- 販売開始日: 2019/12/20
- 出版社: 徳間書店(Chara)
- レーベル: キャラ文庫
- ISBN:978-4-19-900974-7
悪食【SS付き電子限定版】
【電子限定版】書き下ろし番外編「邪道」収録。●田舎の小さな村のあちこちに、静かに佇む死者の姿──。学校にも通わず彼らを熱心にスケッチするのは、母に疎まれ祖父の元に身を寄せ...
悪食【SS付き電子限定版】
商品説明
【電子限定版】書き下ろし番外編「邪道」収録。●田舎の小さな村のあちこちに、静かに佇む死者の姿──。学校にも通わず彼らを熱心にスケッチするのは、母に疎まれ祖父の元に身を寄せた18歳の水琴(みこと)。風景は描けるのに、なぜ僕は生きた人間が描けないんだろう…。そんな秘密を抱える水琴の才能に目を留めたのは、銀座の画商・奥槻泉里(おくつきせんり)。鋭利な双眸に情熱を湛え、「君の才能は本物だ。私にそれを磨かせてほしい」と足繁く通い、口説き始めて!? ※口絵・イラスト収録あり
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なんだか後を引く物語
2020/01/19 06:08
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ルフラン - この投稿者のレビュー一覧を見る
死者が見えるという特殊能力を持つ水琴は、母に疎まれ祖父と田舎でひっそりと暮らしている。水琴の絵がSNSで拡散され、それに魅入られた画商の奥槻。二人は交流を深める。やがて、奥槻は訳ありで義理の兄の言いなりと水琴は知るのだが、それには隠された真実があって・・・・・水琴の特殊能力が運命にもてあそばれ不幸な境遇にある人たちを救済する物語。
その美しい容姿と穏やかな性格の主人公は癒しともいえる。
評価がイマイチなのが不思議だが、私はとても気に入ったので、レビューを書く気になったしだい。
善良なあの世のモノしか描けない画家
2021/03/20 08:39
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:M★ - この投稿者のレビュー一覧を見る
2019年発刊、
巫女だった美貌の高祖母と瓜二つの美しい胡桃沢水琴は、
あの世のものしか描けない画家。
SNSで評判になり「妖精の画家」としてネットで人気になる。
水琴は、死者の想いを聞き取る。
「悪食」で、死者が示すものを読み取り、失踪の真相と真犯人を暴いて、
「密葬」では、死んだ画家の口唇の動きから、贋作を暴いて、放火犯人を暴く。
水琴は、高祖母譲りの凄い霊能者。
みずかねりょう さんの絵が挿絵がとっても綺麗で素敵でした。
タイトルの「悪食」って
「よもつへぐい」を、あの世でオクツキ泉里が食べようとするのを、水琴が止めて、助けた場面のこと。
とても面白い凝った小説なのに、タイトル付けで失敗したのかもしれない。
---
悪食(あくじき)
1 普通には食べない物を食べること。
2 粗末な物を食べること。
3 仏教で、禁じられている獣肉を食べること。
黄泉戸喫/黄泉竈食ひ(よもつへぐい)
黄泉 (よみ) の国のかまどで煮炊きしたものを食うこと
オクツキ/「奥津(都)城」=墓
面白かった
2020/03/19 17:41
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まかゆら - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮緒さんの作品で久々の当たりがきました!
設定も話もキャラも、どれもすごく良かったです。
続き出してくれないかなぁと思うほど、本当に面白かった。
内容は
和風イケメンな画商×霊が見える清純無垢(実は魔性でもあるかも?)タイプの天才です。
霊が見えるだけあって若干ホラー交じりのサスペンスBL。
受けの未琴ちゃんがめちゃくちゃ可愛いです。
一歩間違えばあざとく見えるタイプなんですが、未琴ちゃんはまじで可愛い。
攻めは攻めで、クールで生真面目な所が恰好良く、更にヤンデレが混じっていてツボでした。
これからも未琴ちゃんの信奉者が増えて苦労するんでしょうけど、彼ならがっつり守りぬきそうです。
3迄出ているが早く続編を読みたい
2024/10/11 02:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:太郎の母 - この投稿者のレビュー一覧を見る
何度読み返しても引き込まれる
BL小説でありながらLOVEの描写以上にSTORYに引き込まれる
「いやらしい子だって・・・呆れたりしない?」本文より。
2020/07/09 20:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
オカルトミステリーと、BLが見事に融合した作品で面白かったです。
ネタバレがあります。
銀座のギャラリー従業員で28歳の攻め、田舎の山村で祖父と暮らす18歳の受け。
死者の姿が見える受けは家族の理解が得られず、山村で祖父と暮らしていました。そんなある日、ギャラリーに勤める攻めがスカウトにやって来ます。受けが描いた少女のスケッチをSNSで見たからです。ところが受けは戸惑います。なぜならそのスケッチは死者をモデルに描いたからで・・・
あらすじからホラー系かなぁと怖がりの私は恐る恐る読みましたが、読み終えたら家族の問題を解決する優しいお話でした(でもオカルト展開はあります)。また攻めも受けも個性的なキャラで、特に攻めの激変(紳士から情熱的に)が際立っていてよかったです。
雑誌掲載された本編「悪食」では2人は両思いに、文庫書き下ろし「蜜葬」ではリアル初エッチを、電子限定「邪道」では、実は全てのキャラが何らかの形でリンクしていたことが判明。日本画の天才・宮地圭月をめぐる様々な縁が、攻めと受けを巡り合わせ絆を深めたのではないかと思いました。
みずかね先生の美しいイラストも見どころです。
雰囲気は怖かったけど
2022/10/24 16:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なつゆき - この投稿者のレビュー一覧を見る
ホラー風味のサスペンスに、濃厚なエロスを加えているのにどこか爽やかな雰囲気も感じられてもっと読みたいと思わされた不思議なお話。
死者が見えるというと普通心残りや恨みのこもった怨念が形になったものが多いけれど、この話の主人公が見えて描く死者に恨みつらみはないから怖くない。怖いのは生きている人間の欲望だとつくづく感じた。
黄泉戸喫
2020/11/16 07:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やじやじ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ネタバレあり
宮緒葵さんの作品は素材は大好きなんですけど
料理された作品はちょっと違うーってなることが多いのですが
この作品はそんなことなく読むことができました。
相変わらずの執着犬なんですけど、
いつもよりはマイルド(作者比)でしたのでドン引きせずに
(相手が天然不思議ちゃんタイプだったせいかしら?)
いい感じで落ち着いて読めました。
「この世の者ではない人が見える」というだけではなく
(そういうネタは色々あるけれど)
「この世の者でない人しか描けない」という設定が
このお話の肝だと思います。
「黄泉平坂」ネタはもう大好物。
そこに転がり落ちてからの「黄泉戸喫」に
こう来ますかーな流れになってちょっとざわざわした気分に。
(でも作者さんの作品って「食べる」ネタ表現が多いので
なんとなくしっくり来てしまったのですけど)
ちなみにプロローグがいきなりだったのでちょっとびびったとだけは
記しておきます。
主人公の水琴が天然不思議ちゃんで今までにない感じだったです。
そして、奥槻さんは定番の財力持ちでしたね。
(ここは作者さんの譲れないところなのかなぁって
思いますが・・・)
まあ天然不思議ちゃんに振り回されていたのが、
目新しいというか新鮮な感じさえありました。
まあ、作者さんの執着系(変態系)が好きな方には
もの足りないかもしれませんが、
わたし的にはこのくらいにしていただけると
安心して読み終わえるかなぁってところです。
怜一さんも跪いてしまっているし、
まあ・・・この先どうなるのかとは思いますが
続編も来そうな気がしますので、
出たら読みたいと思います。
妖精画家と異界の守人wwのお話
2020/08/11 00:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひろなか1号 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルでは内容が全く予想がつかなかったのですが、瑠璃掲載作品だったのと、作家さん、イラストレーターさんが好きなのとで、恐る恐る購入。結果、とても好みの作品でよかった。
美人画のモデルのような儚げな美少年が、守護者の恋人と共に絵に纏わる謎を解いていくミステリー仕立てのお話でした。
この巻では物語がようやく動き出したところなので、続巻楽しみに待ってます。。
かわいい
2020/03/25 11:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
水琴が綺麗でそれに自分で気づいていなく、泉里があわあわしてるのが面白くまた可愛いです。
お祖父さんを一人にするのは気が引けるけど2人が一緒になってくれて嬉しいです。
続編出して欲しい
2020/02/03 01:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:奈須びぃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
画商に見出される特異な才能の少年のお話。オカルト、殺人事件、マイフェアレディ、執着そんな珍しい組み合わせでした。受の周りに益々崇拝者が集って攻めが苦労する未来が見えますので是非続編お願いしたい!
橋本くんは奥槻より前に水琴に運命を導かれてる人なのに奥槻の方がデカイ顔してるところギャフンと言わせる続編期待したい。
うーん?
2023/07/03 19:58
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
宮緒先生のは、凄くハマりそうなそうでもなさそうな、微妙な感じで今まで迷いながら読まずに置いてたのですが、どろどろしてそうなものを読みたくなるときがあって、セールを機に思い切って全三冊購入。
一巻は、話の展開が強引な感じでしたがふむふむと読みました。二巻で、どこかで読んだ感が払拭できなくなり、現在、三冊目序盤で止まってしまってます。
一巻だけで止めとけばよかったかなーとおもってます。結局三冊買ってそうな気もしますが。
ネタバレかも
別の方のレビューに黄泉比良坂とかいうワードを見つけたのもあり、神道系の要素があるのかと思いきやそうでもないんですね。(←これは勝手に勘違いした私が悪いです)
二人があの世界に堕ちた理由とか、そこでなぜあんなエロ三昧なのかとか、攻めの過去の事件とか、それからの攻めの苦しみとか、一応説明はあるものの、なんか『理由づけ』とか『動機』的なところになっとくがいかない……ファンタジーに理由を求めるなと言われたらぐうの音もでません。
一番納得がいかないのが、攻めが義兄に従おうとしたところ。受けのセリフにもありましたが、いやそこは断るところだろ攻め!ともやもやしました。過去で雁字搦めになって抗えず受けを裏切るくらいならいっそ最初から無理心中してくれるくらいの方がマシだ……
性格は天使じみた受けですが、どこか男を誘う傾城的なところがあるのかな。確かに攻めは執着ぎみなのでねちっこくてもおかしくないのですが、二人の致すシーンがやたらエロエロしくて最初ビックリした。どっちかというとストーリー期待しての購入でエロは求めてなかったのと、似た描写の繰り返しのようで飛ばし読みでした。