ひなこまち(新潮文庫)
著者 畠中恵
長崎屋へ舞い込んだ謎の木札。『お願いです、助けて下さい』と書かれているが、誰が書いたか分からない。以来、若だんなの元には不思議な困りごとが次々と持ち込まれる。船箪笥に翻弄...
ひなこまち(新潮文庫)
商品説明
長崎屋へ舞い込んだ謎の木札。『お願いです、助けて下さい』と書かれているが、誰が書いたか分からない。以来、若だんなの元には不思議な困りごとが次々と持ち込まれる。船箪笥に翻弄される商人、斬り殺されかけた噺家、売り物を盗まれた古着屋に、惚れ薬を所望する恋わずらいのお侍。さらに江戸一番の美女選びまで!? 一太郎は、みんなを助けることができるのか? シリーズ第11弾。(解説・柳家喬太郎)
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ひなこまち
2024/09/10 17:46
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投稿者:Qた - この投稿者のレビュー一覧を見る
若だんなが助けてくださいと書かれた木札と出会い、それぞれの話で人助けをしていきます。獏の怪談話も面白かったし、最後の河童の秘薬で全ての話が繋がって楽しい。
しゃばけシリーズ
2023/06/01 15:18
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖の場久さんは、実は夢を食べる獏。
落語家の場久さんの寄席を見て見たいが、恐い話ばかりだというので、ご遠慮いたします。新しい仲間が加わり、にぎわう離れ。
いつも、問題や相談事が起きますがね。
しゃばけ人情噺が面白い
2016/02/18 15:30
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投稿者:しゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
しゃばけの人情噺は、面白い。(11作目)
木札がある日一太郎の元に舞い込むことから始まる連作。
ひなこまちから後の短編は、一連の流れになり、河童の秘薬で纏まって終わる。
あっという間に読み進む。
11作目
2015/11/05 02:29
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸を舞台の妖怪奇譚,しゃばけシリーズも11作目。ぞろめです。
今回も若旦那が,「助けてくれ」と言われて断れない,お人好し全開でみんなを振り回します。
ところで病弱で寝てばかりいるのに、甘いものばかり食べていると,メタボか糖尿か,いずれにしても症状悪化しそうです。
しゃばけシリーズ
2015/08/23 07:14
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投稿者:Neko - この投稿者のレビュー一覧を見る
もはややめられないしゃばけシリーズ。
でも、毎回、裏切られることなく楽しませてもらって
います。
今回もその通り。
実は長編
2017/01/19 16:13
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投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
一話一話完結していますが、実は雛小町に関しての一つの物語になっています。
面白そうなイベントも、実は色々な人の思惑がからんでいて、悪事に通じたり悲劇に通じたり・・・でも最終的に、丸く収まるのでよかったです。
相変わらず若だんなはするどい。
彼が継ぐなら、長崎屋は安泰だなあとつくづく思います。
体の弱い分は、兄や達がきっと助けてくれるはず。
わかだんなの成長ぶりが際立つ
2015/02/22 13:04
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投稿者:かすちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
一作目からの愛読です。本作も鳴家の愛らしさ、兄や達の溺愛ぶりは無論、楽しいですが若だんなの戸惑い、悩み、人を思う気持ちは大人の入口にたった年頃ならではの瑞々しさが本作では際立っていて、これからの若だんなの成長が楽しみです。
なぞの木札
2016/05/24 15:05
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投稿者:まんま猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
若だんなのための特注巨大炬燵のこたつ開きに紛れ込んだ一枚の木札。助けをもとめる内容文に若だんなが気にかけた途端、次々舞い込む困りごと。果して若だんなは解決することができるか?中で上野広徳寺花見の庭に迷い込んだ謎の侍が実は殿様なのですがなかなか味のある人物と思います。で、また表題ひなこまちに関わるキーマンなのです。ただ時折ゆんでめでの話などシリーズ読んでないとわかりづらいです。咄家の場久ばきゅう(実は悪夢を食べる貘)という新しいキャラが登場、江戸前でいいですね。