いっちばん(新潮文庫)
著者 畠中恵
兄の松之助が長崎屋を出て所帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修業へ。普段から病弱な若だんなは、さらに寂しそう。妖たちは若だんなを慰めようと、競って贈り物探しに出かけるが。長...
いっちばん(新潮文庫)
商品説明
兄の松之助が長崎屋を出て所帯を持ち、親友の栄吉は菓子作りの修業へ。普段から病弱な若だんなは、さらに寂しそう。妖たちは若だんなを慰めようと、競って贈り物探しに出かけるが。長崎屋と商売がたきの品比べに、お雛をめぐる恋の鞘当て、果ては若だんなと大天狗の知恵比べ――さて勝負の行方はいかに? シリーズ第7弾は、一太郎の成長が微笑ましく、妖たちの暴走も痛快な全五編。(対談・高橋留美子)
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
しゃばけシリーズ
2023/05/31 14:17
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を読んでいると、知らない妖たちが出演してきます。くだぎつね、のことは知りませんでした。作者は勉強されているのでしょうね。妖も寂しい、と思うのですね。寿命が長ければ長いほど、淋しい別れが多いってことですものね。
いっちばん
2013/05/24 19:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホームズ - この投稿者のレビュー一覧を見る
『餡子は甘いか』がいいですね(笑)若旦那だけでなく栄吉も頑張って成長しているんですね~(笑)栄吉には頑張ってほしいですが栄吉のあまり美味しくない餡子ってネタが見れなくなってしまうのは寂しいかな(笑)今回の短編集つまらなくは無いけど特別に面白いって印象に残る作品が少なかった。お雛の話とかももう少しって感じだったし。ちょっと作者が家鳴に頼りすぎているって感じがしてしまった。確かに可愛いし人気のあるキャラクターなんでしょうがあまり前に出てしまうとね。とりあえず次(笑)
いっちばん
2024/09/01 17:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Qた - この投稿者のレビュー一覧を見る
栄吉や松之助が居なくなり元気がないと思った妖たちが若だんなに贈り物を探しているところに捕まえたいスリが大勢でドタバタする様がおかしかった。
ちょっと寂しくなった
2017/06/14 15:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
若だんなの大切な人たちが新しい道を踏み出して少し寂しくなった。そんな若だんなを支えようと妖怪が頑張る話が印象的。
いっちばん
2016/04/01 21:47
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ねこざ - この投稿者のレビュー一覧を見る
若だんなと妖たちとの関係にほっこりきます 若旦那のような病弱な大切な人がいると、過保護になってしまう兄やたちの気持ちもよくわかります
しゃばけ7作目
2016/02/18 15:18
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しゅん - この投稿者のレビュー一覧を見る
しゃばけ7作目の短編集。あいも変わらず気楽に読める全五編。
若だんなに新しい友人ができたり、大天狗と知恵比べをしたり、はてまた恋のさや当てに巻き込まれたり、大騒動。
今までより少し冗長か?
頑張る若人
2016/12/14 16:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:PPM - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も短編集です。
表題のいっちばんは、若だんなのために、妖怪たちそれぞれが「一番いい」と思うプレゼントを手に入れようと頑張る話。めぐりめぐって、最終的になぜか巷を騒がせていたスリをとらえることが出来てしまう・・・若だんなはやっぱり冴えてるなあ、そして愛されているなあと思わされます。
他にも、修行先で辛い思いをしつつ頑張る栄吉のお話や、色恋に巻き込まれてうまく解決しようと頑張るも、できなくて今の自分の身の丈を若だんなが知るお話など、盛りだくさんです。全体的には、普通に面白いかんじでしょうか。次巻も楽しみです。