ドクダミと桜(新潮文庫)
著者 平山瑞穂
三津谷咲良、結婚4年目の34歳。成功しない不妊治療に焦燥を感じ、大学講師の夫とは微妙な関係に。徳永多実、咲良の小学生時代の親友。恵まれた家庭に育った優等生の咲良と異なり、...
ドクダミと桜(新潮文庫)
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商品説明
三津谷咲良、結婚4年目の34歳。成功しない不妊治療に焦燥を感じ、大学講師の夫とは微妙な関係に。徳永多実、咲良の小学生時代の親友。恵まれた家庭に育った優等生の咲良と異なり、高校を1年で中退、パートで働くシングルマザー。二人が19年ぶりに再会し、止まっていた刻(とき)が再び動き始めたら――生まれも育ちも、そして住む世界も違う二人の女性の友情と葛藤と再生を描く、感動の書下ろし。(解説・大矢博子)
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ドクダミと桜
2022/08/13 19:37
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校時代に親友であったものの疎遠になっていた友人と久しぶりに会うことに、というありがちな展開かと思いましたが、貧困の連鎖、不妊治療、新興宗教も絡んできてなかなか読み応えがありました。不妊治療を受ける女性の描写や、著者のお名前から女性だと思い込んで読んでいましたが、カバーの写真を見たら男性でちょっと意外でした。
例えドクダミと桜のように全く違う境遇でわかりあえなくても、同じ植物同士どこか馬が合うということは大切なことかもしれないと思います。