贖罪
著者 著者:湊かなえ
15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入り...
贖罪
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った――あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!?
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
すごかった。
2012/10/06 22:28
6人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かほるん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ドラマを見てから本を読みましたが、本のほうが迫力があったし、面白かった。
素晴らしい。
2016/02/28 16:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ホンヤマ - この投稿者のレビュー一覧を見る
一つの事件でも人によって感じ方が違っていて、どこの部分を濃く覚えているかによってその人の人生をここまで大きく動かすのかと思いました。
素晴らしい本です
2024/10/29 17:10
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
引き込まれて読み進める手が止まりませんでした。登場人物それぞれの立場での語り、繊細な心理、誰にでもあるネガティブな部分が深く広がっていった様子が、4人の女性の気の毒な気持ちと共感とが、交錯して現れます。
とても面白かったです!
2024/09/13 23:23
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:なこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
初、湊かなえ作品です。とても面白かったです!4人の少女が、友達を殺された1つの殺人事件(というか被害者の母親)に囚われ、それぞれがそれぞれの囚われ方をしながら成長し、自分もまた人殺しになるストーリーが、独白されています。最後は、被害者の母親の独白で事件が終息しますが、1人の独白が終わるごとに犯人に近づいていく様が、とても面白かったです。
贖罪
2022/05/29 02:07
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:レッドストーン - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊かなえのイヤミスの本流ここにあり。世界の黒沢清によって映像化もされていているのでそちらもおすすめ。脚色がうまいです。
けれどそれがいい
2018/03/19 10:22
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:暇ではいけないはずの誰か - この投稿者のレビュー一覧を見る
重い、暗い、どす黒い。だけどそれがこの作品の魅力。
それに、主観というものが如何に当てにならないか。
私たちは、常に頭の中でバイアスをかけ続ける。そんな単純な事実に気づかせてくれる本。
ちょっと怖かったです
2013/06/21 14:19
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:rerere - この投稿者のレビュー一覧を見る
1つの事件が、かかわった子供たちの人生を狂わせてしまい、大人になっても苦悩の人生を送ることになる。
読み終わった後はちょっと重い感じが残りました。
重い
2019/05/27 22:43
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:がんちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わった後も言い知れぬ思いに引きずられた。都会と田舎、育った生活環境の違いから生まれる価値観の違いが、負の連鎖を生む根源に。娘を失った母親が被害者でもあったり加害者でもあったとは。
イヤミス感は低め
2018/11/19 11:38
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
湊作品の中ではイヤミス感は低く感じたはしたけど、幸せが目の前にあるにも関わらず壊れていく様はやっぱり湊作品。独白形式なのはいつものパターン。目撃者である4人は、ある人が伝えた言葉で悲劇を生む。にしても、全員がどこかで自分は被害者で、今まで辛かったのよ…的なセリフが出て来て、独白の回が進むにつれて興冷めしていく。それを考えると妊娠した由佳が1番正直者で好感が持てた。変質者が多いのは、湊さんならではですが、マトモな男性登場者があまりにも少な過ぎる(笑)でも、いつも通り読みやすかった。
因果応報では済まされない悲劇の連鎖
2018/06/20 21:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある田舎町で、友達である女の子の殺人事件に遭遇した4人。娘を殺された母に恨み言を吐かれたがために、人生が狂っていく面々。そして最後に判明する、意外でもあり皮肉な真相。因果応報では済まされない悲劇の連鎖でした。エドガー賞にノミネートされたのも納得の筆致で、さすが湊さんと思いました。一方で、小説以上に陰惨な事件が現実に多発していて、感覚が麻痺してきているのか、いわゆる「イヤミス」と感じなかった自分が怖いです。
ここまで追い詰めなくても…
2015/10/03 07:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る
「あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい」
被害者の母親から言われたこの言葉で、その後の人生において追い詰められた選択をしてしまった4人の女性たち。
言葉の力は凄まじい。
おぞましくて面白い
2015/05/09 19:10
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:カモメ - この投稿者のレビュー一覧を見る
友人の強姦殺人事件によってトラウマを負い、人生を狂わせてしまう4人の少女の行方を描いた作品です。
とにかく重くて暗くて陰惨なのですが、続きが気になって読む手が止まりません。
明かされる事件の真相も非常に胸糞が悪いです。
とても楽しめましたが、「告白」の劣化版かなあ、という印象は否めません。似たようなノリの話です。
映像化
2015/04/27 15:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名からかなり暗い内容だと思いつつも一気に読了しました。最初の章の『フランス人形』からとてつもなく重苦しいが、ついつい読ませてしまう湊マジックに完敗です。四人の女性に降りかかる悲劇の連鎖、苦悩と絶望。このような重苦しい内容でも希望の光がありそうなので、湊かなえさんの作品が多く映像化されるのも頷けるとも感じた。
のめり込む
2021/03/14 18:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:帛門臣昂 - この投稿者のレビュー一覧を見る
のめり込んでいく感覚が心地よい。
私は最後まで読んて、スッキリした。
しかし、人を選ぶとは思う。
私の友人は苦手だと言っていたし、、、。
追い詰める
2016/03/11 23:24
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:おさる - この投稿者のレビュー一覧を見る
ひとりの女の子が殺され、
その事件の関係者の4人の女の子が
追い詰められていきます。
彼女たちの告白や葛藤は、
誰にでもある感情で共感するところもあります。
悲劇の連鎖は止まるのか、追い詰められていきます。