電子書籍
本当に
2020/11/27 21:00
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題だけで、なんだか気持ちが楽になる。人って、すごく悩んでいる時でなくてもふと何もかも嫌になる時があるが、ほがらかに!を心がけるだけで気持ちが変わるなぁ。
電子書籍
ほがらか
2023/07/31 23:59
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投稿者:michaq - この投稿者のレビュー一覧を見る
ほがらかとは言えないような深刻な相談も多いです。
ただ、さかんに多様性と言われる現代社会で本当の多様性はなにかを教えてくれるように思います。昔は友達100人できるかななど歌ったけれど、100人皆んなと仲良くなくても良い、分かりあう必要はないがただ自分だけじゃなくて相手も相手で意見があるからお互い尊重すれば良いというスタンス、多くの人がそうであれば良いと思います。
紙の本
買って後悔する人はいないと思う
2020/10/21 03:57
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投稿者:socks - この投稿者のレビュー一覧を見る
鴻上さんは必ず良いことを言うから。
自分と同じ悩みが載っていなくても、鴻上さんの言葉の中に何かしら発見や納得がある。
そういう考え方できたらいいよねっていう感じ。
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鴻上さんのほがらか相談第二弾。私自身がこの本に書かれている悩みを持ったことはないが、周りにこう言う人いるなぁと実感しながら読めてとても面白かったです。
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よくがんばりました、
よくぞ相談してくれました、
間違ってないですよ、
あなただけではないですよ、
と、必ずまず受け入れてくれたり寄り添ってくれて安心できる。
その後のアドバイスも、易しい言葉、わかりやすい例えで理解しやすく納得もしやすい。
受け入れるところと否定するところの線引きも良かった。
また、似たような相談事に対し、相手の状態に合わせて答えを変えていて、本当にたくさんのことを考えてくれているのだなぁと。
(以前の相談者の時には言いませんでしたが、あなたの場合は勧めても良さそうでしたので、ともう一つの道をお話ししてくれていて)
「人は分かり合えない」という前提が、相手を許し、思考の目的が明確になる。
「分かり合えなければいけない」ということに縛られていたなぁと、すれ違いに悲しんだりしていたけど、すれ違いと共存する?という心の持ち方を身につけたい。
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図書館にて。
質問内容がますます朗らかじゃない笑
どんな質問にも真摯に、言葉を選んで答えてくれる姿勢が好きです。
鴻上さんの考えに一貫している同調圧力に対する反発、アンチの意見にはものすごく同意。
日本の生きづらさを少しでも変えようという意欲が伝わってくる。
この人の作品を、考えをもっと知りたくなった。
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一冊目ほど目鱗感なかったのは鴻上節に慣れてきたということかな?
印象的だったのは毒親を恨み続けるアニヲタの相談に感化されて、息子のラブレター捨てた話送ってきた親。人間いろいろだからなーとわかってはいるものの、こんな凝り固まった自分よがりの思考を貫けるひとがいるんだな⁉︎と改めてびっくりしてしまった。親という立場がさせるのか、その人が持ってる価値観がさせるのか判別は難しいけど、私は子どもの手紙勝手に盗み読む親にはなりたくないから、この相談と鴻上さんの回答は胸に刻んでおきたいと思いました。
私ならどんな相談送るかなーとかも思いながら読んだけど特に思いつかないのは、鴻上さんが仰るように、自分で考えて出した答えにしか自分を救えないことをなんとなく悟ってるからかな。なども思いました。相談するってだけで勇気だよね。すごい。
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さまざまな悩みに、鴻上さんがやさしく対話してくれる、といった本です。
誰それが悪い!とか
こうすべき!と言った鴻上さんの主張ではなく、
お手紙から真剣にその思いを受け取って
書いてくれているのだろう返事。
自分と重なるところにはウルっときたり
一方でニヤニヤ笑いながら読んでしまうくだりも多く。
疲れてしまった時に読みたい本です。
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鴻上さんの人生相談二冊目です。
一冊目と変わるところはなく、違う種類・内容の相談に鴻上さんが答える形式です。
前回のものと基本的に同じ感想で、様々な相談に対して親身にアドバイスしていて、しかも応用できるようなところが少しずつあり、読んでいても楽しい(というと語弊がありますが)ところも良い感じです。
が。
一問だけ、少し気になってしまった部分があったので、それについて書こうと思います。
【相談5】
「これまで容姿に対する男性の態度・言動に、ひどく傷つけられてきました」というもの
回答の内容をざっくりまとめると:
・ネガティブな人には誰も近づいてこないから、無理せず頑張って笑うこと。無理をしているのは辛いけれど、頑張って微笑むのには前向きな気持ちがある
・谷川俊太郎の詩を引用:『無表情に梅割りをすすっている彼女の Tシャツの下の二つのふくらみは コトバをもっていないからココロを裏切って 堂々といのちを主張している』という結び
それに対して、私が思ったこと:
まだ若いのだから、と言っているけれど、相談内容全文を見ても、少し疲れすぎて精神的に参っている感じの女性の悩みに対して「頑張って笑え」はちょっと違うかなと感じました。笑うのをやめてしまうのはもったいない、という風に言いたかったのかなと想像しますが、恐らく頑張って微笑んできたであろう彼女に掛ける言葉としてどうなのかな、というのが一点。
そして谷川俊太郎の詩について、詩歌とは言え、表現としては複雑な想いがしました。
女性として見られる性であることを自覚し、そこに傷ついている相談者に対して、彼女を傷つけてきた男性からの視点の代表のような内容ではありませんか?
そう思うのは私だけでしょうか。
前半、「世の中にはそういう男性もいて、その場合は小学生から精神面で成長していないのと同じ。そうやって自分は女性をジャッジ”する”側で、ジャッジ”される”側ではないと思っている人は、いずれ容姿の若々しさがなくなったころに他人にジャッジされて同じ苦しみを味わう」という主旨のことを言っていてなるほど、と思ったのに、後半でガッカリしました。
やはり男性と女性の壁は厚いのかなと感じてしまいました。
詩歌なんだから『二つのふくらみ』くらいいいじゃないか、と思う人もいるかもしれません。
(私は、そう思ったというだけですので……念のため)
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相談の答えもすごくいいです♪
でも何よりあとがきに納得。
自分で悩みを文章にすると、悩みが明確になり、解決の第一歩となる。
アドバイスしてもらっても、最後は自分の頭で考えることが正解へ辿り着けるようになる。
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今作も心がすっと軽くなる内容でした。
印象的な言葉を残しておきます。
・悩みは他のことで頭をいっぱいにすることで解決する。
・選択に迷ったときは好きなものから一つではなくやらないと後悔する方を選択する。受け身のポジティブ。
・リーダーシップとは情報を流通させるさせる人のこと。
視点を変えると悩みが軽くなるんですね。鴻上さんの考え方には納得させられるものばかり。そっと背中を押してくれる温かさもあります。読後も気分が心地良くなる作品です。
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第一弾に続き購入。
帯にブレイディみかこさんの【人はわかり合えない。その認識に立った回答がどうしてこんなにもポジティブなのか】とのコメントがあるが、本当にそうだな、と思う。
鴻上さんの回答がストンと落ちるのは、こうあるべきだ、とか、人と人は、特に親と子・兄弟・友達は話し合えばわかり合えるものだ、とか、そんな綺麗ごとや理想論に基づいた、どこを向いて発しているのか分からない回答、ではないからだと感じる。
親子だろうと夫婦だろうと、努力をしようとわかり合えないものはわかり合えないのだ、と言う前提の上で、それでも回答者の苦しみを和らげるために、具体的にできそうなことを提案してくれる。
わかり合えない=諦めるしかない、ではないことは救いになる。
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全く違う悩みでも、参考になる考え方がたくさん書かれていると思います。
鴻上さんが1番重視している「自分の頭で考えて欲しい」ということが、いろいろな提案によりできるようになれば前に進めそうです。
それにしても演劇をやっていると、こうまでも、いろいろな人の心の動きを観察し、受け取り、導くことができるようになるということが驚きです。
校則に関する作者の高校時代の行動には、感服しました。そういう若者の気持ちと行動に、きちんと向き合う教師がいてほしいと切に思いました。
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『人生にパーフェクトな正解なんてものはありません。僕がよく言うように、「人生は0か100か」ではなく、67点とか49点とか81点とかの結論を引き受けて、「それが人生さ!」と青空を見上げて生きていくものです。』
↑
125ページのここに感動した(笑)
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相談に対して、本質の部分を返答しているので、読んでいてすごくスッキリする。相手の表面上の問いに答えるだけなら、こんな気持ちにはならない。見抜く力がさすがだな、と思う。そして、口調が優しいのもあるし、相手に対しての思いやりがあるので、温かい気持ちになれる。