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漢文早覚え速答法 共通テスト対応版
著者 田中雄二
漢文受験参考書ナンバー1ベストセラーがパワーアップして新登場。暗記を最小限にし、「漢文に慣れること」を重視した点が多くの受験生に支持され、約30年のロングセラーになってい...
漢文早覚え速答法 共通テスト対応版
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漢文早覚え速答法 共通テスト対応版 (大学受験V BOOKS)
商品説明
漢文受験参考書ナンバー1ベストセラーがパワーアップして新登場。暗記を最小限にし、「漢文に慣れること」を重視した点が多くの受験生に支持され、約30年のロングセラーになっている。共通テストや入試の対策を万全にできる別冊つき。
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紙の本
意外と使える
2020/06/27 22:46
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:絶望詩人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この参考書には、漢文で押さえるべきところが端的に書かれている。
時間に余裕がない人は、この参考書と過去問だけで凌ぐのもアリかも。
紙の本
息子に買ってと言われました
2022/09/09 18:25
5人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:づー - この投稿者のレビュー一覧を見る
高1の息子に欲しい言われ、買いました。高校の友人の間で評判がいいからだそうです。漢文やるなら、中国語にも興味を持ってくれたらと思うのですが、今のところ関心はないようです。
紙の本
以前から指摘され続けている入試対応力の貧弱さや間違いは相変わらず是正されていない
2021/01/14 11:55
9人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:名無し - この投稿者のレビュー一覧を見る
以前から、近年のセンター試験で通用しなかったとの声が多数寄せられるなど、現行入試への対応力が大きく疑問視されていた。
特に、読解問題への対応力や公式の、センター試験への対応力は極めて貧弱であった。
「共通テスト対応版」ということで改訂されたとはいうものの、旧版の「パワーアップ版」と比べても、さほど大きな変更は見られない。
よって、共通テストに対応できる内容であるとは、到底思えない。
さらに、特に致命的だった、漢詩の押韻の説明の間違いも、相変わらず是正されていない。
七言近体詩(絶句/律詩)では第一句と偶数句に押韻するのが原則であることは、漢文を学習する者ならば当然知っておくべき事項である。
しかし、あろうことか、著者はそれを「覚えきれない」とし、挙句の果てには「受験には使えない」とまで言っている。
さらに「偶数句の押韻を揃えろ」と言い、「受験で問うのは『偶数句は押韻』という原則だけ」とか「他の押韻原則は無視してよい」とまで言っている。
これらは暴論以外の何物でもない。
七言近体詩でも第一句で押韻していない、いわゆる「踏み落とし」のものもあるが、それらは少数派であり、例外である。
それをあたかも多数派であり、原則であると豪語する著者の傍若無人さ・厚顔無恥さは、到底看過できるものではない。
著者にこれらを是正したり、あるいはその正当性を説明する意思は全く感じられず、もはや教育者・研究者が務まらないのは明白である。
実際、共通テストの第1回試行調査(2017年実施)の七言絶句の説明問題中の選択肢で、押韻が問われたものがあったが、著者の説明通り「偶数句のみ押韻」として解答すると誤答となる(原則通りの「第一句と偶数句に押韻」したものが正解である)ものがあった。
同レベルの参考書ならば、同社から出ている「漢文ヤマのヤマ」の方がはるかに良い。