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SF作家は担当編集者の夢を見るか? 毎日晴天!17【SS付き電子限定版】
【電子限定版】書き下ろし番外編「男の無駄は無駄である」収録。●SF作家・阿蘇芳秀(あすおうしゅう)の小説が、待望の映画化!! 盛り上がる周囲をよそに、秀の野望は相変わらず...
SF作家は担当編集者の夢を見るか? 毎日晴天!17【SS付き電子限定版】
SF作家は担当編集者の夢を見るか? (キャラ文庫 毎日晴天!)
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商品説明
【電子限定版】書き下ろし番外編「男の無駄は無駄である」収録。●SF作家・阿蘇芳秀(あすおうしゅう)の小説が、待望の映画化!! 盛り上がる周囲をよそに、秀の野望は相変わらず、大河(たいが)を担当に戻すこと。そんな中、秀は新旧二人の担当と、迷惑をかけた新人作家・児山(こやま)への謝罪を兼ねた忘年会に出席する。そこで秀が知ったのは、熱い愛読者でもある児山の想いと、担当たちの仕事への献身──。初めて言葉に色がつき、胸に響き始めた理解と怖さは、秀の霞んでいた視界をこじ開けて!? ※口絵・イラスト収録あり
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早く人間になりたい・・・
2020/03/13 17:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
宇宙からやって来たSF小説を書く割烹着は自我が芽生え、他者を認識し、怖れを知った
そんな秀と共にあることを望んだ大河もまた成長しているのだろう
真弓と勇太が成人式を迎え、社会的には「子ども」はいなくなってしまった
終わりが見えて来たかのような、今までを振り返ると寂しいばかりの今作
まだまだ終わっちゃダメだ、地球でたった一人の宇宙からやって来たSF小説を書く割烹着に懐かれた達ちゃんを幸せにしてあげて!秀曰く振られるのが上手な不憫な丈にも彼女を!
まだ更生した花屋が隅田川に沈んでないし、ミンチにもなってないし・・・(あ?違うか)
電子書籍
SSは職場訪問
2019/12/24 17:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
当然の如く紙媒体も買ったがSSの為に電子書籍版も。
SSは真弓と勇太による草坐出版探訪。燃える久賀氏の仕事場拝見。ついでにお兄ちゃんの仕事ぶりも(笑)
真弓と勇太、ケンカしてもバカップルですね。
紙の本
愛を面倒くさがらない
2019/11/09 11:42
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
秀が書いた「1メートルの世界」は身近にいて慕ってしたのにわかり合えなかった祖父との関係が下敷きになっているのかもと思った。秀から共に暮らしていた祖母の話がほとんど出ないあたりもかなり彼に影響を与えているのかな?
消えかけた秀と祖父との縁を大河が再び繋いだ場面は心が温かくなった。
作者はこのところ他作品でも〔心が本の世界の住人である人間〕を書くのに熱意を注いでいるように思うが、秀も児山もそんな人間。
秀はそこから抜け出したけど、児山はどうなのか気になる。
女性たちに封建的と批判される大河も面倒くさいし、秀は当然の如く面倒くさい。
それでも二人はお互いの面倒くささから逃げない。
その面倒さに向き合う気持ち、それが彼らの愛なんだな。