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電子書籍
暦と占い 秘められた数学的思考
著者 永田 久
一週間は7日、一年が12ヵ月、なんで?年・月・日から曜日や干支をはじき出す計算式とは? 一週間が5日の暦、どんなの?英語で1~6月は「神」、7,8月は歴史上の人物、9月か...
暦と占い 秘められた数学的思考
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暦と占い 秘められた数学的思考 (講談社学術文庫)
商品説明
一週間は7日、一年が12ヵ月、なんで?
年・月・日から曜日や干支をはじき出す計算式とは?
一週間が5日の暦、どんなの?
英語で1~6月は「神」、7,8月は歴史上の人物、9月から12月は数字、なぜ?
十二支のイメージはどこから?
「必ず仏滅になる日」がある?
「史上いちばん短かった年」は?
占星術の成り立ちはどこから?
「〇座の生まれ」って、つまりどういうこと?
――答えは本書で。
(原本:『暦と占いの科学』新潮選書、1982年刊)
目次
- (目次)
- 序 章 時間を区切る
- 第一章 月と惑星をめぐって
- 第二章 聖数「七」の神話
- 第三章 一週間の曜日名
- 第四章 古いヨーロッパの暦
- 第五章 十二ヵ月名にあらわれる神々
- 第六章 「グレゴリオ暦」への道
- 第七章 自然暦――二十四節気――
- 第八章 「陰陽五行説」の原理
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紙の本
暦と占いの歴史とともに、そこに隠された不思議を丁寧に教えてくれる画期的で実に興味深い一冊です!
2020/02/26 15:02
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、古代の人々が世界の謎を解き明かそうとしてそれらを「数」で表し、また同時に宇宙の理を知るために「暦」を発明するという二つの営むが、やがて結びつき「占」の発展してきたという歴史経過とともに、そこに内在する知られざる不思議を分かり易く教示してくれる画期的な書です。例えば、なぜ、一週間が7日で一年が12ヵ月でなのか?とか、十二支のイメージはどこからやってきたのか?とか、占星術はどのようにして成立したのか?といったことが同書を読めばわかります。
電子書籍
数学の専門家から見た占い
2020/08/16 15:22
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:uruuduki - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本の初版は1982年だと思います。紙の本を所有していながら、これで2冊目を購入しましたので、間違いはないかと思います。
ところでこの本は、意外と難解です。何回読んでも、数学的アプローチの部分で、数学の参考書が欲しくなります。おそらく数学の得意な方なら面白いに違いないのですが、何分ここ何年も、必要最小限しか数学と関係を持ってこなかったので、さぁーてどうしようか……、といった状況なのです。
ですが、この本は「占い」という点だけでなく、暦に記されている月の名称など、別の面でもとても使い勝手がいいのです。むしろ、そちらの方が欲しくて、過去には購入し、本の山の中から引っ張り出すのが厄介で電子書籍でも購入をしたので。
ですから、もし知らずに、一般の占いの本だと思って読まれたら、困惑するかも知れません。そのかわり、普通ではなかなかお目に掛かれない、雑学的内容も多いので、それだけでも楽しめます。
ただ一つ、永田先生が既に逝去されているのが残念ですが、こういった本を探すと、必ず出てくるので、改めていい本なのだなあと思います。
紙の本
太古からの知恵
2020/07/24 08:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
暦から宇宙の真理に迫っていた、古代人たちの知性に脱帽します。デジタルやコンピューターが普及した、今の時代の精密さにも負けていません