やなりいなり(新潮文庫)
著者 畠中恵
偶然みかけた美しい娘に、いつになく心をときめかせる若だんな。近頃日本橋通町では、恋の病が流行しているらしい。異変はそれだけに止まらず、禍をもたらす神々が連日長崎屋を訪れる...
やなりいなり(新潮文庫)
商品説明
偶然みかけた美しい娘に、いつになく心をときめかせる若だんな。近頃日本橋通町では、恋の病が流行しているらしい。異変はそれだけに止まらず、禍をもたらす神々が連日長崎屋を訪れるようになって……。恋をめぐる不思議な騒動のほか、藤兵衛旦那の行方不明事件など、五つの物語を収録。妖たちが大好きな食べものの“れしぴ”も付いて、美味しく愉快な「しゃばけ」シリーズ第10弾!(対談・福田浩)
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しゃばけシリーズ
2023/06/01 15:14
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投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
虚弱体質の主人公の若旦那がなんと若い女性に見とれてしまう。今までそんなことはなかったので、ちょっとドキドキ。
恋は人を元気にしますね。
やなりいなり
2024/10/11 23:26
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投稿者:Qた - この投稿者のレビュー一覧を見る
若だんなの短編集。どの話にも始めに話に出てくる料理の作り方がありますが、鳴き家が数を数えるなんて可愛らしい。小豆粥美味しそう
短編集です
2017/01/11 11:18
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投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は、長崎屋でよく出る「鳴家が60数える間煮る」などユニークな料理の説明(レシピ)がついたお話です。
ちょっと作ってみたくなります。
お話も多岐にわたり、人間が起こす騒動あり、あやかし系が起こす騒動あり。飽きずに楽しく読めます。
個人的には、最後の「あましょう」が、とても切なくて心に残りました。
しゃばけ10作目
2016/02/18 21:16
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投稿者:しゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
しゃばけシリーズ10作目の短編集。
妖の好きな食べ物のレシピを話の枕にしてから、物語を始める斬新なスタイル。
安定した味わい
2021/12/31 18:07
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投稿者:うみしま - この投稿者のレビュー一覧を見る
しゃばけシリーズはいくつかすでに読んだこともあり、久しぶりに手に取りました。若旦那も、あやかしたちもいつもの通りという感じがほっとするお話ばかりです。さらに、この本は、江戸の料理も紹介されていて、その料理から始まるお話という仕立てで、みをつくし料理帖のような味わいもあります。巻末の江戸料理店の店主の方との対談も興味深く、楽しめました。
鳴家が可愛い
2021/03/14 08:13
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投稿者:makiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名にもなっている「やなりいなり」という短編で、鳴家の顔を描いたいなり寿司が出てきて、美味しそうだったし鳴家たちが喜んで自分の顔に似せて喜んでいる様子も可愛かったです。最後の「あましょう」という短編は、友情にホロリとしました。
最初の話は前作に対する答えなのか?
2016/01/20 16:48
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投稿者:sin - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初の話は前作に対する答えなのか?いづれにせよせつない!作者はいつも馴染みやすいミステリーを提供してくれるけど、奥が深い