商品説明
世界で最も読まれているシド・フィールドの脚本術シリーズ最新刊、待望の邦訳!
映画脚本だけでなく、テレビドラマ、演劇、マンガ、アニメ、小説、二次創作など、"物語"を書くすべての人がぶつかる問題を明確にして、具体例から解決に導く究極の指南書が登場!!
「行き詰まったとき、
にっちもさっちも行かなくて投げ出したくなったときに、
この本は役に立つ。
プロの脚本家のための教則本。」
???山田洋次(映画監督)推薦!
「始めはゆっくりとペースを溜めておきラストは一気呵成クライマックスへと傾れ込み、お客の喝采を呼び込む。
この僕もいつもそのように演出しているから、大いなる共感をもって読み進んだ。」
???大林宣彦(映画作家)推薦!
世界22ヶ国語で翻訳され、全米400以上の学校でテキストとして採用されている 『映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術』、著者のシド・フィールドが世界中で開催したワークショップをもとに作られた実践書 『素晴らしい映画を書くためにあなたに必要なワークブック シド・フィールドの脚本術2』 を経て、問題を自分で認識し、自分で解決するための方法を学ぶ第3弾待望の刊行です。
映画のシナリオ創作術として、1979年に著者によって理論化された「三幕構成」をもとに、往年の名作『パルプ・フィクション』『ショーシャンクの空に』『テルマ&ルイーズ』『羊たちの沈黙』『クリムゾン・タイド』を徹底的に紐解くことで、そこに共通する問題解決法を抽出し伝授します。完成された映像作品から遡り、どのように脚本で表現されているか、クオリティを高めるために何をどうすべきかを具体的に学ぶことができますので、できればこの5作品は観てから読むと、効果絶大です!
「書くことは書き直すこと」という古いことわざの通り、本書は物語を創作するすべての人の作品を「名作」にするためのズバリ道標となるでしょう。
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良き物語を作るために
2022/09/03 17:44
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
あらすじ、構想、人物造形と3つが明確に分かれています。シナリオライターはもちろん、小説家や演出家など様々なジャンルの創作活動のヒントになりそうです。
実践編それゆえに
2020/08/12 17:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まるわれい - この投稿者のレビュー一覧を見る
シド・フィールド氏による「脚本執筆の教科書」シリーズ第3弾は、脚本執筆にまつわるトラブルへの対処法を、実際の作品を例に具体的に解説するという、文字通りの教科書的内容で、脚本家以外の創作者ならびにその志望者は、一度は目を通しておくべき一冊です。
「脚本の問題は、プロット(筋立て)、キャラクター、構造(構成)の三つの中にひとつだけ」というこの一言だけでこの本の凄さは分かりますが、本書にはさらに具体的な問題解決の方法が記されているので、行き詰まった脚本や創作物を抱えた人はこの本を読んで、ぜひ作品を完成させてください。
書かれている内容が先に刊行された氏の著作と被るところも多々見受けられますが「なぜか私たちはいつも忘れてしまうので、私は(覚えるまで)繰り返し述べる」ということなので、読み飛ばすことなく何度も暗唱すると良いでしょう。
内容自体は満点ですが、誤字や脱字、翻訳の精度にやや問題があり、日本語として成立していない(「てにをは」は、かろうじて合っているが)文章もかなり散見されるので星一つを減点としました。
巻末収録のトラブルシューティングガイド(問題解決リスト)の性質上、電子書籍の方が使い勝手は良いかもしれません。