日経「星新一賞」第七回受賞作品集
著者 日本経済新聞社
新鮮な発想! 豊かな想像力! 意外な物語!日本にSFを根づかせた作家、星新一のスピリットを現代に引きつぐ新星(ニュー・スターズ)の饗宴。“理系文学”という新しいコンセプト...
日経「星新一賞」第七回受賞作品集

商品説明
新鮮な発想! 豊かな想像力! 意外な物語!
日本にSFを根づかせた作家、星新一のスピリットを現代に引きつぐ新星(ニュー・スターズ)の饗宴。
“理系文学”という新しいコンセプトを掲げる日経「星新一賞」は、今回で第7回を迎えました。この電子書籍には、応募総数1878篇(3部門合計)のなかから選び抜かれた受賞作15篇を収録。
グランプリ受賞作は
【一般部門】 「森で」白川小六
僕は、内戦と搾取がつづくコンゴで育った。そこから救ってくれたのはベルギー人医師のヤンセンス博士だ。博士が発明した緑化ウイルスによって、僕と仲間は徐々に光合成ができる身体を獲得するが……。
ヒューマニズムの本源的意味を問い直す、まさに星新一直系と言うべき問題作です。作中で披露される生物学的ディテールも読みどころ。
【ジュニア部門】 「折り紙」池田玲亜
おもちゃ会社の上司のもとに、部下が持ちこんだ新開発品は「折り紙でつくったものを本物そっくりにできる」コントローラーだった。驚くことに、動物は動きまわるし、食べ物は実際と同じ味がする。
「折り紙が本物になったら」という素朴な発想から出発し、途方もないスケールへと発展してしまう。とにかくイメージが強烈な寓話。カルヴィーノ的なメタフィジカル!?
【学生部門】 「就活人間」松尾泰志
志望企業向けに最適化した統合就職活動システムで身体・神経系を拡張すれば、いかなる難関企業の面接も楽勝! しかし、面接官も志望者を振り分けるハイスペックな選考システムを装備。
就活のライバルたちも、サイボーグまがいの機能強化で立ちはだかる。
疾走するサイバーパンク・アクション……と思いきや、待ちうけているのは皮肉な結末。理系小説の名にふさわしい克明さと、学生ならではの実感がこもった一篇。
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