定量評価できない定性的能力であるセンスにもっと脚光を!
2019/12/12 09:31
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投稿者:neoaco - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨今、仕事で報われる(出世する)ためには、スキル(含むダークサイドスキル)
の習得ばかりに脚光が当たり続けているが、それにたけた人だけが報われ続ける
昨今に、疑問を持って鋭く切り込んだ良書である。
センスは抽象的かつ定性的で、いったい何者?という疑問に、インサイドアウト
、人への興味に裏打ちされた人間力(≒徳のようなもの)、良し悪しと好き嫌い、
サイエンスとアート等、様々なアプローチにて解き明かす!
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
デフレ気味に資格があふれかえっている現代社会にあって、本当に仕事ができるということは、どういうことか、わかりました。
結局センスの問題か
2021/05/03 15:35
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投稿者:obiwan0623 - この投稿者のレビュー一覧を見る
後輩指導の参考になればと読んでみた。二人の対談形式で本文は進んでいき、「仕事ができる」とはどういうことかは、なんとなく理解できた。しかし、どうすれば、その「仕事ができる」状態になるのか、指導すれば良いのか、方法は解らなかった。
賛同出来る所多い
2022/07/29 00:11
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
スキル優先で、センスは、劣後ねえ……そう言われたら、そうかも、と妙に納得してしまいました。スキルのデフレ化とセンスのインフレ化、は、あらゆるジャンルで進行しているというのも……。
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仕事ができるとはどういうことか?
とありますが、この本はスキル習得本ではありません。
この本を見ても仕事ができるようにはなりません。
その意味ではハウツー本を期待すると肩透かしを喰らいます。
両氏の近著を見ているとセンス>スキルを重視する傾向にあります。従って、センス、スキルを要素分解してセンスが大事だねというのが結論です。
スキルは速習可、計測可、誰でも習得可能という特徴があります。センスは逆の考えになります。
センスは学ぶことが難しいため、トレーニングには適さないところがありますが、最終的に自身、会社を支えるのはセンスであるという考えです。
2000年代のスキル偏重はバブル崩壊後の日本型経営の疑問から始まったと言えます。
それ以後MBAの計測可能な、最適解を求める考えを経営に反映させようとスキル一辺倒に突き進みました。
しかしスキルだけでは、混迷の世の中を渡っていけないと言う反省からセンスの見直しが起こっています。
その文脈から様々な例を出しながら見ていくというのが本書の活用の仕方です。
それぞれの例がかなり面白いので、例を楽しめるかも本書を見るかどうかの分かれ目となりそうです。
<面白かった点>
・センスは事後性が高い。読書はセンスを高める。
・小林一三
銀行員時代はぱっとせず。ベンチャーの有馬箕面線の経営にあたることになってからはセンスを発揮
・チャーチル
政治家に必要な資源配分ができない。
逆に危機にあたって本領を発揮する。
・原田泳幸
マクドナルドの再建にあたってquality/service/cleanneを徹底したその後100円マックを投入。クォーターパウンドを導入。経営には取り組むべき順番も重要。
どこに焦点をあてるかもセンスが必要
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「仕事ができる」とはどういうことか?
著作者:楠木建
宝島社
ニュータイプの時代の新時代を生き抜く24の思考・行動様式
タイムライン
https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
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どんな感じの本なのか立ち読みですが、中身を確認。
各章・各セッション毎のテーマに沿って山口さんと楠木さんが対談形式で書かれた本。
個人的には興味はあったが、書かれてる形式が読み難く途中で断念。購入を諦めました。
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楠木先生がいつも話したり本に書いたりしている内容のおさらい。そこに山口さんが壁打ち相手になることで、他の事例なども出てきてこれまで以上に理解しやすくなっていた。本のタイトル・装丁と中身のギャップがまたいい。
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Todo書き出すやつはセンスがない、そこに全体を通すストーリーがないから
AIとか必殺技を求める奴もセンスがない
すぐにフレームワークに当てはめたり、分析始めたりするやつもセンスがない
センスとは自分の土俵で常に自分なりの仮説・will・モチベーションを持てることなのかと
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楠木先生の「経営とはアートである」という教えと通じるところがあるが、スキルとセンスの本質について具体と抽象を行ったり来たりしながら最後まであっという間に読ませる内容はさすがだ。
それにしてもこの本を読んでイヤーな気分にさせられるのは、我が社のお偉い方々が押しなべてセンスに欠けることが再認識されてしまうこと。すぐに分析したがる、評価軸が1本線で何でも0-1で理解したがる、すべての情報をテーブルに広げても意思決定できない、などなど。次代の経営者を選抜する人にセンスがないからハイパフォーマンスだけどローポテンシャルの人しか登用されず、それが再生産されるところがもう絶望的である。そういう自分もセンスないけどね。
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『「仕事ができる」とはどういうことか?』(楠木 建 著, 山口 周著/宝島社)vol.530
https://shirayu.com/blog/topstory/skill/8866.html
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センスがあることで自分の持つスキル以上のパフォーマンスが出来るなど、センスを持つことでもたらす特徴を唱えている また論理をスキル 直感をセンスと 別の言い方でセンスを表現しており 多岐にわたってセンスを解説している。
なるほどね って思うところは沢山あるが、センスという言葉に取り憑かれたかのように、強引にセンスという言葉を使っているように見られる点があった
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また読み直す!個人的にp.249~252の電通・白土さんのエピソードが刺さりまくった
・仕事ができる=成果を出せる/この人じゃないとダメだと思わせる
・ウケるorウケない、顧客目線でピンとくるorピンとこない
・勝てる場所を見つけに行く=どの軸で勝負するかというのを自分で選ぶことを頑張る
・どこで勝負するかという「土俵感」=これは自分の領域ではないと思うことには手を出さない
・プロのすごみはやることの「順序」に現れる=一つ一つの打ち手よりもその並べ方、時間軸でのシークエンスに巧拙が出る(ストーリー思考がユニークな戦略を生む)
– 論理は常に時間を背負っている
・「いろいろあるけど、要するに?」で抽象化する
(その他)
・常に機嫌よくして挨拶を欠かさない
・これは!と思う仕事が出来る人を決めてずっと視る(=見破る)
・顧客の視点で考える=「相手が自分に何をしてもらいたいのか」「あの人は何を欲しているのか」
・自分を小さく考える
– 他社に対して注意を向ける
– 相手の立場になって考える
– 自分に都合の良いように考えない
– 自己中心的に考えない
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タイトル、目次内容で興味持ち購入。
楠木氏と山口氏、二人の対談形式で展開される話は、今流行りとなっていることにも切り込み読んでいて、思わず共感してしまう点多かった。
またスキルとともに大切というセンスについて、著者が具体的に話す中でこちらの理解が深まったと感じる。後天的に身につけることができる、という点を知り、スキルだけに依存しないように、と身を引き締めた。
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今までは、目的に対して箇条書きして優先順位つけて行動してました。やる事の順番が大事な事がわかった。
やることの順番 AとBとCが箇条書きにならない。AがあってこそBがあり、BができてCが出てくる。時間的な奥行きがある(優先順位と一緒ではない)筋が通った独自の戦略ストーリーがなくてはならない
できない人は箇条書き(物事の並列)が好きという事。並列的な思考の問題点は時間的な奥行きがなくなるということ。仕事は最終的には成果つなげなければ意味はない。
ストーリーには必ず 時間 がある。
並列でなく直列
常に機嫌よくして挨拶を欠かさない
視る
顧客の視点で考える 相手が自分に何をしてもらいたいか あの人は何を欲しているかを考えてから行動する
自分を小さく考えるから他者に対して注意が向くので相手の立場に立ってものを考えることができる。自己中心的に考えない。自分の都合がいいように考えない。
具体と抽象の往復運動