでもいいようなネットニュースを気づいたら何十分も見てしまう。
ただ、これは、ほんというと、自分が主導的に見ているというより、
見させてられている言った方が近いのかもしれない。
アテンションエコノミーという言葉があるように、
今のスマホのサービスは、如何にプラットフォームの中に、留まってサービスを使ってもらう時間を、
増やすことに、あらゆる学問的知識を投入している。
それは、時間が長ければ、長いほど、より多くの広告を見てしまうからだ。
アメリカの統計では、一日にどれぐらいの広告を見るかというと、数千に上るというという。
100年以上前に生きた人の一生分の情報が1日分になっている。
もはや今、自分達は、到底処理できないような広告含めての情報を、
スマホから積極的に得ている(正確に言えば、「快感」と引き換えに、
「時間」と「金」をトレードしている)。アプリが提供しているサービスは、
多くは無料である。この代償は、一体どれほどになるだろうか?
膨大な時間を浪費し、思考することも、集中することも困難になってきている。
私たちがスマホに適応する前に、壊れてしまうんじゃないだろうか。
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主にソーシャルメディアの時間を見直し、本当に自分が大切と思うことの時間を増やそう、という話。
翻訳本なのであまり簡潔ではないですが、難しい話は少ないので、そこまでボリュームは感じませんでした。
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充実した人生を送っていれば、デジタルツールに惑わされることはない。どうでもいい人生ならアテンションデジタルエコノミーに費やしてしまうのも無理はない。ツールをどう利用するか、というのは価値ある人生をどう過ごすのか、という問題なのだ。
アーミッシュが自分たちにとって許容できる範囲でテクノロジーを利用している、という話に目から鱗。
行為そのものに意味がある、やると楽しい、という趣味がないと、デジタル断捨離するのは難しい。あらゆる行為に目的やコスト、価値を追求し、合理的になりすぎると、人生に価値を見失いがちになる。「楽しいからやる」というようなものがなければならない。