紙の本
異物だけれど・・・
2020/08/24 19:11
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投稿者:ヤマキヨ - この投稿者のレビュー一覧を見る
AI機能を搭載したハイテクだけど、見た目はレトロ&ローテクっぽいロボットのタング。シリーズ一冊目では常識も知らずわがままいっぱいでまるで赤ん坊。そこから次第に人間について、世の中について学びながらの成長物語。拗ねると人間の子どものように退行したりして、とっても「人間的」なロボット。
そのタングが本作ではプレスクールに「入学」。いかにも異物な外見で、クラスで受け入れられるのかという懸念はどこへやら。愛されキャラになっていくのはなぜ?ロボットの行動を通して、人間らしさや人間の情などについて考えさせてくれました。
紙の本
機械の心が人を繋ぐ
2020/05/07 21:02
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
未完成だった家族が、ロボットとの共同生活でひとつになっていく様子に心温まります。シリーズ第3弾で、ついに東京が登場するのも嬉しいです。
紙の本
大人向けの童話といった感じ。
2020/10/27 21:17
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投稿者:ナミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人向けの童話といった感じ。如何にも子供向けといった奇抜さを排して、現実味のある話で繋いでいく展開は好感が持てるが、やはり突飛な事件の無い分平板的にならざるを得ないのが残念。また問題が続出する割に、その結末が曖昧なまま先に進んでいく、随筆的進め方も余り私好みでは無かった。また、わがまま一杯で成長の見られないタングより、成長著しくコミュニケーションがとれるジャスミン嬢の方が私のお気に入りだったのだが、そのジャスミン嬢が一家を離れて東京に残ってしまったのは残念。4作目「ファミリー」では新たに登場した“フランキー嬢”の活躍に期待です。
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シリーズ3作目となる本作では、
タングがいよいよ学校に通うことになります。
相変わらずタングは可愛いです。
学校でも友達がたくさんできて人気者に・・・。
けれど今回も、
かれら家族に様々な試練が待ち受けています。
感情を持つ愛らしいロボットたちの言動に、
愛とは何かということを考えさせられます。
べそかきアルルカンの詩的日常
http://blog.goo.ne.jp/b-arlequin/
べそかきアルルカンの“スケッチブックを小脇に抱え”
http://blog.goo.ne.jp/besokaki-a
べそかきアルルカンの“銀幕の向こうがわ”
http://booklog.jp/users/besokaki-arlequin2
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ガーデン、ハウスと来て今度はスクールかぁ
出会い、家族となり、そして順調に成長。
タングはいままでとかわらず無邪気で、
真っ直ぐで、素直で純粋。
ジャスミンは相変わらずマイペースに見えて。。。
乳児から幼児に成長したボニーも加えて
日常のいろいろな出来事、人々とのふれあいからそれぞれのペースで笑い、泣き、悩み、怒り、赦し、成長していく。
大人たちもそれに伴い悩んだり気づいたり、大人だから理想的に単純にしてしまえない現実に、子供たちへ誠実に向き合って自分達のベスト、正しい世界へともに歩んでいこうとする。ただ楽しく美しい夢のお花畑な世界ではなく、人間同士のぶつかり合いやすれ違い、厳しい現実も見せながらこころが優しくなれるファミリーストーリー
第1作以来、日本を舞台とする部分もあり是非日本で映像化してもらいたいものです。
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シリーズ最新刊。
個人的には今回はちょっと…と言う感じ。ボニーの学校とか、ジャスミンの対人関係とかでタングから焦点が外れたからなのか。まぁタングも大概だとは思うんだけど。
英国のプレスクールって日本で言う所の幼稚園みたいなものなのかなぁ?4歳だか5歳から始まるって書いてあるし。そんな子を集めて面倒見るのって…大変そう…。
ボニーが学校でどんな問題を抱えているのかって話題がそのうち出るのかと思ったらそこは出なかったので、前振りが多かった分なんとなく肩透かし。個人的にジャスミンが好きなのでああいう展開は…ちょっと…えええ?っと言う感じでもあったり…。そう来るのか…
そしてタングは成長するんだろうか。そこもちょっと心配だったり。というわけで色々詰め込みすぎてどこが軸かわからなかったような。ま、人生は続く、という意味ならそうなんでしょうけれども。
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学校に行くことになり,喜ぶタングと嫌いなボニー.ロボットを子供と一緒に扱ってくれる姿勢が素敵だ.次々起こる問題を解決し,なぎ倒し先送りにしながらもジャスミンとの別れがやってくる.ロボットの愛,人間同士でも難しいのに,さらにハードルが高く考えさせられる.また日本のトイレは外国人にとっては注目に値するのだと興味深かった.
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シリーズ3作目
今度はタングが学校に行くことに!
姿形は違えども中身はほとんど子供
好奇心旺盛でとても優しいタング
クラスの人気者になるにきまってます
一方、ジャスミンは人間のふりをしてネットの読書会に参加しますが、オフ会で大変なことに
ロボットと人、近くなればなるほど難しいなー
今回も楽しく読めました
ロボットを兵器じゃなく共存できればいいのに
ロボット三原則は一体どこへ
と、昨今の世界情勢を見て思う
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第3弾。ロボットのタング、
可愛い~!!ネクタイ似合ってるぅ。
やっぱり楽しかった。
でも、いい女のジャスミンがいなくなっちゃった、
ジャスミンファンとしては
とっても残念。
「ベンのせいだ!」とタングのように責めてみたい。
愛や死を教えることは難しい、
自分だってわかってる、
なんて言えないものなぁ。
また、ロボット増えるみたいだし
どうも、続きがありそうな終わり方だったな。
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デボラ・インストールのロボット・イン・ザ・スクールを読みました。
ダメ男の獣医師ベンと法廷弁護士のエイミー、二人の娘のボニー、そしてレトロな箱形ロボットのタング、卵形ロボットのジャスミンのイギリスでの生活を描いた物語でした。
ボニーが学校に行く年齢になって通学の準備をしているとタングも学校に行きたいと言い出します。
ベンとエイミーは学校と掛け合ってタングが学校に行けるようにします。
ところが、タングは学校で人気者になった一方、ボニーは学校の生活になじめないようです。
ベンとエイミーはボニーとタングの学校の生活がうまく行くようにしようとするのですが、、、
物語の後半では事件が起きて家族は試練に立たされます。
konnok的には読書好きでキュートなジャスミンがお気に入りです。
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シリーズ3作目、ボニーとタングが学校へ入学。たちまち友達が沢山できてクラスの人気者になるタング。一方ボニーは、ただ一人の友達イアン以外とは打ち解けられない。そうして、てんやわんやの学校生活が始まる。
前半の学校でのあれやこれやは、タングのシリーズらしいし教育について考えるベンとエイミーも良かった。ただ、後半一家で東京へ1ヶ月出かけるのでところ辺りから、ちょっと無理矢理な感じがしてきた。終わりかたも、なんだかなぁ?
いずれにしても、作者はとても日本が好きなのだと思う。
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愛らしいタングが学校に行き、新しい環境を学ぶ。
子供が成長するのと同じように、タングも成長していく。
ジャスミンも、文学から、家族から学び、成長する。
AIは、愛まで学んだ。
そして、家族も年を経て変化していく。
いとおしい家族の物語。心暖かく、やさしくなりました。
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プレスクールに通い始めたボニーを見て、ぽんこつ
ロボット・タングが「僕も学校に行きたい」と
言い出した。果たしてタングは人間の学校に入学
できるのか…?笑って泣けるハートフル小説。
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シリーズ3作目は思いがけず面白かった。タングは成長があまりなく、わがままおこさまロボット。人間の子供のボニーを可愛く無邪気なだけのキャラにせず、学校と集団生活が苦手な造形にして、教育の様子が伝わったのが興味深い。そしてジャスミン。そうきましたか。それぞれがうまく個性的で会話が楽しい。
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タングが可愛くて愛おしくて読んでいたシリーズなのに、タングがほとんど出てこなかった。せっかく学校に通えるようになったタングなので、彼の学校での様子や友達との関係を描いて欲しかった。残念。