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「かがやき荘西荻探偵局シリーズ」の第二弾。かがやき荘で同居する3人のアラサー女性が、滞納した家賃の見返りに探偵をさせられる、というパターンの連作短編集。
東川さん、幾つもシリーズがあるけど、シチュエーションが違うだけで謎の出し方と解き方は変わらないねえ。今回も論理的と言えるかどうか微妙な謎解きに終始していました。気楽に読めてそこそこ面白いから、新作が出れば必ず読んじゃうけどね。
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かがやき荘西荻探偵局シリーズ第2弾
短編4作
Case1 若きエリートの悲劇
Case2 ビルの谷間の犯罪
Case3 長谷川邸のありふれた密室
Case4 奪われたマントの問題
ちょっと癖のある性格の3人組がシェアハウスしているかがやき荘のオーナーで、女性実業家の法界院法子から家賃滞納をチャラにする条件で殺人事件の解決を依頼される。
ミステリーオタクの小野寺葵をリーダーに、中国地方の方便を操る武闘派の占部美緒、女子高生ファッションの関礼菜とともに、殺人事件や依頼を解決する。
御曹司殺人事件や、礼菜が犯人に間違えられたり、殴られたり。
もう少し、コメディならコメディ、ミステリーならミステリーの色を出してほしいシリーズ。
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1章の全裸死体の殺人事件は、被害者が死亡直前に友人(殺人犯ではない)に女性下着がバレないよう脱がせてくれと頼んだから、なのだそう
そんなお願いするぐらい意識があるならまずは救急車呼ぶよね?なんで死ぬまでまって服脱がせてるんだよ
殺人犯(ベテラン社長秘書)も公園に呼び出して殴って立ち去るって雑すぎるだろ。動機も、手段もなにもかも!
等々いやそれはおかしいだろ、と思うところが多々あるも、作中のツッコミ役も全くノータッチ
自分には登場人物の思考や行動が理解できなさすぎてミステリーとしては読めない。
アラサー三人女性のドタバタを楽しめるならいいのかもしれないけれど、自分には無理そうなので1章のみで本を閉じる。
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ユーモアミステリ短編集。程よくゆるくて程よくしっかりと本格ミステリです。というより、ゆるい雰囲気に騙されて油断してかかったら、案外と見抜けないので。一見おバカそうなあの人たちに負けたのか! というとんでもない屈辱感を味わう羽目になったりします(笑)。
お気に入りは「長谷川邸のありふれた密室」。たしかにありふれてる……! けれど気づけなかったし、わかりやすいミスリードにひっかけられたので敗北。そして解き明かすのみならず、いかにして犯人を証明するかの手段がお見事。
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安定の面白さですね。分かりやすいキャラクタ設定、読み進めやすい軽妙な文体、納得感のある謎解き。どのシリーズも似たような感じじゃん、とも言えますが、ファンからすると多作はありがたいですね。各シリーズの登場人物がクロスオーバーすると面白いかも。
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4つの話の短編集。東川さんの毎度お馴染みのユーモアミステリ。特別驚くような話ではないけど、安定のテイストでした。
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シェアハウスのアラサー3人組を始め、みんながあいかわらず。
3人組には、いらっとさせられることもあるけど、あのキャラで事件を解決しちゃうのがすごいわ。
っていうか、あの3人、生活できてるのが謎w
ついつい読んじゃったけど、次、どうしようw
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表紙絵下部の啓介(?)が持つ資料が第1話「若きエリートの悲劇」をよく表している。キャラの造形はいいけれど、基本的に3人とも「だらけ方向」なのでちょっと似た印象になってしまっているかな。「だっちゃ」とは言わない美緒のポリシーはネタとしてGood。礼菜は「そういう役割」なのかもしれないけれど、もう少し謎解きに関与する方向の活躍も見てみたい。第2話「ビルの谷間の犯罪」では、謎の女性が出てくる姿が監視カメラに映っていなかったという話にはならなかったのだろうか。
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シェアハウス「かがやき荘」のアラサー女子三人組が家賃滞納と引き換えだったり巻き込まれたりで関わった事件を解決するシリーズ二作目。様々な所に無茶が効く最強大家の法界院夫人を含め皆個性がはっきりしていて掛け合いのゆるーいノリは安定。そのゆるいままで推理に進むからあちこち寄り道があるけど最後はきちんと着地する、いや若干揺らぎあるのもあるけどまあ安心して読める。「若きエリートの悲劇」が掛け合いも含めて好み。「長谷川邸のありふれた密室」もシンプルだけど良い。シリーズタイトル変わったのなんでだろう?
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昨年6月に続編が出ていたことに、今頃気づいた次第である。帯によると、“かがやき荘”シリーズと呼ぶのか、これ? とにかく第2弾が刊行されていた。
元々、ブレイク後の東川篤哉作品に好意的とは言えない自分だが、このシリーズの前作については、かなり貶してしまった。このキャラクターたちは、単行本1冊で使い捨てられていくだろうと書いている。つまり、続編が出るわけがないと思っていたのだが、それなりに売れて需要があったということか。
キャラクター説明は前作の感想でもご参照ください。Case 1、若きエリートの悲劇。若くてイケメンで仕事ができて誠実。非の打ち所がない彼の、ささやかな秘密とは。某氏の作品で読んだことがあるネタだが、せめて彼の名誉だけは守ってほしい。
Case 2、ビルの谷間の犯罪。3人組の1人が、殺人事件の容疑者になった経緯とは。堂々と匿う法界院家もすごいが、何とも間が悪いというか引きが強いというか。探偵役以外のメンバーに、存在意義がある1編とは言えるだろう。
Case 3、長谷川邸のありふれた密室。ありふれていない密室トリックなどもうないが、意外と感心させられた1編。このパターンは知っていたが、探偵役のようにロジカルに導けなかったのだから、偉そうなことは言えない。いや、言っているか。
Case 4、奪われたマントの問題。第2作に続き、受難の彼女。彼女がそういう趣味なのは別に悪くないが、これもまた引きの強さの1つなのか。この結果に探偵役が気に病むことはないが、それでも無念さは残る。逮捕に繋がったのがせめてもの救いである。
さて、全4編、動機も犯行もすべて現実の事件のように短絡的だ。そして、シチュエーションはいずれも意図したものではない。複雑さも周到さも一切ない。その点が新鮮といえば新鮮かもしれない。3人組のキャラは前作より立ってきたが、啓介の存在感は相変わらずない。と、また揚げ足をとるようなことを書いてしまった…。
本格ミステリ作家クラブ現会長の東川さんは、携帯も持っていなければネットも見ないそうなので、この駄文に目を通すことはないと思うが。
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第二弾ですね。
楽しくいっきに 読めました。
この三人の キャラが 最高です。
葵さんが すべて 問題を解いてしまうのが
ちょっと 残念ですが。
第三弾 期待しています。
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著者独特のユルい感じのミステリー。無鉄砲であさっての推理をするキャラと、冷静に本質を推理するキャラで構成されているのはお約束に近い。本作は、それにチャチャを入れるキャラが加わっている点が違うところ。
さて、第二弾ともなると、それぞれのキャラクターがどんどん濃くなってくるので、さらにキャラが際立ってくる(多分、連載とかをしているうちに読むと、少しずつ濃くなるので気づきにくいかもしれない)のは、それぞれのキャラクターが強烈だからだと思う。そういう意味でも著者の作品は、謎解きよりもキャラでもっている部分も大きい。著者の作品にありがちな強引な展開(答え)はそんなに多くなく、謎としてはいたってシンプル。なので、ストーリーよりもキャラにツッコミを入れるつもりで読むと楽しめると思う
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かがやき荘シリーズ第二弾。
今回もサクサク読めておもしろかった!
登場人物みんなキャラが際立っていて
殺人事件とかが起きてしまうミステリー物だけど
暗くなずにくすっと笑えた!
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3人のアラサー女子のコミカルな会話と謎解きが楽しい作品。
ただ、いくつか先の展開が読めてしまうのところがある。
でも、1話ずつ話も短く読みやすい。
話も単話式で、どこからでも読めるのが良い。
個人的には、Case3が面白かった。
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★ちょうどうってつけの三人組が余ってる……いえ、待機してる……
■感想■
・わからないけど完結でしょうか? もう少しこいつらの生態を見物していきたい気もしますが。
■内容■
・全裸に剥かれたヤンエグ(死語)の死体が発見された。
・礼菜が襲われた路地にOLの死体。犯人と目される男は密室にいた。
・名料理店の今の料理長が密室で殺された。
・ゴスロリファッションに身を包んだ礼菜が襲われた。
・今回の表紙イラストはヤスダスズヒトさんではなくウラモトユウコという人らしいです。これはこれで生活感があってよいかも。
■一行目■
「それでは法子さん、今日はこれで失礼いたしますわね。…
■設定■
・ミステリ短編集。家賃支払いのため事件にいどむアラサー女子三人組。と、振り回されるアラサー男。
【小野寺葵/おのでら・あおい】かがやき荘三人組のひとり。長身痩躯色白美女の三十一歳。黒髪ロング。リーダー格。頭脳明晰。らしい。探偵役。元事務員。眼鏡をかけているがその方が知的に見えてモテるかもと思っているだけでさほど視力は悪くない。ミステリ好き。《そう、合理的な理由……理由……理由……》第一巻p.63
【関礼奈/せき・れいな】かがやき荘三人組のひとり。黒髪ツインテールの女子高生。のフリをした二十九歳。語尾を「ですぅ」とか伸ばす。元銀行員。趣味はコスプレ、マンガ、アニメ、特撮、ゲーム、アイドル、探偵、BL。ジジイ転がしが上手い。《この世でいちばん可愛い生き物はウサギで、その次に可愛いのは猫。》第二巻p.95
【占部美緒/うらべ・みお】かがやき荘三人組のひとり。茶髪ショートヘアの三十歳。性格はちょっと乱暴だが行動は特に乱暴ではない。広島ふうの言葉遣い。語尾に「っちゃ」とか付ける。元家電販売員。ライオンズファン。
【法界院法子/ほうかいん・のりこ】大富豪。四十九歳(なぜか自称四十六歳)。特に収益は必要ないが、かがやき荘の大家さんではある。啓介の遠い親戚(法子の曾祖父の兄弟の息子が愛人に産ませた子が啓介の祖父の成瀬信義)。なかなかのノリツッコミの使い手で啓介との会話は漫才のようになる。犯罪を犯したかもしれない知人をすぐ海外逃亡させようとする。
【成瀬啓介/なるせ・けいすけ】かがやき荘三人組と法子の連絡係兼雑用係。二十九歳。法界院家の遠い親戚。ちょっと調子乗りなところがある。父親の死によって会社が買収され無職でブラブラしていたところを法子に拾われ下から一番目の秘書となる。要するに雑用係。《正直、この数分間で期待の大半は不安に変わったわ。》第一巻p.25。ホームズ三人にワトソンは一人《やれやれ、相変わらずひとつのボケに対してツッコミの数が多すぎるな》第一巻p.159。苦労してるようです。
【かがやき荘】法界院家の別邸。サイコロに窓と扉を取り付けたような外観。昔、法子が(たぶん東京女子大の)女学生だった頃暮らしていた。啓介は子どもの頃ここをたびたび訪れ法子おねえさんに可愛がってもらっていたようだ。今は「かがやき荘」と名を変え三人の女性がルームシェア���ている。
【内容】
・法界院家の居候(穀潰しのアラサー男)が銃殺された。それがかがやき荘三人組の探偵としてのデビューだった。テレビが語った真相。
・深夜、勝手に働いていた洗濯機の秘密は?
・七十三歳の男が毎週同じ夜に車で外出するのは浮気?
・雑誌取材のため謎の紳士によって改造される葵。
・表紙カバーのイラストは「デュラララ!!」のヤスダスズヒトさん。
【一行目】
成瀬啓介がその奇妙な女性たちと遭遇したのは、桜の花もすっかり散ったとある四月の夜のこと。
■メモ
【アンティークショップうしろむき】「探偵戦隊サガスンジャー」のレッドシャーロックのフィギュアを九千八百円という破格の低価格で売っていた。啓介と三人組(のうち二人)が初めて出会った場。
【磯村光一/いそむら・こういち】磯村佐和子の息子で磯村重機の取締役。
【MKストア】葵のバイト先。西荻窪近くのコンビニ。「マイナーなコンビニ」の略のつもりらしいがCとKを間違えている。葵が紳士と出会う。
【エリカ】法界院家のメイド。
【大塚敏夫/おおつか・としお】北沢加奈子の甥。三十一歳。雑貨店経営。ハイム西荻のすぐ近所の善福寺パレスの五階で気楽な独身暮らしをしていてちょいちょい世話をしに来ていたらしい。
【大塚真知子/まちこ】敏夫の母。北沢加奈子の妹。
【神楽坂/かぐらざか】荻窪署刑事。前世紀の刑事、もしくは昔の漫画に出てきそうな刑事。イメージ的には銭形警部。
【北沢加奈子/きたざわ・かなこ】体調を崩した老婦人。法子が女子高生だった頃の家庭教師。ハイム西荻の五階で暮らしている。
【偶然】《あら、偶然を引き寄せるのも名探偵の力よ。》第一巻p.151
【草野球あるある】《弱い野球チームほど円陣を組みたがる。》p.48
【ぐだ生/ぐだなま】ラジオ多摩川の看板番組「ぐだぐだいうだけの生放送」の略。啓介が学生の頃から続いている。メールを送ったこともある。
【椎名雅美/しいな・まさみ】松原浩太郎の最初の奥さん。
【柴崎智樹/しばさき・としき】十八歳のフリーター。
【白バイ】お巡りさんが乗っている白いバイシクル(自転車)。たしかにあれも白バイかあ。
【杉浦】フリーター。洗濯機に先に目をつけていたらしい。《あの洗濯機は俺なんだよ!》第一巻p.120
【杉本智美/すぎもと・ともみ】殺された中里綾香の同僚。現場でゲロ吐いてた。
【杉屋】美緒のバイト先。松屋とよく似た店構えで、すべての牛丼に味噌汁がつき、すき家によく似た変わり種メニューが売り物の完璧な牛丼屋だが弱小。
【洗濯機】美緒と礼奈が拾ってきた一槽式縦型洗濯機。八キロから十キロタイプの大型。自分で勝手に洗濯する健気なヤツ。
【善福寺公園】《昼間はお年寄りたちの散歩コース。夜は恋人たちのデートコース。深夜は危ないから誰も近寄らない、という西荻窪のオアシス的存在である。》第一巻p.181
【高原雅史/たかはら・まさし】中里綾香を殺しそうな人物だが当夜密室の中にいた。
【田所信吾/たどころ・しんご】四十七歳。北沢加奈子の部屋で殺されていた。どうやら親戚で独身で遊び人で金をせびりに来ていたらしい。
【田辺惣太郎/たなべ・そうたろう】巡査。
【探偵戦隊サガスンジャー】アラサーにとっては特別な戦隊もの。そのレッド・シャーロックのフィギュアがアンティークショップうしろむきで売られていたのが啓介とかがやき荘三人組の出会いだった。
【チャーリーズ・エンジェル】かがやき荘の三人組がそこそこ実績を上げた後法子さんは彼女たちのことを「かがやき荘のチャーリーズ・エンジェル」と呼んだ。それからするとノリコズ・エンジェルやね。
【月山静香/つきやま・しずか】法界院法子の秘書。
【テレビ】六十インチの大型テレビ。液晶画面を銃で撃ち抜かれてたのに番組を流していたかもしれない根性のあるテレビ。
【富田正和/とみた・まさかず】有名な料理店「はせ川」の現在の料理長。
【永井早苗/ながい・さなえ】長谷川家の住み込み家政婦。
【中里綾香】路地で死んでいた女。
【西田真弓/にしだ・まゆみ】けやき荘に住むゴスロリ好きな女。部屋で死んでいた。
【長谷川綾乃/はせがわてあやの】隆三と春江のひとり娘。お嬢さまっぽい。遠からず富田と結婚する予定。
【長谷川春江/はせがわ・はるえ】有名な料理店「はせ川」をじっしつてきに経営している。
【長谷川隆三/はせがわ・りゅうぞう】有名料理店「はせ川」オーナー。二年前まで有名な板前で職人気質。
【へべれけ】かがやき荘三人組がよくなっている状態。便利な言葉。
【法界院博史/ほうかいん・ひろし】法子の息子。二十五歳。
【法界院雪乃/ゆきの】法子の娘。十八歳。大学生。
【成瀬直美/なおみ】啓介の母。
【成瀬義男/よしお】啓介の父。故人。「成瀬食品」の社長だった。
【日比野忠義/ひびの・ただよし】法界院法子のいとこ。関連会社「法界院不動産」の社長。
【星野香織/ほしの・かおり】星野建設社長令嬢。磯村光一の許嫁。美人で料理が上手い。
【星野照之】香織の弟。
【本質】《大切なのは具体的な成果じゃない。漠然とした好印象を残すことよ!》第一巻p.118
【真柴晋作/ましば・しんさく】法界院家の親戚だとかで離れに居候している。どんなヤツだったかわからないうちに殺された。
【松原清美/まつばら・きよみ】松原広告社のやり手社長。法界院グループの末端。法子は特別目をかけているみたいだ。挙動不審な父親のことで法子に相談を持ちかけてきた。
【松原浩太郎/こうたろう】清美の父。七十三歳。娘から浮気の疑いを持たれている。
【松原美津子/まつばら・みつこ】清美の母。浩太郎の二度目の妻。六十八歳。
【村上】磯村佐和子の社長秘書。ものごとに動じない秘書の鑑。
【めずらし堂】古着屋。西荻窪駅近くにある。
【望月勲/もちづき・いさお】めずらし堂の店主。
【モリアーティ夫人】「探偵戦隊サガスンジャー」に登場する美しき悪のヒロイン。紫色のゴスロリ。
【森崎弘樹/もりさき・ひろき】有名な料理店「はせ川」の料理人。研究熱心。
【山下正志/やました・まさし】山下骨董店店主。三十代くらい。望月勲の飲み仲間。
【吉田啓次郎/よしだ・けいじろう】葵の出会った紳士。「西荻向上委員会」副会長。らしい。
【ラジオ多摩川】マイナーなラジオ��。