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文明・文化の交差点
著者 奈良康明(編集委員) , 石井公成(編集委員)
20世紀初頭、ヨーロッパや日本の探検家により幕が開いた中央アジア仏教の歴史。しかし、多民族による歴史と言語と文化をもつこの地ならではの複雑な事情が、仏教研究の大きな前進を...
文明・文化の交差点
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新アジア仏教史 05 文明・文化の交差点
商品説明
20世紀初頭、ヨーロッパや日本の探検家により幕が開いた中央アジア仏教の歴史。しかし、多民族による歴史と言語と文化をもつこの地ならではの複雑な事情が、仏教研究の大きな前進を阻んできました。現在も中央アジアの各地では積極的な発掘が行なわれており、近年、さまざまな分野の専門家による共同研究が進んだことにより、新たな仏教の歴史が複合的に解明されつつあります。その中央アジア仏教研究の最新の成果を紹介します。
【執筆者】
山田明爾、橘堂晃一、松田和信、吉田 豊、宮治 昭、蓮池利隆、山部能宜、沖本克己、川崎ミチコ、濱田瑞美、坪内栄夫、大西磨希子、冨谷 至、池田 巧、上山大峻、松原 朗
※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
目次
- 第1章 インダス越えて―仏教の中央アジア/第2章 東トルキスタンにおける仏教の受容とその展開/第3章 中央アジアの仏教写本/第4章 出土資料が語る宗教文化―イラン語圏の仏教を中心に/第5章 中央アジアの仏教美術/第6章 仏教信仰と社会/第7章 敦煌―文献・文化・美術
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紙の本
失われた世界からの経文。
2010/10/30 00:50
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:オタク。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本で一番読み応えがあるのは、第3章「中央アジアの仏教写本」だ。19、20世紀の帝国主義時代に発見、収集された古代訳も含めた仏典が現代の仏典研究に活用されているが写本の形状や内容、第4章ではゾロアスター教やマニ教、ネストリウス派の写本や影響も記されている。
第7章の敦煌についても読むべき箇所は多々ある。特に「偽経」と民衆のつながりに関しての箇所は特に。
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中央アジアの仏教
2022/08/27 08:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
中央アジアで出土した古文献資料によりインドから入ってきて中国へ伝播していくルート上で何があったのか、インドには仏教が滅んだため伝世資料がないことを補完してくれることなど当地の重要性がわかる。