宇宙のみなしご
著者 著者:森 絵都
真夜中の屋根のぼりは、陽子・リン姉弟のとっておきの秘密の遊びだった。不登校の陽子と誰にでも優しいリン。やがて、仲良しグループから外された少女、パソコンオタクの少年が加わり...
宇宙のみなしご
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商品説明
真夜中の屋根のぼりは、陽子・リン姉弟のとっておきの秘密の遊びだった。不登校の陽子と誰にでも優しいリン。やがて、仲良しグループから外された少女、パソコンオタクの少年が加わり……。
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宇宙のみなしご
2022/06/15 16:19
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投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
とても身近な世界の中にある話、思春期の姉弟とその周りの成長を書いた作品
姉弟が独自に思い付いた「遊び」が周りの人を巻き込み葛藤と成長とを描いています
読みやすくて凄く面白かったです
読書が趣味ですがたまに「これは」と思える作品に出会い手元に置いておくのですがこの作品もそれでした
人によって合う合わないがあると思うのですが自分にピッタリ合っててラッキーでした
森絵都氏の感動の傑作です。
2017/10/07 18:22
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、児童文学分野で有名な森絵都氏の感動の傑作です。複数の文学賞を獲得されたのも最もです。どこにでもいそうな中学2年生の姉とちょっとしっかりした弟が考え出した不思議な遊び、「真夜中の民家の屋根に上ること」。ひょんなことからあとからこの遊びに加わった姉の同級生二人とともに、多感な若者たちの心の成長が感じられる感動の作品です。
宇宙のみなしご
2015/08/31 11:59
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投稿者:わだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
森絵都さんの作品が好きで、本書を購入。その中でも特に本書の台詞や言葉(特に後半の最後)はぐっとくるものがありました。
それぞれが抱えているもの
2023/06/29 16:57
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投稿者:紫苑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっと変わった姉弟にも見えるけど、本当は姉弟の育つ環境が危険な遊びでしか満たされない、そう2人を作ってしまったんだと思う。
人間関係のバランスもグループの格差もリアルな子どもの姿。危険な遊びでしか満たされない姉弟と、そこに加わる同級生もどこか物足りない、現実に満たされていない。
大人じゃない、でも子どもだって満たされないし、それを埋めるために生まれるものがある。
みなしごと表現されるに相応しい、でもきっとみんなそうで、今の満たされない現実から踏み出してもいいのかもしれないと思える物語。
親はまだ読んでいませんが
2022/02/16 08:37
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投稿者:くまのみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
森絵都さんの本は子供でも読めるし良いよと聞いたので学校の朝の読書用に購入しました。子供も気に入ったようで、森絵都さんの他の本も読んでみたいとのことです。
子供の頃を思い出しました
2024/04/23 14:08
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投稿者:みえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
大人の目を盗んで、今思えば危険で理由の分からない遊びをしていたなあ、と思います。
そんな自身を思い出させてくれる本書でした。
おとなしい子、リーダーシップを取れる子、色々とよみがえりました。
夜空を見上げて思うこと
2024/01/14 10:40
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投稿者:DB - この投稿者のレビュー一覧を見る
森絵都の作品は初めてだった。
「児童文芸新人賞」の文字に子供向けの話かと思いつつ読んでみました。
中学二年生になる姉の陽子と一つ下の弟リンの物語だ。
ふたりの両親は仕事が忙いと連続で外泊するような親で、姉弟はかなり放任状態で生活していた。
陽子がちょっとしたきっかけで不登校になっても、両親は本人の問題だとばかりに学校からの呼び出しにも応じない。
その代わりに担任の先生からは毎朝電話がかかってくるし、話を聞きつけた母の親友のさおりさんは自宅に姉弟を呼び出して説教してくる。
なんとなくさぼり癖がついた結果である陽子の不登校は、担任が家まで迎えに来るに至って二週間で終わりを告げた。
基本は二人で留守番の姉弟は二人で遊びを考え出していく最高の相棒だった。
最近はまっているのは深夜の屋根登り。
もちろん自宅ではなく他所のお宅の屋根に登ってみるという「子供だから」で済むかどうか微妙な遊びだ。
適応力はあるというべきか、ご近所が寝静まった夜に人通りがなくて周りの建物から見えにくく、犬がいなくてトタン屋根ではない家を見つけ出すのがポイントだとか。
そのまま空き巣の心得と同じだな。
二人だけの遊びだった屋根登りですが、リンと同じ陸上部で陽子のクラスメイトでもある七瀬さんが仲間に加わってきた。
リンから屋根登りの話を聞いて、ぜひ自分も登りたいと参加してきたのだ。
三人で知らない家の屋根に登るスリルにはまっていたある夜、陽子のクラスメイトでキオスクという綽名の男子生徒に屋根登りの姿を目撃されてしまった。
クラスメイトからパシリにされていたキオスクを口封じ代わりに屋根登りに誘うことになったのですが、もともと慎重な性格のキオスクは結局屋根に登ることができず家に帰ってしまった。
そのまま今度はキオスクが不登校になり、さらに自殺未遂をしたという噂まで飛び込んでくる。
いろいろと悩んでいた陽子はキオスクの見舞いに行くことにし、ある覚悟を決めたのだったが。
中学生という大人の階段を上り始めた年頃の子供たちの揺れる心をみずみずしく描き出した作品だったと思う。
四人が成長して社会人になり子供の親になっても、ふとした瞬間に屋根に登って見上げた夜空を思い出すんだろうなと思いました。