万葉恋づくし(新潮文庫)
著者 梓澤要
万葉歌人は、じつは恋愛下手でした――。若い大伴家持から恋歌を贈られた年上女性の、理性と情熱の揺らぎを描く「年下の男」。夫に愛想を尽かした妻が出した結論「しゑやさらさら」。...
万葉恋づくし(新潮文庫)
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商品説明
万葉歌人は、じつは恋愛下手でした――。若い大伴家持から恋歌を贈られた年上女性の、理性と情熱の揺らぎを描く「年下の男」。夫に愛想を尽かした妻が出した結論「しゑやさらさら」。恋の歌が苦手な女の前に現れた庭を愛する男との、不意の出来事が胸を焦がす「恋の奴」。その他、下級役人の滑稽な同棲「紅はかくこそ」など全七編。歌人たちのおおらかで不器用な恋の一瞬を、みずみずしく描く傑作。(解説・上野誠)
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恋文
2020/03/23 01:06
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投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
万葉集に本歌取りした数葉のラブレターのような短編集。
現代のように邪念の混じりにくい、
もっと生身の人間の恋愛模様。
万葉集に本歌取りしたせいか、
女性目線が中心です。