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高校数学でわかるディープラーニングのしくみ
著者 涌井貞美
AIという言葉をメディアで目にしない日はありません。これはArtificial Intelligenceの頭文字をとったもので、人工知能を意味します。1990年代には工場...
高校数学でわかるディープラーニングのしくみ
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高校数学でわかるディープラーニングのしくみ AIはこのような考え方で判断を下しているのだ!ということが実感できる
商品説明
AIという言葉をメディアで目にしない日はありません。これはArtificial Intelligenceの頭文字をとったもので、人工知能を意味します。1990年代には工場のラインを支えるロボットの「人工知能」が産業を大きく変えました。しかし、その時の人工知能は完全に人間から教え込まれるタイプのものでした。それに対し、現在の「AI」は、自ら学んでいくタイプのものです。それを実現する手段の一つがディープラーニングです。本書では、人間の脳のニューロンの働きを数学的に抽象化し、人工的にネットワーク化した「ニューラルネットワーク」を基本とする、ディープラーニングのしくみを、高校までの数学で丁寧に解説していきます。
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「ディープラーニング」の本質が理解できる良書
2021/06/03 10:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:げんかく - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近巷で溢れかえっている「AI」という言葉。
時代に取り残されないためにも、その本質の部分を理解したいと思い、色々検討した中でこの本を選びました。
ネット上のこの手の解説などでは、専門用語などで誤魔化した「結局何を言っているのか」がよくわからないものが多いですが、本書ではディープラーニングの理解に必要な項目について一つ一つ丁寧に説明されています。
また、説明の流れが切れないように、数学的な説明は巻末に付録としてまとめるという配慮がされている点も読みやすさに繋がっています。
この本のおかげで、「活性化関数」「畳み込みニューラルネットワーク」「誤差逆伝播法」など、この分野でよく耳にする用語の本質を理解できました。
位置付けとしては、本書は「ディープラーニングってよく聞くけど結局何をするものなの?」という人や、「これからディープラーニングを本格的に学んでいくために、まず基本をしっかり理解しておきたい」という人向けのものだと思います。
数学は専門外なものの理系の端くれである私にとっては、本文及び付録中の数学的説明はとてもわかりやすく書かれているように感じましたが、完全な文系の方であれば、もうワンクッション数学の基礎がわかるもの(主に行列、微分について)を挟むと理解が進むかもしれません。