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三角の距離は限りないゼロ5
著者 著者:岬 鷺宮 , イラスト:Hiten
一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。僕は自分を助けてくれた彼女たちと、ある約束を交わした。 それは「二人に同じだけ恋する」ということ。デートで、部室で……次々と...
三角の距離は限りないゼロ5
三角の距離は限りないゼロ 5 (電撃文庫)
商品説明
一人の中にいる二人の少女、「秋玻」と「春珂」。僕は自分を助けてくれた彼女たちと、ある約束を交わした。
それは「二人に同じだけ恋する」ということ。デートで、部室で……次々と交わされる、胸を焦がすような甘いやりとりに、僕はおぼれていく。
でも……心のどこかで警報が鳴っている――このままでは、いけないと。
焦って空回った僕は、憧れの大人達と触れ合っていくなかで、いつしか理解していく。モラトリアムの終わりを。僕がするべきこと。しなければ、いけないことを。
僕と彼女と彼女が紡ぐ、切なく愛しい、三角関係恋物語。
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紙の本
作者が2巻のあとがきで書きたいと言っていたものがしっかり描かれていた
2021/03/31 20:33
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:3π - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かった。まず最も惹かれたのは当然序盤の性描写チックな場面だが……ライトノベルでこの筆致でこの描写ができるのかとけっこう本気で驚いた。2巻のあとがきから書きたいって言ってたけど、なるほどこうなるのか……。
異性愛男性向けのライトノベルにおいて、例えば帯などの宣伝文句で「ちょっぴりエッチ」などと謳われている作品は殆どただの「ラッキースケベ」であり、女性側から見ればエロいわけでもなく普通に性暴力であるものが多い中、女性の性的主体性を軽視していない描き方がなされていて、そこが素晴らしかった。
あと過去シリーズの主人公張ってただけあって千代田先生がとてもよい。ラノベでも寺山修司とか坂口安吾が引かれるくらいはまああるけどその流れでロマンティック・ラブ・イデオロギーなんて単語が出ると思わなかったし、それについての所見も深く納得できる。